投稿元:
レビューを見る
ココシャネルの残した名言を大きな文字で1ページに記した横に、その名言の裏の情景がわかる細かく分かりやすい解説は、読者が苦手な人でも読みやすく、ココシャネルという人物像が分かりやすかった。ずっと細かい文字が並ぶことではなく、名言が大きな文字で書いてあるページがあるのことで、分かりやすい区切り感と目休め的な感じもあって1日で読み切ってしまった。ココシャネルの強くたくましい女の生き方はこの本を読めばすぐに分かり、ココシャネルの虜になる1冊だと思う。
投稿元:
レビューを見る
『かけがえのない人間であるためには、人と違っていなければならない。』
死の直前まで自身のスタイルを貫き、生涯を仕事に生きた彼女の在り方に美しさを感じずにはいられない。
「みんないっしょに」という言葉で苦しんでいる人に届けたい1冊。
投稿元:
レビューを見る
シャネルは傲慢で強い女性だと思いました。シャネルは動きやすく、シンプルな服を好んでいたのはイメージと違い、驚きました。流行に乗ることはなく、シャネル自身のスタイルを貫いたからこそ今現在でもシャネルは人気があり、好まれていることがよく分かりました。
投稿元:
レビューを見る
著者の山口氏はアートを主題材とする作家で、「ココ・シャネルという生き方」を代表とする生き方シリーズなど、多くの著書を発表されています。
20世紀初頭、言わずと知れた一流ブランドを築きあげたデザイナー、ココ・シャネル。
ファッションに限らず、その鮮烈な個性は、当時の女性たちに非常に大きな影響をもたらしたそうです。
本書では、シャネルが残した数々の言葉から彼女の生涯をたどり、その人生観を紹介しています。
印象に残った内容の一部を紹介します。
『かけがえのない人間であるためには、人と違っていなければならない』
これはシャネルが一生を通して持ち続けた考え方で、他人と同じことをするのが大嫌いだったそうです。
著者も、シャネルを語るキーワードのひとつに「嫌悪」をあげており、「〇〇したくない」という負の感情を行動の原動力にする、珍しい人物だったようです。
強烈ながらも人々を惹きつける魅力は、シャネルの次の一言に表れています。
『私の頭のなかに秩序を押しこもうとする人々が嫌い。』
シャネルは生涯のうちに何人もの一流の男性と大恋愛をしますが、26歳のときにカペルという富豪の男性と出会います。
カペルは、帽子店を成功させて自立しようと必死に働くシャネルを高く評価し、彼女の才能を伸ばそうと全力で協力したそうです。
シャネルも、自分が本気で仕事に打ち込む気持ちを理解してくれるカペルのことを「もっとも愛した男」だといいます。
この人といると、ものすごい意欲が湧いてくる、自分の力を思いっきり発揮できる…。
女性の自立という概念がなかった当時、シャネルにとって自分の事業を本気で応援してくれる恋人の存在は、心強いものだったそうです。
私の愛する人は、私の意欲にけっして水をさしたりしない人だった。
表現者であってもなくても、人が何かをするということは、他者からの評価や反応を覚悟することと同じだと著者は言います。
晩年、シャネルのコレクションは賞賛されることもあれば酷評されることもあったそうです。
しかしシャネルは、周囲の評価よりも「自分が全力を尽くしたか」に価値をおき、いつも仕事に全力で取り組んだそうです。
本書を読み、当時の常識や周囲からの批判に左右されず、自分の人生を自分らしく生き抜くというシャネルの強い信条に、私は心を打たれました。
私は起業する前、会社でトップの営業成績を収めるほど仕事に打ち込んでいました。
しかし起業の準備を始めたときは、会社でいっさい残業をしなくなったことで、上司や先輩から注意を受けることもありました(定時までは一生懸命仕事をしていたのですが)。
それでも、どうしても事業で理想の結果をつくりたい。
メンターから「批判なんてそよ風だ」と教わり、八方美人でいては駄目だと自分に言い聞かせて、懸命に努力してきました。
私が起業の道を選んだことを、メンターや同じよう��経営を志す仲間からはたくさん応援していただき、大きな支えになりました。
誰かから批判されるということは、自分の信条を貫いている証なのだ、と本書から学びました。
私もシャネルのように自分で決めた道を突き進み、仲間とともにさらに大きな結果をつくっていきます。
投稿元:
レビューを見る
シャネルの言葉にそれが語られた背景を付けた一冊。背景を知ることで、切り取られた言葉であっても共感を生む。彼女の生き方から発せられた箴言はどこか佐伯チズさんを思い出させる。
投稿元:
レビューを見る
通学にちょうど良かった。
2ページ単位なので、本が苦手な人も読みやすいと思います
私はChapter2が好きでした
恋愛のことについて書かれた章。
その中で、1番グッときた言葉は、
『彼を亡くしたときに私はすべてを失った。』
スラスラと読めるので、そこが逆に少し物足りなく感じました。なので、イッキ読みする感じではなく、隙間時間に読む用としておすすめ!
