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クリスマスイブに浮気捜査中の探偵が知ったサンタクロースの秘密。文中「浮気」がたくさん出てくることを除けば、挿絵が温かくてとても綺麗な絵本。海外のファンタジーの翻訳本みたい。探偵の捜査が浮気じゃなかったら、子供向け絵本にもなりそう。
ほとんど無理やりなこじつけで、伊坂幸太郎らしいハッピーエンド。自分が真実だと思っていることが真実とは限らない。
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2018.03.09
図書館で予約して半年。
手元にくるまで絵本だと知らなかった。
見方を変えればステキな秘密が見えてくる。
少し気を緩められるお話し。
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大人向けのクリスマス絵本。クリスマスは誰かに贈り物をしたくなる日っていうのが素敵だなと思った。そして、最後……。
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舞台はドイツ。探偵カールがクリスマスの夜に出会った、謎の男とは…? 伊坂作品のエッセンスすべてが凝縮された、心温まる聖夜の奇跡の物語。マヌエーレ・フィオールによる幻想的で抒情的な雰囲気の挿し絵も収録。
どうということはない絵本だけど、伊坂自身による後書きによれば大学1年の時に初めて書いた小説なのだそうだ。それを知ると「なるほど…」と少し読後感が違ってくるから不思議。
(C)
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クリスマスの夜、探偵のカールはある男の浮気調査をしていた。
彼がとある家へと入るところを見届け、出てくるところを待つ間にベンチで謎の男に出会い、時間つぶしに幼い頃のクリスマスの苦い思い出の話をすることとなる。
絵本ということだけど、これは完全に大人向け絵本だった。
漢字も多く、ルビもふられておらず、そして内容も浮気調査から始まるから。間違っても幼い子どもに買い与えるものではない。
それでも、温かく、ちょっぴりミステリーなスパイスの効いた素敵なお話だった。
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伊坂氏の意外本。大人の絵本、とでもいうべきか。季節柄、寒いけど公園のベンチで読むのもいいかも。孤独な大人たちへ!
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絵本の形式なので、すぐに読めてしまう短いお話ですが。伊坂さんテイストはたっぷり。タイトル通り、クリスマスにピッタリのお話です。でも内容については多く語れないかもっ。とりあえず、あったかい気分になれる一冊でした。
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■「探偵さん、その話、よければ僕に話してくれませんか?」
舞台はドイツ。探偵カールがクリスマスの夜に出会った、謎の男とは…?心温まる聖夜の奇跡。伊坂作品のエッセンスすべてが凝縮された、心温まる物語。かつての子どもたちへ、これからの大人たちへ。
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大人のためのクリスマス絵本。
子どもの頃にクリスマスをワクワクして待っていた気持ちを思い出す。
伊坂さんによる安定の伏線の回収と素敵なこじつけ、そしてマヌエール・フィオーレによるあたたかいイラスト。毎年クリスマス時期に読み返したい。
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あの伊坂さんが絵本を出したと聞いて、どんなものかと思ったけど、いつもの短編という感じ。子供向けではないですね。
話にも出てきた通り、少々こじつけなところもあるけれど、ちょっぴりあたたかい気持ちになれるクリスマスの話。
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伊坂氏が大学1年生で書いた初めての小説を
自身でリメイクしたそうです。
伊坂氏が伊坂氏らしい感じをちょっとだしてる
クリスマスのお話です。
時代の流れでサンタもトナカイも
どんどん変化してるのでしょう。
私もサンタクロースを信じているので、
できるだけいい声のスーツの似合う
サンタクロースをあてがってほしい。
プレゼントはむしろサンタ本人。。。
あ、失礼しました。
楽しかったです。
あ、そのうち、サンタもAIになるのかしらん。
「OK、サンタ!
私にサプライズして!」とか
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クリスマスイブに探偵に起こる、サンタクロースにまつわるストーリー絵本。
苦い過去の記憶と認識が別の見方と現実により幸福な夜に変わっていく。
マヌエーレ・フィオールの絵が穏やかでやさしい。
17-143
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やっぱり伊坂幸太郎、スゴい!たったの79ページ(と言っても、挿絵が結構あるので、実質60ページくらい)の作品ですが、読み終えた時には狐につままれたような、不思議で濃厚なミステリーを読んだ後のような余韻に包まれます。
物語は、浮気の調査をしている探偵と、謎の男との会話から成っています。何気なく交わしている荒唐無稽の会話から、様々な事実が明らかになっていき・・・。伊坂さんらしいテンポの良い会話、謎の男とは一体何者なのか。
なんとも優しい気持ちに包まれる、クリスマスにぴったりの作品です。
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作者らしさのある絵本。会話が面白いし絵と合っていた。ラストは何となく予想できたがクリスマスらしい心温まる大人の絵本だった。
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「こじつけ。可能性のゲーム」
響くお話だったなあ。
Xmas Storiesの本とも通じる所があるし、
気になる所がたくさんあってまた読みたくなる!
絵もなかなかのインパクト!