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紙の本

令嬢のプライドと現状の享受

2017/06/11 18:46

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:DSK - この投稿者のレビュー一覧を見る

凌辱路線かとミスリードするタイトルだが、この作者だけにそんなことはなく、むしろ美少女文庫を始めとするジュブナイルポルノで上梓されてもおかしくない内容をフランス書院文庫向けにアレンジしたかのような作品と言える。ただし、ヒロインによってはアレンジし切れていないというか、よくもまぁ、このような推定年齢のヒロインを登場させたものと驚く側面もある。作中でヒロインの年齢が示されていない理由の1つであろう。

かつては名を馳せた名家が没落してしまい、そこで使用人助手として奉公していた若き主人公が後に財を成して家ごと買い取り今は主人になっているという設定には妙味がある。かと言って「ご主人様」の特権を乱用して高飛車に振る舞うでもなく、サブタイトルのように「言いなり」にさせるでもなく、今も変わらぬ忠誠心と、元より純朴な心優しい少年(青年?)として3人の姉妹に接している。これは最後までブレずに貫かれる。ただし、没落した自虐から卑屈になったり遠慮したりのヒロインを諫める際にチラッと用いられることはある。

令嬢としてのプライドが高く、かつての使用人たる主人公へ最後まで心を開けないのは長女らしい矜持の表れでもある。生真面目な堅物だけに素直になれないと言えばそれまでだが、主人公の真意を測りかねていることもあり、仲良く接している妹達を庇う意味合いから身代わりを申し出たりしている。これにより交合は最後なるも序盤から主人公との戯れが描かれることで1ヒロイン1章といった紋切り型に陥らない構成に寄与している。友人によって自らの落ち目を自覚させられたりもして心が最も乱高下するキャラだが、最後は主人公によって報われている。

窮地に陥った自分達を救ってくれた主人公は恩人にしてヒーローだと目を輝かせる次女。年も近いようで以前から親しかったようでもあるが、今では自ら進んで「ご奉仕」する喜びに目覚めている。恋に恋するお年頃っぽさもあるが、積極的な行動によって官能面での役割は小さくない。恋仲になっても主人公の視線が長女へ向くことには一抹の寂しさも覚えており、その意味では最後まで乙女チックな可愛らしさを振り撒いていたとも言えそうである。

「お兄ちゃん大好き!」な妹キャラ全開の三女ではあるが、病弱で床に臥せることも多いために落ち着いた存在。それだけに幼さがより強調されているようでもあるのだが、兄と慕う主人公や姉達を想う気持ちは強く、遂には女の目覚めをも迎える。傍から見れば「こんな幼女にナニをヤッているんだ主人公」とのツッコミも禁じ得ないところだが、三女の強い気持ちと3姉妹への態度を変えない主人公の清い気持ちが結ばれた結果と思えば作中の世界を逸脱するものではないとの見方もできよう。

作者好みのフェチズムもしっかり網羅された官能描写は申し分ない。何より家柄でなく人として3姉妹を慕い、慈しみ、愛情を傾ける主人公の好青年っぷりが本作を筋の通ったものにしている。

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