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紙の本
小学生ワタルの冒険譚
2021/04/25 18:18
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ぽんぽん - この投稿者のレビュー一覧を見る
小学生ワタルの異世界冒険譚もいよいよ完結。舞台は北大陸へと大きく広がる。いよいよ訪れる最後の戦い、これまで運命を変えるべく幻界を仲間と共に旅してきたが、そこで何かを得たワタルと、切り捨てたミツル。各々自分自身との闘いでの差となった。ワタルの勝利は予定調和とはいえ、多くの友を得て、そして喪ったワタルの最後の選択は尊い。「変えるべきは運命ではなく自分自身」これに気付いたワタルは、もう周囲に翻弄される子供ではなく1人前の勇者だから、護るべき人を護りつつ現世の困難をも乗り越えていけるだろう。大満足の物語でした。
紙の本
堂々の完結!
2020/11/25 22:26
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投稿者:やっほー丸 - この投稿者のレビュー一覧を見る
これは一気読み待ったなしですね。
ラストのわたる自信が下した決断に感動させられました。
運命を受け入れて、前に進む。何か、私自身に訴えかけてくるものがありました。まさしく、ブレイブストーリー!
紙の本
下巻
2020/07/10 06:37
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投稿者:やじやじ - この投稿者のレビュー一覧を見る
いよいよ、最終巻
主人公は現実を変えるために旅を続けてきたが、最後に願うのは何か。
最後は「父殺し」という憎しみも自分のものとして
いくらつらいからと言って現実をそのたびには変えられないと理解して。
それが出来なかった者も見て。
主人公が最後に選択したこと。
運命は変えてもらうべきものでなくて、それを受け入れて前に進んでいく勇気を得る
だからこの作品はブレイブ・ストーリーなのではと思います。
ラストの有り様がしっくりくるかこないかは、読み手自身の有り様で変わるのではないかと思わせる読了感があります。
長いけど、いっきに読ませてくれる力はさすがだと思います。
(とはいえ、前巻は「これ本当にファンタジー世界に旅経つの?って感じでもあるのですけど)
そして、再読に耐えられる作品だと思います。
(私の本棚に置いておける本です)
紙の本
ブレイブ・ストーリー
2015/09/07 18:38
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投稿者:昇 - この投稿者のレビュー一覧を見る
さすが宮部みゆき!
一気読みしてしまいました。
ワタルたちの成長も、ミツルの最後の戦いも感動です!
次は何読もうかな(笑)
紙の本
さよならは言わない
2006/08/03 23:06
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投稿者:くまくま - この投稿者のレビュー一覧を見る
ジョゾにのって訪れた凍てつく大地。そこで滅びようとしていたのは、巨大な自尊心と空虚な心を持ったかつての”旅人”のなれの果てだった。望みを捨ててしまっても、それを受け入れてしまえば、人間は普通に生きて行ける。しかし、それはとても悲しい。
滅びに瀕した”幻界”を救うために自分の望みを犠牲にするのか、それともその逆か。迷うことをやめてしまったものと、迷い続けて自分を失いかけたもの。それぞれの想いは北の帝国をも巻き込み、収束していく。
一体どんな結末になってしまうのかと心配したが、落ち着いた先はとても現実的で快い。一度過ぎ去ってしまった時間は巻き戻ることは無いのかもしれないが、新たに流れる時間を変えることはきっとできる。