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若干の推理小説風だが、日常の中で少し鳥肌が立つ程度。
身近な短編もあるが、CIAが出てくると異世界で、距離感がとりづらい。
また、飲み歩きが好きなおじさんの気持ちも、自分とかけ離れ過ぎて共感しにくい。
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ハードボイルド小説的なのか?と、思いながら、読み始めたのだが、、、、8話からなる短編集。
主人公は、小説家の「私」という所が、作者 大沢在昌氏なのかは?であるが、、、、
麻雀は、余りわからないが、「カモ」のオチは、面白かった。
「村」は、現実にあれば、怖い!と、、、
北朝鮮などは、地図に載ってない所も多く存在するらしいけど、、、、日本では考えられないと、思いながらも、テレビの「ポツンと、一軒家」だったか?、、山中に誰も居ないような場所に家があるのを見て、、、やはり、どこかの国では、こんな小説のような話が、あるかも、、、なんて、背筋が、寒くなった。
「イパネマの娘」は、少し淡い恋の物語りであった。
「大金」も、推理力とで、話が展開して行くが、見つけた大金は、届け出の出来ないものだとしたら、、、、どう考えられるのか?と、、、、
短篇的で、少し物足りなさを感じながらも、色んな話の話題に面白かった。
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大沢在昌にしてはめずらしい類の小説じゃないかな。
小説家が遭遇する不思議な人物にまつわる話、1つ1つは短編で、それぞれ落ちがついていて意外と面白く、ちょっと時間が空いたとき少しずつ読むのに最適か
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実に、身近な「作家」から見た日常をうまく捉えて、物語にする。
作家は、嘘を書く職業で、想像力で書くといいながら、作家の日常を描く。
それも、日常からフィクションに加工していく手腕はなるほどと思わせる。
「推理小説では、登場人物の行動には論理性が求められる。目が合った、気に入らないので殺した、という犯罪が現実では起こる。弾みや偶然は、現実世界ではたくさんあるし、いくら起こっても人は受け入れる。しかし小説世界で起こすとすれば、限られた回数と、起こるべくして起こったという説得が読者に対して必要となる。」という。小説の世界は、偶然よりもロジカルにできている。
現実にはまだ起こっていないけど、起こっても不思議でないことを書くという。
作家のありようが見える。
「自分が嫌いになるような真似だけしたくないんだ」とカッコつけるのがいいなぁ。
「幽霊」「カモ」「確認」「村」「イパネマの娘」「大金」「覆面作家」「不適切な排除」と短編が積み重なっていく。この中では、「イパネマの娘」が淡い思い出と中年の切なさがなんとも言えない味がある。作家としての宿命みたいなネタと持ち込みに対応しながら、そんなの題材にしないけどというのが、大沢在昌なんだね。
大沢在昌の日常がなんとなく、透けて見える。面映ゆいのだ。
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作家さんの本音らしきものが書かれていて面白かったです。ハードボイルドの気分に浸るため、銀座のバーに一度くらい行ってみたいけど、やっぱり怖いからいいや。
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ミステリー作家を主人公にした短編集。
大きなミステリーではなく、主人公がちょっとした謎解きをするもので、読み易くてするする読めた。
主人公が作家なので、図書館で読まれるのはあまり嬉しくないというセリフには耳が痛く…汗