JavaScriptが無効の場合は一部ご利用いただけない機能がございますので、有効にすることをお勧めいたします。
最大50%OFFクーポンが当たる≪hontoガチャ≫ 今すぐチャレンジ!!
<3日間限定>【15%OFF】コミックセット全商品に使えるクーポン
【本のガチャ(R)】酒ガチャ×本のガチャ(R) ~ハッピーな物語を読んで飲む~
【無料&割引】≪honto限定≫コミック 200冊以上無料&続巻割引キャンペーン
【電子書籍ストア】 100万ポイント山分けキャンペーン
【30%OFF】「文藝春秋」小説・ビジネスなどに使えるクーポン
ハズレなし!あしあと抽選ポイントお得キャンペーン
【最大1000ポイント】予約キャンペーン 期間限定 最大1000ポイントプレゼント!
【ポイント20倍】集英社 ファッション誌 ポイント20倍キャンペーン
【最大200ポイントプレゼント】≪honto限定≫池井戸潤「俺たちの箱根駅伝」レビュー投稿キャンペーン[電子]
【50ポイント】メールマガジン購読キャンペーン 登録&エントリーで50ポイントプレゼント[電子]
電子0
通販0
詳細検索
セーフサーチヘルプ
セーフサーチについて
性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示を調整できる機能です。ご利用当初は「セーフサーチ」が「ON」に設定されており、性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示が制限されています。全ての作品を表示するためには「OFF」にしてご覧ください。※セーフサーチを「OFF」にすると、アダルト認証ページで「はい」を選択した状態になります。※セーフサーチを「OFF」から「ON」に戻すと、次ページの表示もしくはページ更新後に認証が入ります。
ほしい本の一覧を見る
みんなの評価3.0
レビューを書く
評価内訳
2018/01/06 00:59
投稿元:
レビューを見る
文化史と言うと聞き慣れないが、新たな試みであるため、当然である。著者の構想する文化史はまだ過渡期にあり、完成形とは遠いが、思想も文学も芸能も含めて、文化事象の経過を動的に捉えようとしている。従って、各時代の文化的特徴を切り取って並べるというより、文化事象の動きを記述してその躍動を追うことに努めている。それ故、思想史として思想だけを追うでなく、もしくは、文学史として文学作品ばかり焦点化するでなく、文化の出来事を可能な限り考慮に入れて、社会に生じる文化的出来事をリアルに近い形で追跡しようとしている。そうすると、社会の前面で光彩を放つ文化事象ばかり焦点化されるという側面は確かにあるが、それでも既成の学問的な枠組みを超えてより一層マクロに文化を洞察することができ、私は少なからず知的興奮を覚えた。近い将来、日本文化史が科目化することは必定である。
2020/02/29 01:16
日本文化史の概観をおこなうとともに、文化史研究の方法にまつわる問題提起をわかりやすいことばで説明している本です。 本書は三部構成となっており、第一部では著者の放送大学での授業内容を踏まえつつ、日本文化史の概要を説明しています。第二部では文化史における時代区分の問題について、第三部では文化史における文学作品のあつかいについて、それぞれ問題提起をおこない、「文化史」という学問領域の方法における問題が提起されています。 「あとがき」の叙述から、著者自身が本書の内容に満足していないうかがわれます。本書の叙述は、読者にとって親しみやすい文章になりよう心掛けられているということもあり、たしかに提起された問題に対する十分な検討がおこなわれているとはいいがたいような印象もあります。問題そのものは重要な内容を含んでいるように思われるので、より包括的なかたちでこれらの問題について考察をおこなう論者が出てくることを期待したいところです。