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久しぶりの市川卓司。今回は中学生のまっすぐな愛。
しかも、中学3年生が必死に叫ぶ愛が自分のためではない、というところに撃ち抜かれた、オトナの心が。
クラスのヒエラルキーの頂点に君臨する美少女と、ヒエラルキーの最下位のしかもすみっこにいる目立たない男子がぶち上げた一世一代の大花火は、オトナなんてみんな汚れてる!オトナになんてなりたくない!と息巻いていた十代の頃を思い出さずにはいられなかった。
誰もが空気を読むことに神経をすり減らし、目立たないように、みんなと同じレベルで生きるため汲々としている全ての人に読んで欲しい一冊。
彼らの未来に光がありますように。
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市川拓司さんの過去の作品からジャンプできた本になってる。優しいけど重かったお話しが得意だったけど、軽くて優しい話しで読みやすかった。君の膵臓が・・・とか、4月は君の・・・みたいな若手が描く恋愛ものをさすが市川さんポンと書いてしまえた感じが良かった。おじさんでも素直に読める恋愛小説にこれからも期待大。
でも君に会いにとか恋愛寫眞は最高傑作なので重いのが悪い訳ではない。けどそれでもやはり大切な人が死ぬのは困るというか辛いので苦手なのかも。
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個人的にすごい好き。
「君の膵臓を食べたい」と「君の名は。」のいいとこ取りをした感じの印象。
入れ替わりみたいなファンタジー要素はないですが。
この作品最大の伏線が回収された時は、ほっこりしました。
読み終わると、2周目をしたくなるはず。
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時代背景的にいつ頃なんだろ。労働基準法とかが緩い時代なのかなぁ。
この年代って、クラスのどの立場でも色々と、そう色々あるよな
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久し振りの市川作品だけど、内容に入り込めなかった。一応恋愛小説になるんだろうなぁ、主人公は15歳で学校の虐めみたいなものもテーマになってるみたいだが、設定自体があまり現実的じゃないような気がする。アニメ化を狙っているのかな?しかし、設定に無理がある以上、登場人物への共感はない。まぁ、元映画ファンとして、懐かしい名前が楽しめたけど(笑)音楽は、ほとんど知らなかった(^^;
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少し前の時代の甘酸っぱい青春、恋愛を描いたはなし。どこか懐かしいかんじもして海外っぽさを感じさせる印象でした。映画に詳しければもっと楽しめたかも。
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表紙がピンクでタイトルを銀色にしてほしかった(あくまで個人的な見解です)。
→https://ameblo.jp/sunnyday-tomorrow/entry-12331624684.html
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脚本家志望の中学生の男の子。
町の特権階級の大ボスの娘、女王様。
二人の出会いは、彼女が自分の伝記を書いて欲しいと依頼するとこから始まります。
きらびやかな彼女と目立たないことを目標にするようなぼくは、伝記のための取材を通して、次第に親しくなります。
そして、彼女は計画通りあることを実行します。
中学生たちの、日常と心の中と恋する気持ちと、正義を求めて闘う気持ち。
さわやかな読後感の1冊でした。
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フレッシュ!すぐ読めて軽い。
でも、とても素敵な話だった。
なんかリフレッシュできた!
昔の洋画や俳優を知ってると、なお想像力が高まって楽しめるだろうな。(ほぼ知ってたけど、全部知ってたかったな〜。。)
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いつもの市川拓司ワールドを期待したからちょい弱めな感じはしたけど、優しくて低温でどこか寂しい雰囲気はやはり市川拓司だなと。
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市川 拓司さんの長編小説です。
主人公はタイトルにもなっている南川 桃(みなみかわもも)と佐々時朗(ささときお)
15歳の二人の純愛小説です。
二人が抱える家族の問題だったり、今時のクラス内でのカースト制度、いじめなども出て来ますが、全体的に優しい雰囲気でストーリーが展開して行きます。
説明的な文章が丁寧でもある反面、若干のよみづらさもありましたが、昭和を想い起こさせる様なノスタルジックな印象の作品でした。
いつの日かきっと二人が再会しますように。
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勇気ある行動と、キュンとする純愛の物語。
モモの強気だけど、ピュアなところが可愛い。
登場人物のキャラクターが皆んな個性的で、楽しく読了。
読みやすくて、面白かった。