紙の本
美しい描写
2018/11/07 23:16
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投稿者:まりな - この投稿者のレビュー一覧を見る
途中まさかのどんでん返し。予想がつく内容だと思っていましたが結末は予想外でした。美しい描写が印象に残りました。
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医学、格闘技、ちょっと情けない男性主人公と作者のいいところが全部出ているいい作品。途中展開読めるじゃんと思わせてそれを裏切るのも楽しい。
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読了後、最初の感想は「綺麗だった」
人間の醜さも描かれているのにも関わらずこんな感想を抱いた。
代表作、仮面病棟や時限病棟程の緊張感はないが、この世界観に引きずり込まれすぐに読破してしまった。
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研修医と余命いくばくもない脳腫瘍患者。心に傷を持つ同士、いつしか心を通い合わせて…てな単純なラブストーリーじゃ終わらない、そりゃそうだ、知念さんだもん。
なるほど、そういうことだったのか、と膝をポン。小さな違和感は大きなトリック。そうかそうか、と大きくうなずく。一つ気になるところはあるけれど、それはそれとして最後まで油断禁物。
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【あらすじ】
広島から神奈川の病院に実習に来た研修医の碓氷は、脳腫瘍を患う女性・ユカリと出会う。外の世界に怯えるユカリと、過去に苛まれる碓氷。心に傷をもつふたりは次第に心を通わせていく。実習を終え広島に帰った碓氷に、ユカリの死の知らせが届く――。
彼女はなぜ死んだのか? 幻だったのか?
ユカリの足跡を追い、碓氷は横浜山手を彷徨う。そして、明かされる衝撃の真実!? どんでん返しの伝道師が描く、究極の恋愛×ミステリー!!
【感想】
こんな物語は初めて読んだ。読み終えて本を胸に抱きしめた。ぐっと堪えていないと泣きそうになるくらい心を強く揺さぶるものが、この本にはたくさん秘められていた。ずっと手元に置いておきたい本だと思った。わたしはこれを大切な人に買ってもらった。だから余計にそう思ったのかもしれない。この本は一生大事にしたい、何度も何度も、繰り返し読みたい、と。
ウスイ先生とユカリが出会ったのは運命だったんたと思う。ウスイ先生は純粋で優しくて、自分を顧みずに誰かのためなら何だってする人だ。そんなウスイ先生を見ていると、その人柄の真っ直ぐさに好感を持つと同時に、少し心配にもなる。だからだろう。ユカリは、自分を蝕む病魔を気にしてないように見せて、ウスイ先生の心にあどけない笑顔を見せて近づいた。そして、その作戦は見事に成功し、ウスイ先生はユカリにどんどん惹かれていった。ユカリが、ウスイ先生を縛っていた苦しみを解き放つ手助けをしてくれた。自分も十分苦しんでいたはずなのに。わたしはそのウスイ先生に対するユカリの積極的な行動力がすごいと思ったし、こまでする理由がわからなかった。でも、事実、ユカリのその必死の努力のおかげでウスイ先生は救われた。その代わり、ウスイ先生は、ユカリという大事な存在を失った。こんな悲しすぎることってあるだろうかって思った。胸が締め付けられた。だけど、腐れ縁の冴子が何度もウスイ先生の背中を押してくれて、ユカリがどんなふうにして亡くなったのか何かを遺さなかったのか、ウスイ先生はその真相を探るために必死でいろんなところを這いずり回った。今までのウスイ先生では考えられないことだった。その血眼なところが、ユカリに対するウスイ先生の気持ちの大きさだと思った。それだけウスイ先生はユカリのことを想っていたんだなと思った。そして、すべてのことがわかった時―。ウスイ先生は自分の思いをいろんな人にぶつけ、間違いをすべて正した。そして、本当のユカリに会いに行き、想いの丈を伝えた。今までのウスイ先生には考えられないような行動力だった。それも全部、ユカリと出会ったからユカリと出会ったことで変わったことだと思った。ユカリは躊躇ったけれど、ウスイ先生は折れなかった。絶対に負けなかった。ユカリはウスイ先生の気持ちを受け入れた。その瞬間、わたしは心の奥底から幸せな気持ちで心がいっぱいになった。ウスイ先生の凄まじい愛の努力が今、満たされた気がした。ウスイ先生はこれからきっと本当に愛する人と本当の恋をすることができると思う。ユカリも同じだ。わたしも、ずっと本当の恋をしていたい。こんなふうに、お互いを求め合い、どんなことがあっても結ばれていたい。ウスイ先生とユカリがもう一度出会うことができて、本当によかったと心からそう思った。この物語に出会えて本当によかった。
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単行本で買うつもりはなかったが、サイン本がぽつんと一冊だけ置いてあったので買ってしまった。
知念実希人が描く恋愛ミステリー。
面白かった。
恋愛要素もミステリー要素も良かった。
良いお話だった。
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ふぉっふぉっふぉ・・・こうきましたかー!w
一転、二転、・・・三転!?おいおいっ!!www
恋愛・・・医療ミステリー?w
いやー、なかなか楽しませてもらいましたっ♪
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驚愕。とまではいかなかったけど、それは読んでいるときのテンションの問題かも。
普通にいい本だった。ちょいちょい海堂さんとダブったけど、より恋愛に重きを置いていて、より内容が軽い。よりハッピーエンド寄り。
主人公がにぶい本はいらいらしてしまって少し苦手。
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医者と頭に爆弾を抱える女性の恋愛ミステリー。読みやすかったです。全体的によく書かれていますが、少々うまいように行き過ぎ感が。ヤクザ風の人が一撃でやられてしまうとか、などなどなど。葉山とか横浜とか、それほど場所にこだわるものではないけれど、親近感あったし、重くなり過ぎず強いものもなくまとまり良くいい感じに楽しめました。
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病棟シリーズ2冊に次いで、知念さんの本は3冊目。なぜに知念実希人はこれほどまでに面白い?
この凄まじいストーリーテラーの才能は、まだまだこれから磨かれる!
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広島から神奈川の病院に実習に来た研修医の
碓氷は、脳腫瘍を患う女性・ユカリと出会う。
外の世界に怯えるユカリと、過去に苛まれる
碓氷。心に傷をもつふたりは次第に心を
通わせていく。実習を終え広島に帰った
碓氷に、ユカリの死の知らせが届く――。
彼女はなぜ死んだのか? 幻だったのか?
ユカリの足跡を追い、碓氷は横浜山手を
彷徨う。そして、明かされる衝撃の真実!?
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知念実希人の新作は誰を信じればいいんだ?系ミステリー。若干サイコパスっぽい設定があることで周りの人間が怪しいのか?それとも主人公がおかしいのか?で引っ張られる。このジャンル共通の弱点の解決パートも正直トリックは弱いのだけど医療ネタ伏線の回収と恋愛要素で散らしてるのも上手いなぁ。
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プロローグで 「なんか、物騒だなぁ」と思いながら読み始めて、中盤までは アレ!?単なる恋愛もの!?なんて読みつづけていくと アレヨアレヨと どどっ~と畳み掛けていき、あっという間に読了!! こういうエンディング、私は好きです♪
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医療恋愛ミステリー?
「きっとこうなるに違いない」と思ったところは半分当たりで半分はずれ。
楽しめました!
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第一章は甘ったるいけれど、第二章後半からの"謎解き"はそれなりに面白い、、、けれど帯にあるような"驚愕”とまではいかず。装丁も含めてラノベ的な雰囲気のする医療恋愛ミステリーでした。