楽しく読みました。
2018/11/22 14:28
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:monica - この投稿者のレビュー一覧を見る
島田先生の短編作品集。テイストの違った作品で楽しんで読みせて頂きました。初めて島田先生の本を読む方には特におすすめしたいです。
投稿元:
レビューを見る
プロ厳選短篇集! 名探偵・御手洗潔、数々の怪事件に挑む!
相棒・石岡和己とともに、36年もの間活躍、愛されてきた名探偵・御手洗潔のベスト短篇集。彼の人間的魅力満載の「数字錠」、「SIVAD SELIM」、シリーズ屈指の怪事件「山高帽のイカロス」他、全5篇を収録。
投稿元:
レビューを見る
御手洗潔シリーズは『占星術殺人事件』しか読んだことがなかったので、短編は初。実のところ『占星術殺人事件』はこれ程絶賛される程の良さがわからなかったんだけど、この短編集は好き!
まさに「ホームズ」という感じ。御手洗の性格といい、石岡の立ち位置といい、設定といい。それがすごく面白い!序盤はそれほどでもなかったけど、中盤からハマった。
なかでも「山高帽のイカロス」が好き。この不思議な死に方の、一風変わった殺人事件の謎解きは、心惹かれるものがあるなー。
これは同シリーズの他の作品も読みたい!
投稿元:
レビューを見る
どの話も既読だが「数字錠」のためだけに買った
装丁が違うのも集めたくなる
やはり、何度読んでも泣ける
東京タワーで涙するシーンに
彼の純粋一途さに
投稿元:
レビューを見る
これまで割りと数多くの探偵ものを読んできたけれども、今昔問わずででも御手洗潔が一番好きだ。聡明な謎解きと石岡君に対するツンデレ。また石岡君のもどかしさにもムズムズしながらも惹き付けられる。
投稿元:
レビューを見る
3冊同時に出た名探偵傑作短篇集の、これは御手洗潔篇。巻頭の『数字錠』辺りはまだ純粋なフーダニットだが、その後の3作は島田氏らしい奇想のオンパレード。良くこんな事を考えるなあと感心するばかりだった。全て再読だったが面白かった。
投稿元:
レビューを見る
既読は前半の「数字錠」「ギリシャの犬」「山高帽のイカロス」、未読は後半の「IgE」「SIVAD SELIM」。
やはり「数字錠」は好き。謎解きというよりは御手洗の人間らしい一面が見られる。センチメンタルな余韻が良い。
「ギリシャの犬」の冒険のような捕物劇、「山高帽のイカロス」のキテレツな事件の様相も好き。
「IgE」も「ギリシャの犬」チックなのだけど、御手洗の傲慢さと石岡の振り回され振りが酷い。最後の「SIVAD SELIM」に至ってはやり過ぎ感が半端なくて嵌まれなかった。
やはりこのシリーズは初期から中期までが好きだな。
ちなみにP131『婦人』が『婦入』となっている。つまらない間違いだがガッカリする。
投稿元:
レビューを見る
初めて御手洗潔シリーズを読んだ。the・探偵小説というような、小学生の頃読んだ海外翻訳のミステリみたいな作品集だった。
作品年代がそう感じさせるのかな?
長編にも興味湧いた。
投稿元:
レビューを見る
短編集でも島田荘司の臭気が感じられる。
御手洗潔という人物に焦点を当てた分、ミステリとしては少し弱いか。
投稿元:
レビューを見る
御手洗潔再び
知念作品(硝子塔)読んだせいで、本格ミステリーに少し集中してみた。私にとっては近代本格の創始者島田荘司作品である。
まさに和製ホームズという印象が強い探偵御手洗潔だけど、本作では人間味あふれる面も垣間見える。だから、既読なんだけど、犯罪が全く出てこない SIVAD SELIM が一番のお気に入りだ。
こうなると綾辻行人作品も再読しようかな。ほぼ忘れてしまってるし。
投稿元:
レビューを見る
大胆巧妙なトリックが目を引く。
数字錠:嘘で良心に訴え,既読
ギリシャ犬:暗号解読,既読
山高帽イカロス:空飛死体の怪
IgE:割に合わぬ犯罪
sivad selim(アナグラム):遊心満載
投稿元:
レビューを見る
『山高帽のイカロス』は別の短編集でも読んだがやはりインパクトが強い。『ギリシアの犬』の暗号はなるほどと思わされた。
こうやって短編集で読むと改めて御手洗潔は変人性と人情味でシャーロック・ホームズの系譜だと認識される。