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最後の最後でウッと来ました…
凪良先生はSFまでカバーしているのか…
内容としては、そうだねちょびっツだねっていうアレなんですけど
BLだとこうなるのか…
人間である相手と共に生きるためにロボットの容貌も老化させていくのが凪良節だな…あとこれ続編だったんか…
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ショートケーキの苺は〜の番外編。
阿部ちんと裏ドール高嶺のお話。
ショートケーキの阿部ちんとは別人のように思いながら読みました。ぽっちゃりドールオタと、町の洋食屋さんの痩せた阿部ちんは、なんだか結びつかなくて…。喋り方はそのままだけど。
裏ドールの高嶺もシン同様かわいいです。
健気で、まっすぐ。
最初は不信感から心を閉ざしていたけれど、阿部ちんの愛に触れて次第に心が溶けていく様子に泣けました。
阿部ちんの愛の深さに感嘆!
愛のお話でした。
ショートケーキからは少し未来のお話で、戦争は直ではなかったけど、それでも、いつまでも傷は癒えず、深い悲しみが消えない。
ドールは機械で、だけど心を持つような描写は、読んでいる私のキャパオーバーでした…色々ムダに考えてしまって。
高嶺が機械なのか、人なのか、混乱しました。
芝にも驚いたし。芝がどういう経緯でそうなったのか、そして、どうなったのか。
終わり方は、ショートケーキより断然好き!こういう永遠の方が好みです。
しかし、最近は文芸作品の方を多く書かれているし、少し前のBL作品を読むと、凪良先生はBL的ハッピーエンドをめちゃくちゃ意識して書かれているんだなぁと感じます。
またBLの新作、書いていただきたいなぁ。
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「ショートケーキの苺にはさわらないで」のスピンオフ
ショートケーキの2人の選択とはまた違う、今回の阿部とドール高嶺の選択。それぞれの選択に考えさせられるけれど、どちらもそれぞれの愛の形を貫いたのだと思う。
ドールの高嶺が阿部に愛され一緒に生きていくことに幸せを感じ、阿部を見送り自分にもその時が訪れるのを、阿部のことを思いながら迎えるのが感動的だった。