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最近、反アベ派の層を中心にちょっと話題のこの人が、どういう思いで記者をしているのかに興味があって読んでみた。
すごい人だと思いました。支局時代にも大きな仕事をしている。たいそうなタイトルですが、それにふさわしい記者かもしれない。東京新聞を購読したくなりました。
今後も応援していこうと思います。
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よく言えば猪突猛進。悪く言えば暴走気味。
望月さんの仕事に対する情熱は伝わるのですが、好きか嫌いのどちらだと聞かれれば、決して好きとは言えない。ただ、とても興味をそそられます。
タクシーの使い放題や、取材先を怒鳴る。
汚職問題が好きだと言い切ってしまうところや、定例記者会見では、最初から「嘘をつかれる」と決めつけて、質問をぶつけるころも疑問を抱かずにはいられない。
真っ直ぐすぎるのか、質問のぶつけ方が下手な人だなと思う。
フリーランス記者の安積さんを見習えとは言わないが、もう少し賢いやりかたがあるだろうに・・・
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本を読むまで知らなかった。
けど、情熱を持って挑み続けている姿は本当にかっこいいと思った。
新聞離れというけれど、こうやって闘って得た情報が発信されているなら、ネットニュースとは意義が大きく変わるのではないだろうか?
周りに変えられないために。私はどこに向けて進みたい?
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ここに書いてあるのは、記者という職業として、至極まっとうなスタンスと行動だ。著者が見ていて、???と感じる周囲の記者の腰の引けかたは、いったいなんだろう。そういう報道陣は、どっちを向いて仕事をしているのだろう。
書店には、この本を買いに行ったわけではなく、ふと手に取って買った本だけれど、とてもいい本でした。
東京に出張したら、面白そうな新聞を買うことにしよう。
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おかしいことはおかしい、と声をあげる人こそ希望だ。
日本では、おかしい、と言った瞬間に、多数を批判した瞬間に白い目で見られるのが、本当に怖い。
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権力の腐敗が進み、富の集中も進み、どこか閉塞感が漂う今日この頃。
与党の政治家や官僚が保身のために空気を読まざるを得ない圧迫されすぎた権力構造を今のまま進めてはいけない。
おかしいと思ったことは、おかしいという。
目の前にある問題に見て見ぬふりをしない。
望月さんのような気骨のあるジャーナリストが増えて欲しいと思う。
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あとがきにあった言葉。望月さんが大切にしているというガンジーの言葉。
「あなたがすることのほとんどは無意味であるが、それでもしなくてはならない。そうしたことをするのは、世界を変えるためではなく、世界によって自分が変えられないようにするためである。」
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望月さんのおかしいことはおかしいと思えるその感覚とそれを勇気を持って声に出していく行動力に胸が熱くなった。
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自分に分かるまで、とことん質問する。
この姿勢は、実に重要なんだね。
菅義偉に嫌われるほどに質問するっていいぞ。
臭い物に蓋をする。なかったことにする。など
今の 安倍ー麻生ー菅義偉の姿勢は、
許せないなぁ。
加計、森友、詩織さん事件、など目に余る。
現在も、年金問題のなかったものにする姿勢。
子供の時には女優になりたかった。
南アのアパルトヘイトの本を、母親に渡されて
不公平さに、怒りを覚え、ジャーナリストになろうとする。
学生運動をしていた父親も業界紙の記者だった。
「読売」は嫌いだという父親のぼそりと言った言葉に
機敏に反応する。感受性が豊かだね。
頑張れ、望月衣塑子新聞記者。
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内容(「BOOK」データベースより)
官房長官会見に彗星のごとく現れ、次々と質問を繰り出す著者。脚光を浴び、声援を受ける一方で、心ないバッシングや脅迫、圧力を一身に受けてきた。演劇に夢中だった幼少期、矜持ある先輩記者の教え、スクープの連発、そして母との突然の別れ…。歩みをひもときながら、劇的に変わった日々、そして記者としての思いを明かす。
映画『新聞記者』を観に行き 原案のこの本が気になり読んでみましたが 内容は映画とは全く違うものでした。
しかし、空気を読まずに疑問を質問しまくるこんな記者がいてもいいんじゃないかと思っています。
権力者が原稿を読み上げるだけの答弁なんて意味があるのかと...
マスメディアの役割は、政治的な事実を報道・解説し 一般市民に政治的判断の基準を提供することだ思うのだけど 今の日本はどうだろうか?
特にネットニュースは面白おかしく書かれているものもあり 仕事としての責任感はないのかな?と思ってしまいます。
世界によって自分が変えられないようにするには 周りに流されず 自分自身のはっきりとした思いを持たないとなぁ...と思っています。
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当然だが自己肯定の内容。それなりに評価はしているが結局なんだったんだ?と思える行動だった。より質の高い情報を発信していただくことを期待する。本の内容も結局なんだ?と思える。もっと詳細に現場にいるかの様な描写だとありがたかった。
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映画を見たので読んだ。官房長官に「あなたに答える必要はない」って言われてたの、望月さんだったのね。
記者会見でズバズバ切り込んでいく望月さんの話は気持ちいいし、切り込まれて言い淀むでもなくさらっとかわしていく官房長官には不快感しかないなー。
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新聞記者でこの人ほど毀誉褒貶が激しい人はいないだろう。
いや、一般人が新聞記者で名前を知っている人といえば、現代ではこの人ぐらいだろう。
それほどの有名人の生い立ちから家族、就職、転職の誘い、結婚、そして、質問のことが歯切れよく書かれている。
安倍長期政権が民主主義とはどんどん離れていってしまっている。原発事故のときに、保身と我欲にまみれた体制がこのような事態を招いたと言われたが、現在は原発だけでなく、さまざまな面で、長いものには巻かれよ、が蔓延している。
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現役の新聞記者が、今、現在起こっている事に、如何に向き合い、如何に伝えようとして奮闘しているかを、渾身の思いを込めて記した一冊です。
ここに出てくる事件の中には、未だ解明されず、あるいは解決されていないものも有り、その事への想いは、読者である我々の想いにも通じるものがあります。
是非、みなさんにも読んでいただきたい。
そして、今一度、報道の現場を少しでも身近に感じて、新聞、ニュースに接してみると、新たな面が見えてくるかもしれません。
同時に、同題名『新聞記者』の映画もご覧になられると、過酷で、スリリングな、報道の現場が体感できるかもしれませんね。
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話題の本だが、著者の仕事に対する執念を感じる好著だ.前作「武器輸出と日本企業」も読んだ段階で、非常に共感するものが多かったので、本書も期待していたが、その通りの内容だ.菅官房長官とのやり取りは冷静に見て、彼女の勝ちだと思います.おっさんの見苦しい言葉は、政権の状況を如実に表していると感じています.頑張れ、衣塑子!