投稿元:
レビューを見る
メインの3人がどうも好きになれない…
なんだかいろいろなところでいろいろな人に
いろいろなことが起きていて慌ただしかった。
まぁ現実はそうなのだけど。
投稿元:
レビューを見る
主人公は東京郊外の実家に暮らす30代半ばのOL。大学時代からの友人のひとりは結婚して3人の子どもがおり夫の実家の田園調布の家で暮らしている。もうひとりは2度目の結婚をしたが別居中で表参道に住んでいるという。そんな彼女らと自分を比べ、買っているところを見つけては優越感を感じている。結婚を決意してくれない恋人の存在や失踪中の弟、不安神経症気味の母親、そんな彼らにも常に苛立ちを感じているが、大震災をきっかけに身の回りが変わり、そして自分自身も今まで凝り固まっていた考え方から抜け出せるような出来事を経験する。
人にとって伴侶とは何か、一緒に生涯を共にする相手とはどういうものかということを問いかけている。
最初の方は主人公の性格の悪さにげんなりしたが、素直になれないことの難しさや平静を装って無理をすることなど、自分にも身に覚えがとてもあるので、最後の方には共感できるようになってしまった。
生涯を共にする相手とはどういう人なのか。そこの価値観がぴたりと合う人を見つけるのは相当難しいはず。と言うか、ほとんどの人はそんなこと気にせず、恋愛の延長で結婚とかしてしまうんだろう。
投稿元:
レビューを見る
主人公の「周りに好かれようとして自分の感情でぶつかっていけない」ところがとても共感できた。「自分がどうしたいか」は置いておいてまず頭で考えてしまうところが。素直になるのは難しい。
投稿元:
レビューを見る
そいつと結婚しなくてよかったじゃん、という展開と、
結婚したい人と結婚できないかもしれない、という現実と、
結婚しないとみえてこないいろいろが書かれていたが
主人公に煮え切らなさを感じて、きっと主人公には望むかたちの未来はやってこないだろうなと感じた。