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ほぼ一気読みした。
澤村伊智さんは、複雑な人物関係と伏線を描くのが上手いなぁといつも思う。
砂まみれの家。気色悪いなぁ。
読んでて、土壁の匂いとか気になりだしたし。
明日から、部屋に落ちている猫砂の粒とかも気になりだしそうな予感。
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『ぼぎわん〜』民間伝承の怪物
『ずうのめ人形』都市伝説の怪物
『キリカ』サイコキラー
そして『ししりばの家』家に住みつく妖怪
4作品で4種4様の化物が出てくるが
どれもこれも、なんだか似たような感じで。
ホラー小説というジャンルだけど怖くもなく。
今回の作品は装丁も文章の配列も
作品の世界観をとても大切にされているが
相変わらず出てくる化物のバックボーンが弱いから
惹かれないし、引き込まれない。
こんなことを書いて載せたら隼樹に狙われて
殺されちゃうかな。(笑)
最後、化物が隠れている箱を
警察とともに湖に持っていき
爆弾で処理するという
相変わらずの力技で締めくくった。
そのまま、山奥の廃屋にでも置いていけばいいのに。
なんだか『ししりば』が可哀そう。
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夏になると手をつけちゃう、このジャンル。
前二作に比べたら、終始冷静でいられた(個人比)
けど。
ちょっと立ち止まって考えちゃうとひやっとするな。それが普通になってる?それが当たり前になってる?…
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登場人物(比嘉家女子)は前作からの一連の流れなのね。ミハルの姉の話だったのか。
勇大がいいやつになった途端に殺されちゃうのは残念。
すごく怖いわけではないけど、不気味に怖い。
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その家は、何かがおかしい。妹の霊、積もった砂、すべてが異常なのに平然と暮らす人々。その家に一歩足を踏み入れれば、もう普通には戻れない。
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「ぼぎわんが、来る」のシリーズなのかしらん?
比嘉琴子さんが登場します。
同級生の「夜逃げ」した家へいたずら心で侵入した少年たちが次々と精神的におかしくなるという事件。
その当事者の一人・五十嵐。
大人になった今もその時から心を病んでいる。
で、その家は…
今は幸せそうな2世帯夫婦が住み…
と見えていたのだが、実はこの家には…
という話。
紙面の文字遊びが「おお~!」でした。
え?内容?
内容は…そうね~マンガのよう…かな。
比嘉琴子シリーズって感じかな。
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こちらも図書館企画、本の福袋「怪談」に入っていた本。
いやー、ホラー小説ならまだイケる。
それでも恐いけどね(笑)。こんな家があったら絶対近づかないな。ってそもそも家に行く前に気づけるわけもないけどね。
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面白かったー!今回も一気読み。
今回は琴子の話やった。
相変わらず最後どーなるんやろって場面もあるけど、基本的にはハッピーエンド。
比嘉シリーズは全部読むのに夢中になるので、続編希望!
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子供がいる身としては、「こ、これで子供の人生狂わされたらたまらんわ!!」というのが正直な感想。
いやしかし……怖い……この家の状態は怖い……
砂……砂が積もってたら怖いヨォオオオ
果歩夫婦の巻き込まれ具合にもほどがあろうよ。
とはいえ、何度も言うけど、この著者は「微妙な夫婦のすれ違い」を書かせるとピカ一!!
そして少年の頃、この家に赴いたがゆえにおかしくなってしまった青年が少し強くなれたのはよかった。本当に。
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面白かったー。
やっぱり、この作者の作品は引き込まれるなぁ。
ししりばとか、ずうのめとか、ぽぎわんとか
なんだか、おどろおどろしいネーミングセンス
すごいよね。
名前だけで、不吉な感じがするもん。
今回は、ホラーあるあるの、何でそんな行動
とっちゃうの!?って、イライラするシーンが
多かったなぁ。
個人的には、比嘉琴子にもう少し、霊能力での
活躍がほしいなと感じた今日この頃。
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今回対峙するものは家に憑いているなにか。偶然出会った旧友宅に出かけるとそこかしこにある砂ぼこり、いや、流れるほどの砂。ざざざざ、さらさら、にちゃ、など背筋を寒くする擬音が恐怖を煽ります。現在は平岩家となっているこの家ですが、過去この家と関わってしまった男性視点でも話が進んでいき、琴子も登場して目が離せません。得体のしれないものの正体に関して、こういう発想はなかったので驚きました。前三作に比べるとインパクトは弱いかもしれませんが、リアルな砂の不快感が長く残るしっかりとしたホラーでした。
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ししりばのせいかはわからないが、果歩軽率すぎない?指輪探しに行くくだりとか、子供部屋で目覚めたあたりとか。ちょっと辟易した。
比嘉琴子が万能キャラじゃないっていうのがまた好き。面白かったけど、ラストの橋口妹のくだりはよくわからなかったです…なにか読み落としたのかな…
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琴子が覚醒する原因になったバケモノとの因縁対決。時系列はぼぎわんの前。
砂に浸食されていく描写が巧みでひたすら気持ち悪い。
ただ、最初読んだ時は呑み込めなかった事象もあった。
琴子たちが遭遇した時代に住んでいた橋口家では死んだとされた妹はネグレクトされていたということだった。
ししりばは犬に弱いとのことで、橋口家が犬を飼っていなかったら妹が虐げられていることを見逃さなかったのだろうか。
もうひとつ不可解だったのは、平岩家が生霊に苦しめられていたこと。
呪詛の品が「アンインストールされた」から「物理破損されたので無効化」となったのはししりばの仕業なのだろうか。
半年経ってから解決したが、平岩妻に子供ができたから守るシステムが発動したということなのかな。
怪異が終わったと思ったら別の原因があり、そちらの方が大きかった、というのは怖さが更新されて良かった。
指笛で老犬が駆けつける場面などはワクワクしながら読めた。
だが、このパターンに慣れてきたせいか、今ひとつ怖さやバケモノ対決の派手さがなかったように感じる。
もっと比嘉家の活躍が読みたいのでこれからも期待したい。
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図書館で借りた本。砂の女ではないが、アリ地獄のような家でジワジワと狂っていく人間に襲われる恐怖。ホラー特集コーナーにあったが借りて良かった。ぼぎわんが、来るも好きな作品だったからこの作者とは相性良さそうな気がする。
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時系列では第1作目にあたる比嘉琴子覚醒にまつわる話。
同級生が住んでいたが、夜逃げをして幽霊屋敷と言われようになった家に探検に行く子供たち。
そこは、ししりば が守る家だった。
と言った話。相変わらず良く練られていて面白かった。