紙の本
新約・古事記伝
2017/11/13 17:51
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投稿者:イシカミハサミ - この投稿者のレビュー一覧を見る
とでもタイトルを改めた方がいいのでは、
と思うほど壮大なお話に。
神話の中で、
カミサマたちは意外と海を渡ったりするので、
月読と秦氏を重ねた今回のお話は、
わりとアリだな、とおもったりして。
竹取物語も題材として取り上げられたので、
正真正銘神話の世界の物語でもある浦島太郎も、
この調子で俎上にあげてくれないかなあ、と思ったりもします。
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スケールが大きくて、フィクションとは思えなかった。
確かに月読命って古事記とか全然でてこないから、なるほどとつい納得しそうになってしまった。
大国主神が男前でよかったなー。
次回はいよいよ、黄金のお話か!
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今回は日本の神様といえば!と言える、須佐之男命、天照大御神、月読命の三貴子!
ポヤポヤな月読命は勿論、昔の崖から突き落としちゃう月読命もどっちも魅力的です。ポヤポヤな月読命は日記に何でも書いちゃってる所とか、良いですね。真面目に黄金の事を書いちゃう月読命が素敵です。
月読命エピソードは確かにあまり聞きません。竹取物語、秦氏、須佐之男命、天照大御神の有名エピソードが絡まり、まさかまさかで、月読命に繋がっていくのは面白かったです。
月読命が今後も出てくるのか、期待です!
大国主命は良彦とマブダチになりつつありますね。もう、良彦も「お前良いやつだな」って神様!忘れないで!神様だよ!って良彦にツッコミたかったです。
残念ながら、モフぺディアは活躍せず、モフモフが少なかったですが、ソロソロ終わっちゃうのかなぁ…黄金の様子やらが段々終盤じみてきたような…
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今回は天照大御神、月読命、須佐之男命の三姉弟に絡む話。
依頼者は月読命で、夜毎失ってしまう記憶は荒魂を失くしたせいだとするならば、荒魂を探し出せばいいのでは、と良彦はがんばることに。
依頼の話とは別に穂乃香サイドでも学校生活に進展ありで、すでに大学進学も決まって卒業まであと残りわずかというところで言葉を交わすことになった同級生と瑠璃色の月の絵と竹取物語異聞。
日本書紀も古事記もまさかここまで新解釈をされると、まるで本当はそれが裏話としてあったんじゃないだろうかと錯覚するほどでした。
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一気に読み終えた。
今回も泣けた。
誰かのことを思うから強くなれる、それは人も神様も変わらないんだなと思った。
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「白銀の男神」
弟に恩返しがしたい。
長年毎日のように記憶を無くしながら生きる中、せめてもと願った事すら叶わぬとは御用人も苦しいだろうな…。
「嚆矢の月」
約束を破り向かった地。
彼が語った話や滅茶苦茶な約束に今まで疑問を抱かず暮らしていたのは、やはり日々の記憶が残らないからなんだろうな。
「嘘と罪」
隠されていた真実を知った時。
これが正しい選択だったのかは分からないが、全ての出来事を一人で背負い悪者を演じ続けていた彼は本当は兄想いの良い弟だったのだな…。
「瑠璃の満月」
二つに分かれた魂を一つに戻す為に。
どんな事があろうと、相手を想う気持ちさえ失わなければ時間はかかるかもしれないが願いは叶うのかもしれないな。
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なんだよこの三姉弟のややこしさは!!!(´;ω;`)
いろんな想いがところ狭しと詰まっていて、とりあえず泣いた。
良彦の成長というより神々の成長なのかもしれない。
瑠璃の満月をみつけてしまったら、わたしはまたあの家族を思って泣いてしまいそう。
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良彦の苦悩。
穂乃香の成長。
優しさに満ちた姉弟神。
今巻も面白かった。
高天原を襲った呪詛のイメージはあの、太古の神様が出てくるアニメ映画のシーンかな。
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【瑠璃の月だけが知る神々の悲劇があった。】
朝を迎えるごとに記憶を失ってしまう月読命(つくよみのみこと)。彼の御用は、こんな自分を支えてくれる実弟・須佐之男命(すさのおのみこと)への贈り物を探して欲しいというものだった。
いつも通り行動を起こす良彦だったが、それはやがて予期せぬ方向へと一同を導くことになり……。
一方、穂乃香はとある女子生徒と「月」をきっかけに距離を縮め、次第に彼女の心に寄り添っていく。
記紀に伝えられることなく葬られた神々の秘密が今、月光に晒される――。
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昨日までを振り返るのも
明日からのことを考えるのも
やっぱり自分でやること。
そして
支え合ってくれる人と
歩み続けること。
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いつものテンポ良い展開が気に入っているこのシリーズ。今回は長く、なかなか進行しないのがちょっとイラついた。しかし、スサノオの秘密のアイデアは秀逸。
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祖父から引きついで「神様の御用人」として神様から依頼される物事を解決に導く物語の第7弾。
周りの人間や神様と協力したり、ときにぶつかりながらも何が依頼主にとって一番いいことなのかを考えながら奮闘する。
今回は日本書紀でも中心的神様であるスサノオノミコトも出てきます。
神話の相関関係がわかってるとさらに楽しめます。
(ただし、これは一つのファンタジーとして読むのが楽しむこつです)
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ずいぶん考え込んだストーリーで、なかなか読み応えがあったかな。さすが神だけあって、時間のスケールがハンパない
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おお! こう来たか! となる。
登場人物が成長する物語は多いけれど、神様が変わるというのが面白い。
ミステリやオカルト界隈では、過去の歴史は実はこうだった的な作品があるけれど、ファンタジーと創作で描かれるものも楽しい。
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長編で話がでっかくなりすぎた。人間パートが少ないと誰が誰やらわからなくなって苦手。ストーリーと関係ないけど不思議な漢字が出てきて面白かった。