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『横浜大戦争』蜂巣賀敬明・著・文藝春秋
2017年6月15日発売予定
松本清張賞受賞後、蜂巣賀敬明さん第1作。
個性豊かな横浜の土地神たちが戦いを繰り広げるエンタメ小説です。
突然、戦うことになった神々たちの葛藤、
徐々に明かされていく神々たちが抱える問題…。
ぐいぐいお話の中に引き込まれます。
私は装丁画と土地神たちの名鑑イラストを描かせていただきました。
どうぞよろしくお願いいたします。
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横浜の各区の土地神が、横浜最上位神をかけて、争うと言うなかなか斬新な設定の話。
それぞれ各区の特徴を備えた神が揃っており、笑える。
しかし、いかんせん話が冗長すぎると感じる。この2/3以下に圧縮した方が良いのではないだろうか。
若しくは人類側からの視点を加えて、同じ枚数にするとか。
それにしても最後の勝者が、以前住んだことのある、長閑なあの区とは。
全体的に市民ならイメージしやすいと思うが、はたして・・・
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【横浜の中心を決める神々の戦い! はまのゆか・絵】保土ケ谷の神、中の神、金沢の神、ある日突然、神々の戦いが始まる。なぜ? 勝者は? 清張賞作家の超弩級エンタテイメント小説!
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市町村に神がいるという世界の話。
横浜市の各区を治める神が、横浜市の神から、横浜市の1番の区を決めるための戦争を指示され、それぞれの区の神が争うことになる。
実際の区を代表する観光地や、その区の雰囲気を感じる描写があり、横浜にゆかりがある人が読むと、わかるわかる!と納得できる部分が多々あり。
保土ヶ谷区の神を中心に話が進む。
神を擬人化し、人間のように振る舞っているが、実際の戦争には神の力が使われるため、人間に見つからないところで漫画のような派手な戦いをする。
人間の悩みと同じような悩みを持っていたり、人間のように煩悩だらけだったりするが、それぞれの神は区のイメージ通りの性格で面白い。
瀬谷区に爆笑w
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住んだことのある区や、行ったことのある場所に対して、変な感情移入をしてしまう…(^^;;
ちょっとダラダラ感があるのは否めないけれど、楽しいだけではなく、横浜の歴史とかも分かって面白かった。
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横浜の大神が、「横浜大戦争」の幕開けを宣言。
横浜を司る18の土地神が横浜の中心を決めるべく戦いを繰り広げる…
それぞれの区を上手く擬人化している。
それぞれの成り立ちにならって、兄弟だったり、親子だったりするのも楽しい。
はまっこなら、楽しめる本です。
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各区の神が戦うなんて横浜市民としては興味津々!区の特徴を上手くいかしたキャラ設定で面白かった。分区の歴史がよくわかったのもおすすめポイント。青葉・都筑が新しいのはわかるけど、他も思ったより古くなかったのが驚き。
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横浜市のそれぞれの区の神様が突然戦い出すという、ある意味荒唐無稽なお話。
でも、それぞれの神様や、神器がなんだか妙に特徴を捉えていて笑えました。
知ってる地名とか出てくると嬉しくなっちゃうし、神様同士の会話とかに、妙にうなづいたりして楽しめました。
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横浜市の区の神様達による戦あり、家族愛ありのエンターテイメント。横浜市民でない人は、ラノベ風でイマイチかな。歴史が詳しく書かれているわけでもなし。
自分が住んでいる区の神様がどんなキャラで、どんな役回りかきになるところ。なかなか面白く読めました。
保土ヶ谷がどうなったか、その後の続編があっても読むかなあ。
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初読み作家。
横浜の大神の号令の元、横浜市のそれぞれ18の区の土地神たちが、横浜の“中心”を決めるために戦い始める。
横浜に住んでいたり、土地勘がある人は楽しめるだろうが、知らない人には少々きついかなと。各区の特徴や、小ネタなど満載で個人的には楽しめた。巻末の土地神様の名鑑も良かった。
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おんもしろい!
同人誌的なノリが好きな人は好きだと思うなー
キャラがみんないい味してるんだ。
土地神とか神器とか…心揺さぶられるフレーズのオンパレード!!(笑)
行ったことがある場所、住んでる場所への想いが強くなるってもんですよ!
私のイチオシは磯子です!!
是非とも続編を希望します!!
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ランドマークタワーの六十八階で、横浜の大神が「横浜大戦争」の幕開けを宣言。大洋ホエールズのユニフォームを着ている保土ケ谷の神を主人公に、戸塚・泉・栄の三姉妹、それぞれ身勝手な鶴見や金沢や港南、港北・緑・青葉・都筑の擬似家族、横浜中心部を司る中・西の姉弟などが、横浜の“中心”を決めるべく、くんずほぐれつの戦いを繰りひろげる。舞台は旧ドリームランド、山下埠頭、こどもの国などに展開し、驚くべき結末が待っている…。前代未聞にして空前絶後のエンタテイメント長編。
横浜市内の18区を治める土地神として、各区の擬人化されたキャラクターたちが主人公。
面白おかしいだけかと思ったら、家族内のすれ違いや、他人を信頼するということの大切さ、自分の領分に責任を持ち、役割を全うすることの難しさなど、考えさせられるテーマがあり、ストーリーも読み応えがあった。
巻末には、各神々のイラストや性格などが書かれており、具体的にイメージしながら読めるのも楽しい。
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市外在住、もしくは市外からの移住者にこのノリが伝わるのかやや疑問。読者のツボが非常に狭いとは思うが面白い。
戸塚、その言葉遣いはなんじゃ・旭、見直した・鶴見...いいのかそれで。
瀬谷と栄、オイ。いや確かに某大手不動産会社がテコ入れしてるからな。
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区の擬神(人)化。
緑、保土ヶ谷、西に住んだ身としては何となく活躍が嬉しい。
やはり「住めば都」が日本人の源流か。
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保土ヶ谷区に住んでいるので、保土ヶ谷区が主役な点は感情移入し易かった。また、新入社員時に配属された鶴見区もなかなか強かった。
しかし、内容はラノベである。
横浜市の各区の土地神がそれぞれの武器を駆使しながら、戦い合うという展開。
比較的誕生の新しい区は、元の区の弟妹や子供であるという設定であるが、なかなか家族間の恥ずかしいやりとりもある。
こういう設定についていけない人は読むのが辛いと思うし、設定が興味深いと感じる人であっても、話の軽さに閉口するのではないか?