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戌年というのもあり、犬に関する本を。埋蔵金のありかを突き止めるために、道中で出会った住民や犬との関わりを描き、旅をしていく。旅の中で、家族の絆がより強くなり、途中に降りかかる困難なども着実に乗り越え、新たな出会いや発見もあり、そこには成長させてくれるきっかけとなること、嬉しいこと、繋がりから見えてくる温かい気持ちとうまくはいかないこと、残念に終わってしまったことなど旅に様々な思いを感じられ、人を強くさせるものがあるのだとしみじみと感じた。犬との触れ合いも旅に一役買っただろうと。江戸の方も気になる。
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伊勢おかげ参りの後、辰五郎、沙夜、三吉、翁丸は、四国の金毘羅山へこんぴら参りへ向かう。前作に比べて、有名人、鼠小僧や広重、良寛さんなどが出てくるのでストーリーに騙されることなく、ツッコミどころも多く、いつも小説を読んでいる気分のまま進む。翁丸の大奥での生活もちらりと言及されて、やっぱりやんごとなき箱入り犬であることがわかる。鼠小僧の連れている忍犬金太がかっこいい。間抜けアドベンチャー道中、前作よりも翁丸と金太の出番が多いところが良い。非常に軽くて面白いです。
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「駄犬道中おかげ参り」の続編。
伊勢へのおかげ参りを無事終えて、四国の金毘羅を目指す、辰五郎、沙夜、三吉の“他人家族”と、代参犬の翁丸。
様々な名所や名物を楽しみつつ、そしてまた厄介な事に巻き込まれつつ、楽しくテンポよく話は進みます。
今回はダメ犬・翁丸とは対照的な、“できる忍犬”・金太も登場したり、あの伝説の盗賊も絡んできたり、辰五郎の生い立ちに関わるアレコレも出てきたりと盛りだくさんです。
旅を通して、辰五郎達三人(と一匹)が、本当の家族のような絆が生まれ、より一層深まっていくのが良いですね。
そして、翁丸が美味しい所をもっていくのも、お約束でナイスです。
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やっぱりとにかく面白い!
まぬけな翁丸の表情が目に見えるぐらいに表現されていて、とっても可愛い!緊迫した場面でも和ませてくれます。
物語は前作同様ハラハラドキドキして、興奮しながら、そして笑いながら読み進めました。
素直に楽しめる作品です。
赤ちゃんは無事に生まれるのだろうか?
続編がないとずっとモヤモヤしそうです(笑)
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土橋章宏 著「駄犬道中こんぴら埋蔵金」、2017.10発行。前作江戸からお伊勢参りで家族になった辰五郎、沙夜、三吉、翁丸の一行はお伊勢参りから金毘羅参りに。トラブルに巻き込まれながらも珍道中は続きます。
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続編でも、相変わらずの大風呂敷の法螺話
今回は、登場人物がちょっと面白かったです
会話中心なので、サクサク読めます
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旅の途中で起こるいくつもの騒動を乗り越えて本当の家族になっていく3人。
3人を追って旅に出たくなる。
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図書館の児童書コーナーで借りました。
江戸時代に実際にあった犬だけでのこんぴら参り、飼い主のために頑張る健気な犬を、まわりの人間がお世話して、金比羅様まで行く
しかし、この本では、賢い犬にお世話され?凸凹人間が頑張る話しです。