投稿元:
レビューを見る
https://www.read4action.com/report/detail/?id=1678
投稿元:
レビューを見る
--------
シャネルが多額の支援をしたセルゲイディアギネフについて。
「いちばん楽しい友人。彼の人生に対する情熱、ボロボロの服を着てあたふた生きているところ、美しいバレエのために何もかも投げ出して、破産してゆくこの男が大好きだった」
何もかも投げ出して、破産してゆくこの男が大好きだった。なんて美しい文章なんだろう。
--------
「お金があれば、自分が愛している人々を、何か言うべきものを持っている人々を助けることができる。」
有名になる前の天才を発見して、彼らに経済的な支援を与えたシャネル。私は自分が暮らしていけるだけのお金があればいい、と思っているけれど、こういう使命感のような考え方があるんだなと思った。
--------
日焼けはかつて労働者のものとされ、上流階級は白い肌を自慢
シャネルは、バカンスを楽しめる人たちの特権、という価値観に変えた。
時代によって「イケてる」ものって違うけど、一人の女性が新しい価値観を生み出してしまうって凄い。
--------
ジャージー素材の生地はもともと男性の下着に使われてきた
戦時下で物資が不足し、何かないものかと考えた結果シルクジャージーでドレスまで作ることに。
アイディアだよなあ。朝ドラ「カーネーション」の糸子を思い出す。
--------
シャネルの葬儀は最前列にモデルを並ばせた
全員がシャネルスーツを着ていた
。。かっこいいよなあ。死んでもなおかっこいい。
投稿元:
レビューを見る
帯の、
「退屈よりも大失敗を選びなさい」
と、表紙の
「嫌いなことに忠実に生きる」
という言葉に惹かれて。
シャネルかっこいい…!となりました。
元々ブランドでシャネルが好きだったけど、人となりを知ると更に好きになる不思議。
本の評価というより、ガブリエルシャネルという人物が好きだからのこの評価になってしまうな
投稿元:
レビューを見る
「香水はあなたがキスしてほしいところにつけなさい」
「コピーされることは賞賛と愛を受け取ることだ。」などなど
ありきたりな言葉じゃなくて、新しい発想をくれた本。
「オードリーの言葉」の本も読んだけど、オードリーは謙虚で日本的な考えに近かった。
シャネルのほうが刺激的で私は好き!
投稿元:
レビューを見る
今では誰もが知っているであろうココシャネルがどのような人生を歩み、何を信念として生きたのかを知りたかったため手に取った。
シャネルは人生を仕事と恋愛に全振りしており、そこで自分にとって嫌いなるものをバサバサと切り捨てていった。革新的なアイデアを出すために自分が人と違っていかなくてはならないことを受け入れ、それを強みに変える強さは成功者の強さを感じる。
傲慢であること、退屈よりも行動して失敗を選ぶこと、嫌いという力強い感情の動きのもとに行動するといったことらは、是非とも見習いたい。
人生の中で何か残すために、自分の信念を見つけ、それを愛すことがいちばんの人間としての魅力となることを、この本から、またシャネルの生涯から学べた
投稿元:
レビューを見る
他の人と自分を区別すること、自由のためにお金を費やすという言葉が印象的だった。強烈なキャラクターと自己を確立しているシャネルは天才やカリスマといった言葉が似合うと思った。自分のことと置き換えて考えたときにシャネルとオードリー・ヘプバーンではオードリー・ヘプバーンの方が置換やすい。
投稿元:
レビューを見る
ずっと持っていたい本。シャネルのコスメが欲しくなる。ガブリエルシャネルの本は他にも何冊もあるから読んでみたい。
投稿元:
レビューを見る
正直、シャネルという人は性格があまりよろしくないなーと思った。しかし、あの時代に女性が働いて生きていくには何でもしなければならなかったのだろう。とても真似はできないが、すごいと思った一冊。
投稿元:
レビューを見る
ココ・シャネルの生い立ち、人生観を知ることができる
「シャネル」というブランドの成り立ち、
譲らない気品さ、シャネルという人物そのものをファッションに置き換えたものがブランドなんだということがわかる。
シャネルのブレない、自分らしさを大切にする、
働く女性として、そして1人の女性としての強さが詰まった本。