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アクティブラーニングの必要性とこれからの教育のあり方、必要とされる人材について具体例を交えながら対談している。そういう意味では大変興味深い知見が見られる。
今の教育に問題があるのは認めるし、変えていかなければならない。しかし、彼らの論理は文科省や学校、先生はダメだからみんな無くしてしまえというような論である。まあ、そうすれば解決するのかもしれないが代わりにそれを担う人材の確保はどうするのだろう?高齢化社会や医療費の増大を老人や病人は死んでしまえばい良いということと同じことで現実味に乏しい。言いたいことだけ言って解決策を示さないという感じ。
このお二方がこのような論を論じるとは思わなかった。
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教育界では良く「不易と流行」という言葉が使われる。
この本は不易:流行=2:8 というイメージでしょうか(^^)
と書くと,「流行と感じている時点でオワコン」と言われてしまいそうですが。(オワコン=終わったコンテンツ)
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竹内薫と茂木健一郎の対談本。
竹内薫はともかく、茂木健一郎のほうは本当、アンチ日本だなと感じた。竹内薫もそういう点は否めないけど、そういう世の中を変えたいと思って学校まで作ったぐらいだからまだ好感は持てるのだけど。
勉強のできる子が分からない子に教えるという構造はいいと思う。小学校でも授業の一環としてとりいれてもよさそうな気がする。
「ティール・フェローシップ」という1000万円もらえる奨学金の条件に驚いた。唯一の条件は大学に行かないことらしい(もちろん、別に審査はあるだろうけど)。そういう考えもありなのか。
ホームスクーリングの成績は格差との相関性がないという話には驚き。むしろ、ホームスクーリングほど金持ちほど頭がよくなりそうな気がするのだけど。勉強したくなるような環境を作るのが大切とのことだけど。
茂木健一郎の「日本人が英語を喋れないのは文科省の陰謀」という説はさすがに引いた。竹内薫も「そんなまさか」と否定してたけど、その次の茂木健一郎は「それはそうと……」と話題を変えていて噴いた。
なお、茂木健一郎は今、地上波テレビを全く見ないらしい。昔はよくでていた印象だけど、今は出演することさえないという理解でいいのだろうか。いったい何があったんだ。
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日本の教育の問題点と世界(特にアメリカ)の教育の動向について。賛同できない部分もあるが、教育にもっと多様性が必要だという主張は賛成。アメリカやヨーロッパで独特な取り組みをしている学校の事例は勉強になった。
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いつもならうさんくさいと思う2人の考えに同意した。最先端であるかどうかに振り回されず,より良い教育を考え実行し続けることが必要だろう。国全体の教育を考えれば仕組み作りになるが,この仕組みがやっかいで,一旦作られると仕組みを維持することが目的なる。自分ならどうするを問うてくれた本。
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対談形式で書かれているところが読みやすく、なかなか予測にくい未来のために、今何を学ぶべきかということが比較的わかりやすかった。
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「一条校」設置の難しさ。
日本の教育の遅れ。
構造的な改革の困難。
アクティブラーニング。座学しかやってこなかった日本。
文科省は英語教育を進めるが教えられる教師はいない
プログラミングも同じ結果をたどるだろう
日本は、教育に関して規制が多すぎる
教員資格が厳しい。知識があっても教えてはいけない。
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日本の教育がいかに遅れているか、
特に、公教育の問題点をたくさん指摘されている。
多忙化?いえいえ、そんなことではなく、
英語教育
プログラミング教育
の遅れ、
日本のICT活用の遅れ、
教育委員会
文部科学省の問題点‥
日本の教育が駄目すぎるから、行かせたくない!
