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平成29年上半期の読売新聞「編集手帳」から。国内では稀勢の里の横綱昇進、藤井聡太四段の快進撃が話題になる一方で、国際情勢は米国トランプ政権の誕生、北朝鮮の核開発と両国の対立が紙面を騒がせた時期である。
ホッとするような、時には鋭く切り込むような文体が心地よい。これからも時々読み返したい一冊。
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読売新聞 朝刊一面コラム 2017年1月1日~6月30日
なんと教養のある人だろう。
批判と皮肉と優しさをその教養で言葉にする。
なかなかできることではない。
下記、一番好きなコラム
「浮世のマナー」
鮎は瀬につく鳥は木にとまる 人は情けの下に住む
泥棒派の警戒心には鬼なし派の思いやりを暖かい衣にして着せる。浮世のマナーである。
と、問題となった、神奈川の生活保護受給者の自力支援を担当する職員を嗜めている。
「□溶性」
無駄だろう?意味ないだろう?馬鹿だろう?今さらだろう?でもやるんだよ!
そう、やるんだよ!
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毎朝届けられる名文をじっくりと味わえる幸せ。トランプ政権誕生、築地市場の豊洲移転問題、稀瀬の里……二〇一七年上半期をふりかえる