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いつも誰かといる、だけど人間関係に疲れている。そんな人のための本だろうか。
日頃から1人でいることが多い人からすると、読んでいてあまり目新しい発見はないのかなと思う。
心持ちの話ばかりで、具体例があまり無かったのが、個人的には残念。
実践例としてあった瞑想は、集中力の切れた時とか、生活に取り入れようと思った。
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「Lonely」ではなく「Alone」を受け入れること。
わかっていてもなかなかできないけど、
アンガーマネージメントと瞑想は
してみようと思った。
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精神科医として多くの人と接する中で得られた結論。現代人特有の不幸を生み出しているのは、人間関係が人生のすべてになってしまっていること。生存戦略は、ひとりぼっちの時間をとり戻すこと。
精神科というと精神疾患を連想しますが、悩みの方が圧倒的に多いんだろうことがわかりました。
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ほっといても続く人間関係。
ただそこから逃げてひとりになろうという安直な話ではなく、感情の移り変わりとの向き合い方を指南してくれた本。
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人間関係に疲れた人が読むのにはいいと思います。
群れから離れることを提唱していて、本当の才能は群の中では評価されない、社会的な成功だけ追い求めても意味がないなど良いフレーズが登場します。
人生は瞬間的な決断の連続であり、車を運転しながらルートを決めているようなものであるというフレーズがとても心に残りました。
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人生の活力は、群れの外で充電する…他人に癒してもらってはいけない。郊外の公園、お寺やお墓を訪れる。心の隙間を他人に埋めてもらおうとする試みは必ずと言っていいぐらい、失敗する!
心のカーテンを開く…他人に一切「期待」しない。毎回「はじめまして!」という気持ちで接する。
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請求記号 498.39-ナコ
資料番号 300572518
新潟医療福祉大学図書館 蔵書検索(OPAC)
https://library.nuhw.ac.jp/opac/opac_details/?reqCode=fromlist&lang=0&amode=11&bibid=1000096195&opkey=B158834399331232&start=1&totalnum=16&listnum=1&place=&list_disp=50&list_sort=0&cmode=0&chk_st=0&check=0000000000000000
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「ひとりぼっち」こそが最強の生存戦略である
精神科医で大学教授でもある名越康文 氏の著書です。
本書の内容は、以下のようになります。
一見、順風満帆な人生を送っているような人でさえ、「何のためにいきているんだろう?」という深い虚しさに包まれることがあります。
人間は、群れの中で生きている動物であり、
①空気を読む
②あうんの呼吸
③察してもらう
など、高度なコミュニケーションが当たり前に求められています。
この人間関係が私たちを疲弊させている大きな原因になっています。
この疲弊から逃れるためには、「ひとりぼっち」の時間、ソロタイムを取り戻し、充電することが重要になります。
ソロタイムとは、どのように過ごす時間なのか?
著者が精神科医として臨床現場で得た知見を元に解説しています。
【本書で学べる・考えること】
・普段の生活で疲弊する理由
・ソロタイムの有効性
・ソロタイムの過ごし方
①集中する
②環境を変える(旅、掃除、小説)
③心を落ち着ける(特に感情を制御する)
④身体をコントロールする(瞑想など)
・QOLを上げる習慣
読んでみての感想です。
概ね、書かれている内容には筋が通っていてひとつの方法論としてまとまっていると思います。
基本的に著者は、仏教や禅などの思想を大事にしているようです。
毎日が同じことの繰り返しだと、それが当たり前になり過ぎて近視眼的になりがちです。ソロタイムの導入は効果があると思いますし、自分を客観視する機会にもなると思います。
心が疲れた時に手に取ってみる価値はある本だと思います。
残念なのは、内容が文章+挿絵のみなので、箇条書き、表形式、チャートなどの表現で内容をまとめたページがあれば、読者にもっと伝わりやすかったと思います。
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人間は社会という群の中で生活しているのでその中で疎外感や不安感を感じるとストレスになり身動きが取れなくなってしまう。そんな時に大切なのがソロタイムである。1人の時間を有意義に過ごせるようになると普段の群の中の自分を客観視できるようになるので今の状況を冷静に見極める事が出来る。
