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このおはなしの背景には、作者さん自身の体験と子どもさんの障害があり、おしつけがましくはないけど、メッセージがある。
やさしい絵と色合い、とてもあたたかい。
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森に住むモモは友達と同じように飛んだり話したりすることができません
苦しくなったモモは森を出ることにしました
森を出て湖についたモモは自分が自由に泳げることに気がつきます
森に戻ったモモは友達に、泳ぐのは得意だけれど、陸にあがるとゆっくりしかできないことを伝えます友達はみんなモモと一緒の時はゆっくり話したりするようになってくれました
読み聞かせ時間は3分ちょっとです
後ろの解説まで読むと15分くらいになります
解説は保護者向き
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人にやさしい絵本ですね。
一人も置き去りにしない社会。多様性を認める社会。百人いれば百人の個性と百人の人生がありますね。そんな誰でもが楽しい生活を、幸せをつかめる世の中を願います。
この絵本は、決して押し付けがましいところはありません。
でも、そんな思いを気づいて欲しい。やさしく温かく語りかけています。柔らかな色彩と、ペンギンのモモの思いをつたえています。
作者のお子さんも、解説の佐藤恵子さん(臨床心理士)のお子さんも障害を持たれていて、その思いを語られています。
作者の申ももこさんも障害を持たれていて、たくさんの方々の協力のもとにこの絵本が生まれたそうです。
「多くの人達との出会いの中で、私は少しずつ、不器用にしか生きられない自分を受け入れ、肯定できるようになっていきました。
……。今でも、大変なこと、つらいこと、しんどいことはたくさんあるけれど、今はもう1人ではなく、工夫すれば何とかなることも知っているから、絶望することはありません。
これまで出会ってきた全ての人々へ、本当にありがとう。私は今、とても幸せです。」
と、語られています。
物語の最後のページにも
「モモのこころは ぬくもりで いっぱいだった」
と綴られています。
私の好きな作家も、障害をテーマをした小説を創り出されています。
誰もが幸せをつかめる社会への願いを受け止める端緒にしたいですね。
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ひだまりトマトさんの本棚から図書館予約
たまたま知り合いのお若いお母様からご相談を受け
プレゼントしようと購入
やさしい文とイラスト
まさに「ひだまり」ですね
メッセージを受け取ってもらえるとうれしいな
他のひとと違うってきびしいよね
自分を責めてしまう
「あとがき」はお母様に読んでいただきたいな
どうか誰もが安心して存在できる社会に近づきますように……
≪ とべないよ 心はぬくもり ゆっくりと ≫