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主人公の悦子さんが同世代なので色々共感する事が多かった。
家族に振り回されあたふたと悩んだりした挙句悦子が行きついた「人生は、どうせ放っておいても、自分の想定外な方向へとずんずん展開していってしまうのだ。大事なのはたじろがないこと。もうそれだけよねえ。」という言葉にも深く共感する。
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1日で完読。30代夫婦、2歳の子あり、と、この登場人物のどれにも該当しない立場であるが、どういうわけか彼ら彼女たちの気持ちにシンクロすることができた。それくらい、描きかたが上手。最初は苦手だなと思っていた人物も、のちに成長し かなり好感が持てるように。
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表題の通り主婦の悦子さんの普通の日常が描かれているのですが、その普通さが何てドラマチックなんだろう。すごく面白かったです。
私は自分勝手に生きる方なので老後はこうはならないと思っているけれど、家族に振り回されている母や友人を見ているとほんと、この本の通り。自分もそうなりかねないかもとちょっと怖くなりました。
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なんとなーく借りた本。
図書館の返却コーナーの棚にあったんだったかな・・・・
暇つぶし、くらいな気分でしたが、思いのほか面白かった。
主人公の母が抜群にいい。
こういう女性になりたいなぁ。と思いました。
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一拍置いて 落ち着いて
そして なるようになるさ~
という 開き直りが
明るく生きるコツなのかも
と思える家族小説でした
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タイトルに惹かれて読んでみたけれど、なんだかタイトルと中身が合ってない気が・・・
主人公、悦子さんの母親でもいいし。
この作者さんははじめて読んだけど、会話ばかりで読みにくいし、内容もちょっと薄い気が。
ワタシには合わないなぁ。
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主婦悦子さん、その母妙さん、2人の母の話。
それぞれの家庭には、それぞれの事情があり、母は主にその子供たちに振り回されています。
なんかわかるわ~と思いながら読みました。
先だって「卒母のススメ」を読んだばかりですが、2人の母は上手に卒母はできてないご様子。
でも、最後にはみんな自分の道を選んで進んでいきます。
母として?主婦として?大事なことは、たじろがないこと。
そのようです。
私はまだまだたじろいでるな~
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主人公の悦子さんは、平凡な主婦なのに、結婚した娘は、離婚すると言いながら、お腹が大きい、息子は、進路が決まらず、バイトに。
主人とは、会話も、生活の調和も取れず、そして、老母は、年下の彼氏と、、、弟は、いつの間にか、リストラで、老母の元に、居ついてしまっている。
子育てにも手が離れ、子供も自立できる年なのに、、、、ホットする間もなく、深刻な悩みが、、、、
身内なのに、自分の知らない間に、物事が、進んでいて、そのことにも、イライラと、、、
人生、縁側で、ゆっくりと、ワイン片手に、ランチなど夢を見ていても、なかなか想像の様には、行かない人生。
でも、皆、各自、前を向いて前進している。
初めて読む作者 久田恵氏の本であった。
少し、何事も、上手く行きすぎの感もあるが、登場人物が、皆優等生だからかもと、、、、思わずにいられなかった。
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*家族って、誤解と勘違いの繰り返しだから…定年夫、老母、パラサイト息子、シングルマザーの娘…平凡な家族に起こるあまりにリアルな波乱の日々は、深刻なのになぜか笑える、心に染みるものがたり*
家族と言えども、それぞれの立場で、それぞれの言い分がある。とは言え、ハタから見ると甘いなあ、それ黙認しちゃうんだ?とやや呆れながら読んだため、共感性はゼロ。
ただ、唯一の救いは、80歳の妙の格好良さ。自分がこうしたいではなく、みんなを見ている人でいたい、この家を止まり木みたいに使ってもらって、何か起きたらその時々で対応すればいいわってセリフ。さすがです。すべて世はこともなし、ですね。
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夫が定年退職間近、ケンカ中の娘は妊娠して実家に出戻り、息子は大学卒業してからの引きこもり、という家の主婦の悦子さんと、80才にして彼氏が出来、孫たちにも頼りにされてしあわせに生きている悦子さんの母の妙さんのふたりのお話。
タイトルは悦子さんだけど、はっきり言ってほぼ妙さんのお話。魅力的な登場人物がひとりも出てこず妙さんにも悦子さんも何がやりたいのかいまいちわからず。軽くて明るいタッチでとても読みやすいけど、私にはちょっと合わなかったかな。
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潮出版ってのが気になったけど久田さんの小説だから読み始めた。ドタバタ、内館牧子さんの小説っぽい。今読みたい気分じゃない。うちだってドタバタだもの。
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ホームドラマのドタバタ劇みたいな感じで面白かった。
自分にも降りかかりそうな出来事ばかりで他人事とは思えず読み進めました。
悦子さんのお母さん、妙さんが面白い。続編があれば読みたいです。
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悦子が一人、感情的になって悲観しているが周りは着実に自分の幸せに向かって前向きに生きている、という感じだった。
「こうあるべき」の価値観に一人縛られ、人からしたら、大したことがない、どうでもいいようなことで、メソメソ苦しむ女性の一人相撲。
彼女に近い価値観の人はもっと大らかになるキッカケになるといいし、身近に彼女みたいな人がいる人は嫌うのではなく、少し理解してあげるキッカケになったらいいなと、この小説に対して感じた。