紙の本
ウッドデッキ作りたい
2017/10/26 08:49
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投稿者:seko - この投稿者のレビュー一覧を見る
ウッドデッキの作り方、ニワトリの絞め方、シカの解体の仕方など、参考(?)になる。写真が全てカラーで解りやすい。ウッドデッキはいつか作ってみたい。ニワトリも捌いてみたい。
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都市での自給自足を目指した手引書。また、DIYへの志向も記載されており、アウトドア志向な方々は一読の価値ありと思う。
ただ、前著のサバイバル登山程のユニークさを求めるのは酷か。どちらかというと、都会でも出来るサバイバル内容の一覧だと思って読むと良いと思った。
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著者の本はずっと愛読していますが、とうとう都会でもサバイバルが始まりました。もう「人生がサバイバル」といっても過言ではありません。
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ウッドデッキの作り方、ニワトリの絞め方、シカの解体の仕方など、参考(?)になる。写真が全てカラーで解りやすい。ウッドデッキはいつか作ってみたい。鶏も捌いてみたい。
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「自分の頭で考えろ!」
むかし尊敬していた人が言っていたことが,本書のあとがきに書いてあり,久々に思い出した。
さまざまな場面でおこなうDIYや自給自足的なものを紹介した本。すべてがすぐに使えるわけではないが,自分の身の回りでできることを考えるいいきっかけになる。
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サバイバルというか、田舎での自給自足生活。
鶏を飼い、卵をとって締め、鹿を撃ち野菜を作り、家を作る。
分厚いが写真が多く読み進む。
内容は興味深い。
ただ、鳥や獣の解体など、写真は人によってかなり強烈に見えると思うので要注意。
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サバイバル登山家服部文祥が大都会横浜で実践し会得した食料の半自給自足+道具・住居のDIYのやり方を惜しみなく紹介してくれている。自給自足やDIYの参考書は山ほどあるが「服部文祥はこうやっている」という部分が何より本書の魅力的な部分であると思う。
以前情熱大陸でちらっと服部家の外観を見たときは町はずれの傾斜地に建てられた昭和的新興住宅なイメージだったが、傾斜地が広い服部家の庭であることを初めて知って、土地の使い方は何より工夫次第なんだなあと思った。
服部家最大のご馳走「ミドリガメ鍋」、実際に採って食べてみたいけど捌く敷居がめっちゃ高そうで中々行動に移せない...一生のうちに食べる機会あるかなあ。
読んでて気持ちをわくわくさせてくれる面白い一冊でした。
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著者のサバイバルもついに自宅での生活まで及んできた。横浜でこのような生活をしていることが驚き。また写真や奥さんのイラストが豊富でわかりやすい。(生き物の解体写真は人によっては苦手だろうが!)
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「生きる」ために頭を使い、体を動かしたことがあるか?
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都市に、いや田舎であっても、自分で何から何までやる、という必要がない。というより、その術を身に着けていない。
食べ物ひとつとっても、お金以外で入手するのは1日分だって無理だ、建物が壊れても、乗り物が壊れても、自分ではどうにも出来ない、という人が大多数ではないか。
僕はそういう社会で、その便利さを享受してはいるものの、これはまずいような気がすると、出来る限りのことは「自分でやる」ということを心がけてきた。とはいえ、生き様のようなものではなくて、半ばなまっちょろい趣味のようなものである。
だが。この著者は、そんなものではない。サバイバル登山で知られる著者だが、今回は都市でそれに近いことをやる、というもの。サバイバルという言葉は、営業的な面もあって、実のところは日常のことである。
問題物件とされる不動産を手に入れ、それを極力自分で直し、周囲にあるものを食べる。なんて書くとさらっと終わってしまうから、もうちょっときちんと見ていこう。
「衣」 身を守るということと、自分で治すということ。シベリア抑留者がもっとも重宝したものが針だったという。衣類は生命を左右する最重要装備。
「食」 うまく行かなかったら食べちゃうぐらいの覚悟で、として鶏を飼う。鶏の飼い方も丁寧に開設されているが、バラしかたもまた丁寧で(まだ経験が少ない、としながらも)、さっきまで可愛がっていた鶏が、美味しそうな鶏鍋になる。
みんなが食べれば外来種問題は解決する、として、ミドリガメやアメリカザリガニ、ウシガエルを食べる。これも詳細解説付き。ミドリガメは圧倒的に旨いそうだ。あと外来種じゃないけど、アオダイショウの食べ方も詳しい。
ハクビシンを捉えて殺し、解体する。哺乳類の解体技術はほかの脊椎動物にも応用できるそうだ。
「住」どうしても食のところが目立ってしまうが、手に入れた住まいを自分でなおし、あるいは拡張する。作っているときより悩んでいる時のほうが面白い、としながらも作る。
「考えて、行動し、また考えるということ」と題して著者の考えが記されている。何かがわかるというのは、実は無為に見えるような時間の積み重ねかもしれない、と。ここで「わかる」という言葉を使うのは気が引けるが、よくわかる気がする。
ともかく、自分が世界にどう関わるか、ということを能動的につきつめていくと、こういうことになるのだろう。自分が生きるためのものを、自分の頭と体を使って調達する。このことを、強く強く意識させられる。「生きる」ということはサービス享受ではない。サバイバルというよりも、都市がもたらすものを使ったブリコラージュといえようか。
300ページ超、オールカラーで、まったくもって素敵な本である。書を捨てずに外へ出よう、という気になるね。