電子書籍
魔力を失う
2020/05/12 17:00
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:にゃお - この投稿者のレビュー一覧を見る
もしかしてイレーナが力を失ったのは妊娠したから?
途中そういう記載が出て来て、まさかと思ったら最後にもやはりその件が出て来て・・・・。
子供に魔力が言ってるとかはないのかな・・・。
投稿元:
レビューを見る
イレーナが刺客に襲われ、魔法が使えなくなる事態に。
今回はヴァレクのやんちゃな過去が明らかになったり、ヴァレクがイレーナに傾いたせいで最高司令官が拗ねてたり。
みんなそれぞれ忙しすぎて、二人の甘いシーンとか平和な一面はほとんどありません。終わりはないという言葉がもう、そしてイレーナのフラグが最後の一言で回収されました。早く幸せになってほしいです。二人も両国も。
投稿元:
レビューを見る
第一シリーズ完結からずっと心待ちにしてた第四巻。
・・・だが少し拍子抜け。
大きく変わったところとしては、主観がイレーナだけでなく他の人物も加わったところ。
話がイクシアとシティアで同時進行するため、イレーナだけの物語にできないのも分かるが、作者/訳者の描き方に引き込まれている中、急に主観が変わって少し気持ちが冷めてしまう。
この作品に関しては次巻への布石となっているのかと予想しているので、次巻を読んでからでないと評価が難しい。
投稿元:
レビューを見る
面白かった。
イレーナの魔法が消えてなんとなく心許ない。
最後は衝撃であった。
次回はどうなるのか、強く引っ張られた。
ヴァレクの過去が面白かった。
少女に化けて髪結いの修行をしていたとは。
投稿元:
レビューを見る
毒見師イレーナの四作目。
いきなり6年後になっていたのには驚いた。
勝手に少女の成長物語と思っていたらしい。
自分自身と重ねていただろう若い読者がついて行けたのだろうかと、
これまた勝手に心配になった。
なにせ、イレーナの兄は結婚していたし、
かつて物乞いをしていた少年フィスクが青年へと成長したし、
魔術師同士の高感度通信器や魔術探知機ができ、
魔力耐性のあるヴァレクを閉じ込めることのできる零の盾ができたくらいだから。
イクシアとシティアの連絡管をを務めているイレーナは命を狙われ、
その毒のせいか、魔力を失う。
暗殺者を雇ったのは誰なのか、魔力を失う毒とは。
そんな危機的状況の中、また危険な囚人が脱走し、
最高司令官のそばには若い女性の暗殺者オノーラが現れる。
ヴァレクの後任になりたいという彼女は味方なのか敵なのか。
ともに密輸団を探す任務につくが、
最終的にはオノーラが最高司令官の命令でイレーナを襲ったことをつきとめる。
死刑になったはずの魔術師があらわれ、
最高司令官がヴァルクに告げることなく人を操る薬を作らせていたことがわかる。
ヴァレクと最高司令官との信頼関係はどうなってしまうのか。
国王一家を暗殺したぐらいで革命が成功するとは、
現実要素が多いこの作品の中では都合がよすぎる気もするが、
ヴァレクの過去の物語が面白かった。
兄達を殺され、復讐のために師匠の下で暗殺を学び、
のちの最高司令官に出会い忠誠を誓い、望み通り国王一家を殺すのだが、
王妃に近づくため髪結いになるところが特に面白かった。