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世の中の見方をちょっと斜めから、または裏側から覗いてみると今まで見えなかったものが見えてくる。
そんな発見があるエッセイです。
この本ではインサイダー、アウトサイダーという言葉がよく使われていますが、要は物事は当事者ではなく離れたところから眺めるのが面白いということですね。
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英文学者である作者 外山滋比古氏。
最初から、Peepinng Tomの話で、始まり、ピンボケの美しさ「夜目、遠目、笠の内」で、ひきつける所が良い。ヘミングウェイ、オースティン、宮沢賢治、文学者の見方も、アウトサイダーから見たら、面白い。
作者の、インサイダー、アウトサイダーの見方で、考え方が違って見えるという話であるが、、、最後の方になると、少しくどくなった感じが、否めない。
しかし、昔、昔 ある所にの言葉、、、嘘で固まったような話が、語り継がれていくのは、面白いものだから、そして、面白いものは消えないのだと、、、。
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奇をてらうタイトルから著者らしさがw。外山滋比古 著「マコトよりウソの法則」、2017.9発行。マコトよりウソの法則、そんな法則、あるわけがないですねw。ウソも方便はわかりますがw。好奇心、ウソではない、目利きのシロウト、距離の美学、インサイダー国家、乱談・放談の知力、アウトサイダー思考の7つの章立てです。さらっと一読しました。特に印象に残った点は・・・。好奇心によって進歩するのが人間と。これは、同感ですが、本書で紹介されている好奇心は、のぞき、立ち聞き、野次馬など。なんとも下品な感じが。失礼しました。