ソロタイムを使いこなせるようになると世間や他人の目に惑わされることも少なくなるだろう。これは是非習慣化して身につけたいテクニックだ。
自分だけの時間を作ることの大切さや1人になる勇気を教えてもらえた。
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そもそもひとりぼっちは好きで、十分に一人の時間をとれているため、自分にとって不要なページは多かった。
自分のタスクと相手のタスクを切り離す、他人を変えることはできない、という点で名越先生はアドラー心理学の影響を受けているようだと分かった。
皿を洗う、床をふく、メガネをふく、メッセージを打つといった毎日の動作をゆっくり丁寧にやることで、モノと自分のカラダを感応させ、心を落ち着けるエクササイズに変える。
感応…周囲の人や環境と同調する能力を意識的に使うこと
·自分を定点観測できる友人と定期的に会う
·毎日少しだけ明るい声で挨拶する
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ずっと読もうと思っていたが、私はそもそも「ひとりぼっち」が大好きなので、まぁいいかと読んでいなかった。最近、私はものすごく寂しがり屋なんではないかと気づき、今こそ読んでみたいと思った。
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「人と群れないことのメリットと心構え」を学べることを期待して手に取った本。
内容をまとめると以下になる。
「人間関係は人生の目的ではない。一時的にひとりぼっちになって、自分の心と身体に向き合うと本当に自分がやりたいことが見えてくる」
このことを繰り返し書いてあるだけ。さらに瞑想も勧めている。
内容が薄い。その内容もやりたいことをやれている自分には興味がないものだった。
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夫が図書館で借りたので私も読んでみました。
そしたらこの著者の方、以前同僚が講演を聞いてよかった!と言っていた方でした。
本書は、他人に翻弄されている自分に気づき、一時的にひとりになって群れの外で充電しながら自分の人生を生きよう、と提唱したものです。
私は以前から、急な食事のお誘いにイラっとしたり(予定していたひとり時間の楽しみを潰されるのがイヤなの、急じゃなきゃ嬉しいのに、と余計イライラ)、
それどころか友人からの急なラインにもイラっとしたり(都合の良い時に返事をすればいいだけなんだけど、既読スルーに耐えられない)、
就寝前の読書時間に夫に話しかけられるのもイラっとするという(就寝したい時間と読みたいページ数を綿密に計算してるので崩されるのがイヤ)、
ひとり時間をかなり大切にする反面、他人に翻弄されやすい性格です・・・
私なりに、自分で決めた計画を崩されるのがキライ、ということを友人や同僚に周知徹底しているので(笑)、返事の遅いラインなどは大目に見てもらってますが、本書を読んでやっぱり今も他人に翻弄されているなあ、と再確認しました。
私の課題はひとり時間をつくることよりも、ひとり時間をつくれないときの心の持っていきかたです・・・
本書では、怒りについても仏教的な対処法を提示してくれているのですがマインドフルネス、イマイチ腹落ち出来ないんですよねえ。
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何年か前、名越先生の講演会に参加して購入して積読していた一冊。そのとき、先生は現時点での自分の最高傑作とおっしゃっていた。
今回、とうとう手を伸ばしたのは、やはりこの強烈なタイトルに惹かれたから。緊急事態宣言も発令され、家族や友人とのつながりの大切さに改めてフォーカスが当たっている。コロナ禍にあって、社会的孤立が命取りになることも叫ばれる。独り身で交友範囲もさして広くない私には耳が痛い。もしや、名越先生はそんな私を肯定してくれるのかと淡い期待を抱いたのだが、むろんそんな内容ではなかった。
本書で名越先生は、会社や学校、家族等の社会的なグループを「群れ」と規定し、その中で過剰に適応しようとし過ぎて疲れてはいないか、対人関係にしんどくなっていないかと問いかける。群れは幻想なのだから、時には離れて、一人の時間を過ごそうよと提案するのである。
これは、やもすると、直接につながりたくてもつながれない今の世の中に反する考えのように思えるかもしれない。でも、zoomの会議やオンライン飲み会で疲れていないだろうか。コロナに感染することよりも、感染した後の世間の目に恐怖を覚えていないだろうか。それらも全て対人関係の一形態である。
最終的に瞑想に持っていくのは最近の名越先生の著書と同じである。正直、あまり自己啓発本は読まないので、斜に構えて読み始めだが、気になるセンテンスがいくつもあった。さらりと読めそうでなかなかそれを許さないところが本書にはある。
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私は昔からひとりの時間が必要なタイプですが、自分が楽に生きていくためには必須な条件だったんだなと思いました。