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密度の濃い、楽しめた作品だった。読み始めたらとまらなかった。あの人とかあの人とかが登場する。続編出ないかなあ。
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てっきり昔の作品をドラマと同じ名前で再発売したのかと思っていたら嬉しい誤算。安定の面白さだったし、パワーアップもしていたね。まさかのあの男も登場とはびっくりした。
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銀行の臨店指導グループに所属する花咲舞が、様々な現場に出向いて、問題に気付き、銀行を正していく短編集です。ショムニのような痛快な展開で、池井戸さんの本の中では、好みではありませんでした。小さそうな話から最後は巨悪にたどり着き、正されるのは、面白いですね。
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完全にエンターテインメント作品になっていて、ドラマの脚本テイストな、せりふまわし中心の展開の作品で、非常に読みやすく、あっという間に読了しました!
おなじみの銀行の臨店担当の花咲舞と相馬の2人の活躍を描いた短編7編構成でしたが、このままドラマ化されても、それはそれで面白いと思いますが、花咲舞との直接的な絡みはありませんが、まさかの半沢直樹登場には驚かされました!なのでこの作品通りのドラマ化は難しいと思いますが。
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花咲舞が戻ってきた。半沢直樹も出てくる。
舞のいる東京第一銀行が不良債権の寄る不振により、半沢の中央産業銀行と合併をもくろむが、今話題の東芝を見立てた東京デンキの不良債権発覚で行内が揉める。最後は元頭取の会長の政治献金問題であわや崖っぷちという所まで来たところで舞達が作った報告書を取り上げた半沢の投げた一等が悪のとどめに。上手くいったが、相馬はそのとばっちりで地方出張所に飛ばされてしまっている。次は予定無しと言うことだが、また続きが観たい。こんな人がいると銀行も少しは救われるがさて。
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その日、東京第一銀行に激震が走った。頭取から発表されたライバル行との合併。生き残りを懸けた交渉が進む中、臨店指導グループの跳ねっ返り・花咲舞は、ひょんなことから「組織の秘密」というパンドラの箱を開けてしまう。隠蔽工作、行内政治、妖怪重役・・・このままでは我が行はダメになる。花咲舞の正義が銀行の闇に斬り込む痛快連作短篇。(2017年刊)
・第一話 たそがれ研修
・第二話 汚れた水に棲む魚
・第三話 湯けむりの攻防
・第四話 暴走
・第五話 神保町奇譚
・第六話 エリア51
・第七話 小さき者の戦い
読売新聞の連載をいきなり文庫に。
「ときは世紀末の頃である」という。東京第一銀行と産業中央銀行が合併して、東京中央銀行になるのだという。合併した銀行が、半沢直樹の世界と繋がっているのだが、本書には、産業中央銀行で手腕を振るう半沢直樹がちょこちょこと活躍するのも嬉しい。花咲舞が筋を通すところが痛快で面白い。
いくつか、気になる言葉があったが、最後の「どこへ行ってもそれなりにやっていくのは大変なことだ」という言葉は、味わい深く身にしみた。
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ひとりの作者の2つの作品を、異なる出版社が一冊ずつ、同じ日に発売して、コラボしてキャンペーンを繰り広げる、ってのに乗せられて、半沢直樹の次は花咲舞も読んでみる。
こちら、時代は遡って世紀末、そして、舞が勤めるのは、合併前の東京第一銀行。
第1話、会社に使い捨てられその腹いせに不正を働く男に、『会社が何とかしてくれるだなんて、そんなのは幻想です!』と投げつける舞。啖呵は小気味良いけど、まあ、私らの世代には耳が痛いよねぇ…。
と、そうした思いを持って読み進むが、話が進むに従って、そうした小気味良さから離れていき、臨店で見つけ出した不祥事が堂々と隠蔽されるわ、上には目を付けられるわの展開に加えて、産業中央銀行との合併が発表され、合併に向けて両行がせめぎ合いがまた問題を複雑にする。
舞や相馬には自分の力で不正を正していく力がなく、行内の力学に翻弄されるところが、半沢と違った味付け。
中野渡と違って、ここの上層部が考えるのは『銀行にとってさしたる痛みを伴わず、同時に程よく対面を保つにしかるべき、ひとつのゴール』ってことで、これが将来へと続く負の遺産。
若かりし頃のあの人もこの人も登場し、このキャンペーン、半沢→花咲の順で読んだが、全貌の理解にはこれで良かったみたい。
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花咲舞の新作がいきなり文庫に! TVドラマでおなじみのシリーズも、実は13年ぶりの新作らしい。全7話の連作短編集。メガバンクの合併話を背景に、若手銀行員・花咲舞が、自分の信じる正義のもと、空気は読まず、時にブチ切れながら、問題支店や勘違い行員の指導に奮闘していく。閉鎖的で封建的な組織の中で声を上げていくのはかなり勇気がいるが、相変わらず舞の啖呵が小気味いい!ライバル銀行に半沢直樹が登場するのも楽しい。
読み出したら止められないエンタメ企業小説
の傑作!
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テレビドラマ先行で見ていた池井戸作品ですが、人物設定をドラマに寄せてきただけあって
杏と上川さんのイメージにピッタリな感じでした。
短編集約ということで分かりやすい。
ゆるやかに繋がっているのも、後半にかけて盛り上がりがあり
さすが池井戸さんの本だと思いました。
相変わらず金融や銀行知識が満載で、その点もすごく勉強になります。
もう一人の人気キャラクター半沢直樹も登場で、視点もおもしろい。
大満足の一冊でした。
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ドラマが好きだったので、ドラマを見ている感覚で楽しめた。半沢が登場したのには驚き。半沢と花咲がガッツリとタッグを組むかと思いきや、さすがにそこまで半沢の出演はなかった。池井戸潤は実際のあの銀行の合併を体験して大変だったのだろうな。合併後はどちらのシステムを採用するかなどリアルな話が興味深かった。
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いつもながらに思う。
組織の正義とどう向き合うか。
自分の正義とどう向き合うか。
流れるか、流されるか、
それでも抗うか・・・。
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ドラマはこれも半沢直樹も2回くらいしか見たことなかったけれども、面白く読めました。でも銀行員は大変だなあと感想もついて回る・・・。
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花咲舞が銀行内の闇を暴く「不祥事」の続編。前作同様花咲と相馬のコンビのやりとりが面白く、行内の不正を正していくのは痛快だった。
池井戸作品では銀行の名称が色々な作品でこれまでもリンクしていたが、この作品では他の作品の登場人物も出てきてそこも面白かった。
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とにかく面白い!
期待を裏切らない。
そしてあっという間に読み進めてしまう。
違うだろうけど銀行行くと行員さんをそういう目で見てしまうのは私だけでしょうか。
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【2017年13冊目】
まさかの半沢登場!読み応えたっぷりで面白かったです(o^^o)
このシリーズもまた読みたいなー
半沢シリーズはもうでないのかな?!