電子書籍
単なるRPG
2020/02/08 12:10
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投稿者:Koukun - この投稿者のレビュー一覧を見る
「異神千夜」や「夜市」の作者であるだけに、新分野は同様な作品かと期待して読んだが、全くの期待外れ。
ご都合主義の単なるRPG。
紙の本
たまに無理がある
2019/08/22 13:27
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投稿者:じゅり - この投稿者のレビュー一覧を見る
はじめの方は面白かったけど
深みがちょっと物足りなかった。主人公もあまりすきになれないし思い入れもない笑。
この先少し内容含みます。
まず主要人物が日本人が多いことに無理があるかなと思いました。一番危うい所で幽が出てきてさらには日本人なところとかちょっと無理があるなあという感じ。
マキオも田中も日本人だし。ラナログともほとんど言葉通じてるし。
そして主人公もさほど魅力がなく思い入れが弱い。
普通の人がスタープレイヤーになったというところがいいのかもしれないが、なぜかゆづきはあまりすきになれない。
帯にイッキ読み!と書いてあったけれど、ぼちぼち読みました、
二作目はいいかなぁ。
紙の本
行き当たりばったりで良くはない
2019/04/15 16:57
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投稿者:えにぐま - この投稿者のレビュー一覧を見る
オープンワールドRPGを下敷きにしたファンタジー。
ストーリーは行き当たりばったりで、初めに設定した小説上のメタ設定はどんどん緩められていき、向こうの世界の原住民が出てきた時点で終わったと思った。
貴志祐介らの様なストラテジーものを期待するなら肩透かしだし、何でも願いが叶えられるという文言から広がる発想の自由さと物語の広がりはイコールではない。
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「 一等!スタァープレイヤァアア!!!」
怪しげな路上のクジで一等を当てたユヅキは次の瞬間
まったく見覚えのない草原にいた
与えられた、殆ど万能の力「スター」
10の星を用いて繰り広げられる
新天地での冒険がいま、始まる
*****
また読んだことないタイプの、
ファンタジー?SF?
とにかく10の願いが叶えられるプレイヤーとなって
大地を切り拓いていく、そんな話
陣取りゲームみたいなものなのかなぁ
1つの願いにたくさんのオプションをつけることで、もはや1どころではない作り替えが可能なところがすごいなと笑
しかしもちろん、画面を見てるだけのゲームではなく
自分自身が生きる環境を相手にしているので
危険がないなんてことはまったくなく、
ただのほほんと楽しんでいればいいのとは違う緊張感があってよかった
千差万別ある星の使い方に
ワクワクする
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願いが叶えられる!
ドラゴンボールもないのに(笑)
しかも10個も!
何もない緑の大地にポツンとひとり
さあどうする?
そりゃあそうするよねぇ とか
うん、自分でもそうするわ とか
ズンズン引き込まれていった。
やがて他にも同じような人間が居ることがわかり
自分が神にも悪魔にもなれることを自覚することになる。
読み始めたら止まらなくなった!
続編も読む!
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恒川さんこんなのも書くのかとびっくりしました。
最初は恒川さんらしい作風で、人の欲望や世の中の理不尽さを描いていて、いつもの不気味な感じにドキドキしましたが、読み進むうちにそれらがなくなり気付いたらすっかりファンタジーの世界になっていました。
最後まで何か嫌なことが起こるのでは?という疑念があったけど、すっきりした終わりに読後感も良かったです。
いつもの印象で期待すると、あまりにファンタジー過ぎてがっかりする方もいるかもしれません。
とはいっても一癖も二癖もあるので、そこはさすが恒川さんと思いました。
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異世界に連れて行かれて『どんな願いも10個叶えてくれる』と言われる主人公の斉藤夕月!!
行きたいような行きたくないような世界!?
恒川さんの長編作品を初めて読みました。
過去の作品に出て来たような嫌な奴とかプロットが似てたりと何故か勝手に微笑ましく思えました。
前半は人間の行動原理というか哲学を感じさせられるような雰囲気で進み『普通そうするよな!』という願いを叶えてもらってました。後半はファンタジーで未知なる世界が少しずつ顔を出してくるあたりに、だいぶワクワクさせられました!
続編も直ぐに読みたい!!!
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ファンタジーは何でもあり。SFのようにその現象の論理的な説明はいらず、壮大な夢物語をみせてくれる。そういった意味では最高のファンタジーだった。
10の願いが叶うなら、自分ならなにを願うかなと夢想しながら読了。
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恒川さんの作品は「夜市」を読んだだけだったが、その強烈なインパクト故、2冊目のこの本の読み方を間違えた。主人公の夕月の悲惨な過去も原因の一つ。
ある日の日常から、籤引きで引き当てた1等により異次元の世界で10の願い事をかなえられるという幸運に巡り会え、SFかと思わせておいて何故か王国ファンタジー路線。多少、ん?と思いながらも(ホラー作家の)恒川作品ということで、調子に乗っているととんでもないしっぺ返しにあうぞ、と警戒しすぎて、あんまり楽しめなかった…・
この作品は、恒川さんのイメージを取っ払って楽しく読むほうが良かったのか。次巻はそうしようっと。
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なかなか面白かった。具体的であれば願い事を叶えられる10個のスターが突然手に入って、自分ならどれだけのことができるだろうとか、色々と考えるのが楽しい。
ファンタジーが主要でない作家だというのが驚きとともに、他の作品をあまり読めないのが残念。
180204
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願いを10個かなえられる異世界での話のはずが
戦記ものの一面も含んでいて
長編シリーズになるらしいので
楽しみ。
自分がその立場になったら
損したくない、無駄に願い事を使いたくないって
考えるけど
使った願いが
どれだけの人や事に満足されたかも大事だなぁ。
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面白くて二日で読了……! いつもの恒川さんの作風とはジャンルも描写も全く異なる、けれど、独特の世界設定の細やかさは共通する、なかなかに読み応えのあるお話。スタープレイヤー自体の設定やスターボードの機能など、序盤こそ「おいおい」と苦笑したくなるようなものが多いのですが、十の願いの幅の広さと、個人個人の願いの使い方の違いが明らかになっていくにつて、どんどん話にのめり込んでしまいます。
自分だったら星をどう使うかな、などと、布団の中で延々考えてしまいました(笑)
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道端で福引を引いたら、10個の願いがかなうスタープレイヤーとして別次元に飛ばされた主人公の話。
主人公が美貌を得たり、過去に恨みを持つヤツを召喚していたぶっているような、前半は面白かったんだけど、後半はなんだかなぁ。
ドラゴンボールとB級RPGモンを足したような俗っぽさ。厨二病な展開はとっても残念。恒川さんがこれを書く必要があるのか?ちょっと…いや大分残念な読後感である。
続編があるらしいが、こういう世界にした必然が見えてくるなら、読んでみてもいいが…。
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一気に読んだ。
日常と隔絶された場所で、どんな願いでも叶いますと言われても、有り難くないんじゃ?と思ったら早々にショックな種明かし。どうなるのかと本を繰る手が止まらなかった。
割りと主人公が普通の人で、そこが面白いなと思った。こういうお話しだと、清廉な人か、悪辣な人が主人公になりがちなのに、夕月は立派でもなければ強くもない、普通の人で。
このお話しで少し成長した彼女に、続編では会えるのだろうか。
叶う願いがなんでもありだから、ややドラゴンボール感がある。自分が死んだら終了なところだけがちょっと違うかな。
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自分だったら何を願うのか、10の願いは多いようで少ない。少し考えさせられる作品でした。
次のヘブンメイカーが楽しみです。