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運命を変える旅の終わりに見つけたこと。。。変えるべきは運命でなく自分自身であること。。。まぁ、予定調和的な結末で、予想通り、上巻で抱いた不安とか、中巻での重量級どん底感から浮上して、きっちりと落とし前つけてくれました。しいてあげると、ルウ伯父さんのウェイトが尻すぼみの感があり、もう一つ巻き返しを期待していたのに。。。といったところでしょうか。2006/8/30
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上中下とありましたが、字も大きく読みやすかったので
一気に読んでしまいました。
読み初めから頭の中にはストーリーがw
最後まで、色んな面で楽しめました。
映画化されたのも観ましたが、原作と殆ど変わってなくて
すごく面白かったですw
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過去を変える
その考え自体ネガなのかな。
過去を変えたい。記憶を消したい。なかったことにしたい。
その願いが叶うなら
わたしはみつるのように人も殺せる。
旅をして未来を見て歩んでいける人はいつかきっと大丈夫になった。
そうでない人間もいる。
それを「前向いていこー」なのが正解!的な終わり方は納得いかなかったな。
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勇者の剣の鍔に収めるべき5つの宝玉を獲得しながら、ミーナやキ・キーマと「運命の塔」をめざすワタル。ミツルの行方と幻界の未来は? 大感動のフィナーレ。
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涙なくして読めません。旅を通して本当に大切なものを見つけたワタルはもうあの頃のワタルじゃない。純粋で正直なワタルだからきっとこの旅を終えることができたんだ。
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長編ファンタジー小説。面白かったです。堪能できました。宮部さんはファンタジー書いてもすごいですね。脱帽です。
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ただのファンタジーじゃない…ね。
ようやく読み終わったぁ…。何故か私の友達は全員ミツルファンなんだけど、私はワタルが好きだよ…?ミツも好きだけどね?
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宮部みゆきといえばミステリや歴史小説のほうが有名かもしれないが、そのストーリー構成力は健在の本。最終的な結果はなんとなく見えていたとしても、先を読みたくなるどきどき感がたまらなく、読む手を止められなくなる。著者自身がかなりのゲーマーということもあって、ゲーム好きの大人が読んでも端々に「あっ」と思える箇所があって楽しい。ただのファンタジーにはとどまらない本。
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ワタルへの感情移入は容易く、楽しい気持ちや辛い気持ちが直に伝わってきた。わたるの出した答えを、僕も辛いことに直面したときに思い出そうと思う。
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「クロスファイア」でも感じたのですが、切ないです。
でも、そうならざるを得なかったのかな。
子供より、大人に読んでもらいたい作品です。
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大人が読むべき作品。映画化されたけど、著者が真に伝えたいことを盛り込めることができたとは思えない。ワタルに降りかかった家族内の波紋が根底にあり、そしてワタル自身のコンプレックスも織り交ぜられて展開していく。自分勝手な大人たちに翻弄される子供の悲劇を正面からぶつけられるし、かつて誰しもあった子供時代を再び呼び起こされる。読むべきです!
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両親の離婚問題がすごくリアルで容赦ないので上巻は読んでいて本当に辛くて。
お父さんの言っていることもわからなくはないけど、そりゃあんまりだよ・・・と。
上巻を読んだ時点では、この話、面白くなるんだろうか・・・とちょっと不安になったくらいです。
が、幻界へ舞台が移ってからは凄く面白かったです。
旅の間に出会う様々な人達との交流や経験からワタルの心が成長していく、いわゆる王道的なストーリなんですが、さすがは宮部さん、書き方が凄く上手で、結構なページ数ですが飽きることなく読ませてくれます(^-^)
ワタルと一緒にドキドキしたり、悲しく切なくなったり。
下巻では何度も泣かされてしまいました。
仲間のキ・キーマやミーナはもちろん、ミツル、カッツさん、ロンメル隊長etc.心を動かされるシーンが満載です。
読後感もさわやかです。
RPG風ファンタジーがお好きな人には特にオススメの1冊です。
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活き活きとした「幻界」とシビアな現実の対比が作者らしい?
次がどんどん読みたくなる。読み終わっちゃった。あーあ。20060928
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RPGはXANADU以来20年間ほとんどやったことないし、ファンタジーモノは、魔法と怪物とか感情移入しにくくて正直苦手で読まなかったが。。。
子供がいたら薦めただろう。
妻がいたら薦めただろう。
悲しみを乗り越え、ヒトを思いやり、理想とは異なる醜さ、それが自分にもあることに目を背けず、受け入れて強く成長していく過程を涙とともに楽しく読みきった。
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ハードでは2冊、文庫本3冊ということで、内容が薄いのかもと想っていましたが、しっかり『大冒険』になっていて読み終えた時にとても気持ちが良かったです。手に取ってよかったと思えた本でした。