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タイトル通りの、波乱ですなあ。なんてキャラの濃い一年生なんだ。
今回は「わたしを求めてほしい」というテーマで、なるほどなあと思った。
著者は相変わらず、心理描写が細やかですごい。
このタイトルも、面白いし、(現在自宅待機なので)ひがな一日ずーっと読んでたけど、
「読んでも読んでも残ページが減らんな…」
と、途中で笑ってしまった。
面白くないから減らないのではなくて、読んでも読んでも減らん。どんなけの情報量なのだ。
このタイトルは映画になってんね。納得。華やかで面白く仕上がってそう。
そうかー。映像でも探してみようかなー。音と一緒に見てみたい気がする。
でも、小説でも充分すぎるほど面白いねんで。
ときどき「どうした」っていうような表現をするのは「どうした」って思うけど(吹部の女子同士の距離感をみょうに意味深に書くやん。それこそが10代のあやうさなんやろうとは思うけど、そこは45才、ちょっとそういう距離感を忘れてしまっているので、読むたびに「どうした」って思ってしまう。笑。ほんで、そうか、この子らの年頃ってこんな感じかもしれんな、と、思いなおす)みんな、瞬間を精一杯生きていて、いいなと思います。マジで。
この小説を小学生のときに読んでいたら、間違いなく吹部に入部したやろなー。
そのくらいの影響力は、ある。
早く後半を予約しよう。
みぞれちゃんと希美ちゃんの距離感は、ちょっと怖いんやけど(笑。違うそういう意味じゃない。だから、わかるねんで、この年代ならではの依存やろ)そこは、なんとか、乗り切ってほしいと、思うのよ、大人として!
勇気がいるかもしれないけど、一歩踏み出してほしい。
一歩踏み出した世界は、しんどいことも多いけど、自由やから。
高校生の彼らを読んでいると、その気持ちばかりが募るわ。
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劇場版を先に見たけど、劇場版とかなり話の順番とかが大胆に変わってる……? でも、文庫版の方が好きかな~♪。劇場版も劇場版の良さがあるから、一概には比べられないけどね! でも、この本はこの本で、ほんと、良かった! 塚本くんがこの先どうしてあんなことになるのか、後編も楽しみ><。奏ちゃんと夏紀先輩は、今後いい先輩後輩になりそうな予感!
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響けユーフォニアムシリーズは、本作も高校生の人間関係の描写や微妙な心情表現が巧みで、部活動のリアルな追体験が出来る。
また、ストーリーは紆余曲折からのハッピーエンドで、モヤモヤ感なくスッキリとした気持ちで読み終えられる。
前編後編の2部構成のため、後編に続く伏線を拾っていくのに若干退屈さを感じる場面もあるが、後編で爽快な伏線回収につながることは容易に予想がつき、本作も他シリーズに劣らずに面白い。
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アニメふたつ分の原作(劇場版とリズと青い鳥)
小日向夢の部分がアニメでは割愛されているが
他のエピソードもタイミングや人を変えている
事が興味深い(´・ω・`)
2年生の黄前久美子は一年生黄前相談所として
悩める・揉める処に顔をはさみながら信頼を勝
ち取る(物語の狂言回し)
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映画との違いを楽しみつつ、部活やってた頃の色んなモヤモヤを思い出しつつ…
やっぱりどっかで一回は泣きそうになる…
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夏紀と奏の衝突はそれぞれの背景と想いを理解できてしまうが故に痛いほど共感してしまうのだが、間に入る久美子の洞察力。主人公としての成長が描かれている。そして北宇治吹部に悪者はいない。みなそれぞれに形は違えど一様に一生懸命なのだ。それがユーフォシリーズ最大の魅力だと思う。
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これまでのシリーズは久美子たちが1年生の話で、こちらの「波乱の第二楽章」は2年生の時の話。
後輩が入ってきた時の、これまで1年生の登場人物であった久美子や緑、葉月、麗奈たちの対応から、彼女たちの本質や一年間での成長が見られて良い。
久美子は後輩からも先輩からも頼られ相談され、抜けているように見えるのにズバッと核心をついたりアドバイス出来るようになっていて、本当に成長したなと思った。
緑が良き先輩となってコントラバスや低音の重要性について語っているところが好き。
ユーフォ、色々あったけど3人ともAに選ばれて良かった!
奏は読んでいて本当に未熟でハラハラするので、久美子や夏紀や他の先輩に囲まれ揉まれてもっと大人になるのを期待してる。
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感想
まず、ユーフォニアムという楽器自体を知らなかった。吹奏楽といえば、笑ってコラえての吹奏楽の旅を思い出す。全国大会の金賞に向かって、並々ならぬ努力が必要なのだなぁ。
女の子が多い世界で人間関係が大変そう。
しかし、副顧問の先生はなんで体育教師みたいな喋り方?熱血系なの?違和感しかなし!
あらすじ
北宇治高校でユーフォニアム担当の主人公の久美子が二年生になり、慣れないながら後輩の指導や人間関係に悩みつつ、全国大会の金賞を目標に吹奏楽に励む。
一年生の指導から、各パートの人間関係のあれこれ、マーチングのフェス出場と、京都府大会に向けた部内オーディションまで。