投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
前半は読みにくいと思っていたが
後半からの展開はヤバし。
非常にテンポも速く、のめり込んでしまった。
怖さのベクトルは違うけど、下手なホラーより全然怖い。不条理。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
人生って何があるかわからない、
血が繋がっていなくても、家族であることは真実だ。
草介が家族の中では1番好きだった。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
世界優しさ選手権
上位入賞常連の草介と
タカシマ家を優しく照らす虹になった千代子が
泉と宝がきっと作り上げる
丘の上にある虹色ガーデンに
月夜の晩に掛かる虹の架け橋を
4人で眺める夢 叶いますように…
小川糸さんの紡ぎ出す
人と人の絆に僕の心はいつも震える
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
先が読めてしまう本だった
この次はもしかして、ドラマとかにでてきそうなパターン? と思ったらまさにそれ
ジェンダーレスには理解あるほうだと思っていたけど、この結末はちょっとね…
何が正解かと言われると答えられませんが。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
にじいろには色んな意味が含まれていた。終盤はボロボロ泣いた。4人家族のお話で、4章は1人1人の視点によって描かれていて、愛が溢れている作品。小川さんの作品はかたつむり食堂がはじめてだったけど、今回も本当にいい作品。全部読んでみたい。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
ラズビアンカップルのじーんとくるやわらかいお話。
「世界がすべね同じ一色なったら、つまらないじゃない。でも、どんなに数が少なくても、ちょっとそこに色彩があるだけで、世界がグッときれいに見えるでしょう」
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
胸が何度も何度も苦しくなった。
人間の弱さ、優しさ、儚さ…
苦しいけど、読んだ後、心から湧き出てくるものがあった。
プロローグの意味がわからなかったけど、読んだ後もう一度読み返した。泉ちゃんと千代子さんだけの関係じゃない、草介と千代子さんとの関係も描かれているような気がした。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
思いがけずLGBTの物語。
最初の描写に正直嫌悪感を抱いたけれど、その後の何十年を見てきて応援せざるを得なくなった。
子どもを育てることということは、自分の実の子どもであろうとなかろうと尊い。
悩んだり共に喜んだり、他者と真剣に向き合うことで人は内面が成長する。
子どもたちはごく普通の家庭を知ることはできなかったけれど、誰にも味わうことのできない幸せを与えられた。
彼女たちのスローライフはとても魅力的だ。
愛が一瞬でも迷えば崩壊する危なっかしさがあった。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
電車に飛び込み自殺をしようとする少女を助けた泉。
なんだか駅で見かけるようになってから気になっていた少女だった。
泉は7歳の息子を持つ離婚協議中の母親。同性なのに、どうしてこんなに気になるんだろう。
つなぎ止めたい一心に、そのまま自宅に呼んで、屋上で一緒にご飯を食べる。少女の名は千代子。歳は16も違うが、二人は徐々に打ち解けていく。
そういう生活が何日か続いたある日。
千代子から突然キスをされて、好きだと告白をされる。
それからの展開は早かった。
二人は気持ちを確かめ合い、泉の息子、草介を連れて山の中にある家に暮らすことを決める。
彼女たちはそこをマチュピチュ村と呼んだ。
のち、千代子は過去に関係を持った男性との間に命を授かったことを知る。
彼女を宝と名付け、家族4人でゲストハウスを経営しながらスローライフを送る。
4章からなり、泉→千代子→草介→宝と主人公が変わり、時が流れるのも早い。
女性同士の同性愛が大きく描かれているが、それが物語のメインテーマではない。
家族には様々な形がある。そして、時に周りから祝福、理解されない場合も。
主人公たちのたくましさには感心せざるを得ない。
終盤は怒涛の展開。
この後どうなったんだろう…。
小川糸さんは意外にも読むのは初めてだった。この他、どういう作品を描く方なんだろう。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
初っぱなからの展開に少し戸惑ってしまったけど、こんな家族のあり方もいいのかもと読み進められた。
病に冒され逝く者が残すもの。
残された者がこれから進むもの。
ほっこりして、じーんときて
そうそう、前に進まなけゃとの感想になりました。
著者、やはり食が欠かせませんね。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
レズビアンマザーと子ども二人の物語。
自分は偏見を持ちたくないと思っていたけど、読み始めは何となく違和感を感じてしまった。
でも読みすすめるうちに、男女の愛より強く結ばれて幸せな家庭を作り上げていく様子に涙した。
ただ、ラスト。草ちゃんの本心は辛かったのか、と感じされるところが、モヤモヤした。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
結構な勢いで展開していく内容だった。
「現実世界では無さそうな話だなあ」とは思ったけど、人の温かみに触れられて良かった。
ハワイに行きたくなった…
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
自殺しようとした女子高生とそれを止めた主婦との心の交流の話かなと思っていたらなんと恋愛関係になり駆けオチするという衝撃のスタート。
恋に落ちる過程があまり共感できなかったので展開についていけないかもと思ったけど、恋愛相手が異性か同性か関係なく、恋に落ちるとはこういうことなのかもしれない。
マチュピチュ村での生活をスタートし、そこから語り手が代わりつつ結構なスピードで話が進んでいく。どこか現実的ではない感じは受けていたけど、日常に対する繊細な感性は読んでいてとても心地よく、好きな人と共にある奇跡、自然の壮大さ、家族の在り方について考えさせられ、いつのまにかマチュピチュ村にいるタカシマ家がとてもいとおしく思ってくる。
なのでハワイ帰国後の展開は辛くて悲しくて、作者にちがう終わり方にして欲しかったと思った。
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
小川糸さんの「にじいろガーデン」読了。母二人、子二人の家族の物語。読み始めて想定外の展開で驚いた。同性愛者タカシマ家の村での生活が描かれてます。少ない愛の形ゆえ、生活の難しさもある中、それぞれ性格の異なる家族がバランス良く補いながら楽しく生活していきます。読みながらクスッと笑うところもあれば、泣きそうになるところもありました。読後の印象としては優しく温かい物語だなと。そして表紙に目を向けると、表題の意味や四人の絵の理由がスッと入ってきます。タカシマ家の新しい一歩を踏み出すラストも良かったです♪
投稿元:![ブクログ](//image.honto.jp/library/img/pc/logo_booklog.png)
レビューを見る
攻めた設定で心にズンとかキュンとかくる物語を描くイメージ(自分評)の小川糸。本作ではLGBTの女性二人とそれぞれが生んだ子供、計4人の家族を描く。
LGBTに関しては、俺だってとんねるずのホモ尾田ホモ男ネタで笑ったりというつい最近までの過去があってエラそうなことは言えない。
自分と違う価値観や愛情表現についてどう受け止めていくかは本当に難しい課題で、立派とは逆方向の人間性である俺にできるのは、教養を高め知性を磨き、理性や倫理、想像力を高めて、人格を改造するしかないと思っている。これはもう人生ずっと最後まで続ける課題だろう。
登場人物の中では草介に一番感情移入した。気配りができて優しくて自分は常に一歩引いたところにいる草介。周囲に気を使い、奉仕し、みんなから「良い子、良い人」と言われ続けた草介の未来の姿…。
数字の4のように足を曲げた寝姿の真の理由を読んだとき、ハワイからの帰路、心の中で電話のベルが鳴った時、イヤな予感はしたのだが、こんな救いのない終わり方はさすがにキツい。ハッピーエンドが正しいとは言わないがそれにしても荒むなぁ。