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著者のSE人生(3章以降はSEじゃないけど)とこれからのSEについての提言本。
なんというか本当にSEってブラックなんだなと思った。こういうことがあるから、自分は少なくとも社外で働きたくない(社内だからいいってものでもないし、上には外にはでたくないといっても出ざるをえない時はやってくるとは思う)。
自分のプログラムミスが原因のバグにたいして、顧客側から「確認漏れでした」と謝られるのは確かにちょっと辛いかも。まあ、自分もテストいいかげんなところがあるので、気をつけたい。
後、自分が経験もないのに経験のあるふりをして働かなきゃいけないというのもきつい。自分も、一度外に出た時に、Azureの経験まったくないのに、経験あるということで行って欲しいといわれたときはちょっとつらかった。元請けの社員とうまくコミュニケーションとれなかったのはそのせいでもあると思う(自分の場合そんなことに関係なく、コミュ力はないし、そもそも「Azureの経験はあるんですか?」と聞かれて思わず「いや、初めてです」と答えてしまったのだけれども)。
ちょっと面白かったのが、男性ばかりの現場に可愛い女性が配属されると、今までいたメンバーが異常なほど高い生産性を発揮し始めたという話。そういうの昔、聞いたことあるけど、いまいちよく分からなかったりする。可愛い子がいると逆に気になって仕事にならない気もするのだけど。でもまあ、たしかに可愛い子がいてくれたほうがいいのは分かる。