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パンツ!
クトゥルフ神話の「設定はこうだけど神様のことなんて人間には理解できないから何でもアリだよ」みたいな投げやりな世界観って良いよね。
下手に残虐なエピソードを語られるよりもよっぽど怖い。
酷いことをしてくる相手だからではなく、得体が知れないからという現代的な恐怖心という感じ。
同じクトゥルフ神話を扱った漫画として『水瀬陽夢と本当はこわい(以下略)』があったけど、なんでアレが3巻も続いてコレが単巻なのか意味がわからない。
元が TRPG リプレイみたいなので、今後プレイ実績が溜まれば続編が描かれたりするのだろうか?
京さんの件もあるし。
巻末の TRPG シナリオはゲームブックとして独りでも遊べそう。
(原作小説?は幾つか発刊されているみたいね。)
第1話(故人による殺人事件)も第2話(犯人消息不明の猟奇殺人)もそうだけど、村が1個消失(ハス太君の召還で村1つで済むのだろうか?)した現場にいるのに、警察とかにどう説明したんだろう?
唯衣ちゃん、人間の内臓を食わされそうになって完全にトラウマだろうに。
クトゥルフ神話の TRPG って人間側が圧倒的不利で、普通は全員が死ぬか狂って終了するって聞いたことがあるのだけど、ホントなのだろうか。
ところで、クトゥルフ(クトゥルー)は『真・女神転生 if 』で役立つ仲魔のトップ3に入る悪魔だと思う。
とにかく物理攻撃の攻撃回数の多さが魅力。
『真・女神転生2』からの登場だけど、『2』は仲魔の物理攻撃がゴミすぎて、特にボス戦なんて「てんばつ」持ち以外の仲魔がデコイくらいの意味しかないので残念だった。