これが全てではないと思うけれど、目を背けてはいけない内容だと感じた。
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オッサン二人が教育について対話形式で語り合うという内容。一方のオッサンは茂木健一郎で、もう一方のオッサンは科学書の翻訳等をしている竹内薫。
二人の意見を聞いて、古臭い考えの人は抵抗感を持つかもしれないが、それが現代日本の現状だと思ったほうがいいと思う。
とりあえず義務教育は文部科学省お墨付きの公立や市立でないと駄目だ!という考えの人は読んでてもイライラするだけだと思うので読まないほうが無難です。
要約すると、
日本の教育はクソ
日本のテレビはクソ
文部科学省は超クソ
という内容で、私も同意見です。
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時代に合わせた教育をする必要がある。本当のアクティブラーニングをしている子の方がペーパーテストもいいのが統計ででている。変えなくては。
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いまの小中学生が大人になってバリバリ働く2045年頃には、コンピュータが人間の知能を超えてしまう「シンギュラリティ」がおきて、人工知能が人に代わって仕事をするようになる。
AI時代は、間違いを恐れて正解だけを求める人は、生きにくくなる。
では、これからの社会を生き抜くために、どの様な教育をすべきなのか?
その答えを本書は対談形式で、明示しており、読みやすい。
共感できる部分が多くあった。
保護者の皆様にとっては、必読の書。
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やや極端では?と思う意見もあるが、対談形式ということもあり、アクティブラーニングについてとてもわかりやすく読みやすい。
私は英語科の教員だが、本書の内容は私が常々感じていた「人間は自分で学びのおもしろさ・重要性に気づけないとやる気スイッチが入らない」ということに繋がると思う。
周りがいくらプッシュしても、生徒本人が学びに前のめりにならなければうまく行かないことが多い。
なので教員として生徒が自ら学びたくなるような環境作りが大事。
しかし現在の環境だと検定教科書の存在が立ちはだかり、なかなか難しい部分もあるというのが現実、、、
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英語とプログラミングの勉強は今からとにかく始める。興味があることを掘り下げる。
同じ話が何度も出てくるので流し読みでいい。
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1万時間の法則
だいたい1万時間やるとその分野のエキスパートになれる。このことを忘れずに勉強したい。
日本の教育で英語が身につかないのは英語を使う機会がないからというのに納得した。確かにインプットばかりでアウトプットする機会がないなと。
ネット上の英語の情報量が多いから、日本語しか出来ないと差がつく。このことを意識して、英語を勉強したい。
プログラミング教育を行うと、批判的思考が生まれる。
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[墨田区図書館]
「学年ビリから東大へ進み、作家になった私の勉強法」の著者、竹内薫さんを検索していて見つけた本。
一冊通して茂木さんとの教育談話。読んでいて自分の知っている話が出てくるとやっぱりこういう本に行き当たる当たり、見ている方向は同じなんだなぁ、、、と思って嬉しくなったり、思っていてもそうはできず、冒険しない「日本式」を歩む自分をもどかしく思ったり。でもこの本を、そうそう、そうだよね!と共感しつつ読みあえる身近な仲間がまずは欲しかったり。
ライフイズテックも行かせたかった!でもそこで距離とお金を理由にしている時点で自分の側に問題というか原因があるんだろうけれど、それでも思ってしまう。いいなと思った方向に素直に突き進められたら次はどうなるのかな、と。後悔もあるのか、次にやりたくなる今は見えていない景色があるのか。スクラッチもアクティブラーニングも授業中の自分勉強内職も、全て読んでいてやっとわかってくれる人がいた、と思うことばかり。小学生のころ、飛び級制度がある海外がどんなに羨ましかったか、、、頭がいいとかいうことではなく、先に進みたいのに進むことができない無駄な時間が恨めしかった。
でも結局親のようには自分が出来なかったということか?子供が自分と同じジレンマを抱いた時には寄り添えるようにと身構え準備してきたのが逆に仇になったのか?当の息子の悩みと興味は自分とは全く別の、ともすると真逆の方向。そういう意味ではぱっと見この本から得るものはなく思えるかもしれないけれど、根底にあるのは、を自分の知りたいことを理解できる能力と環境、そしてまずはそう"思える"気持ちの下地。それが大事なんだと思う。
二人のいう日本語・英語・プログラミング(論理的思考)。幸いなことに自分自身はちょうどその方向性を目指して成長出来てきたからもあるけれど、この考えにすごく同意を覚える。少しでもこの焦りと気づきが子供にも感じ取れるようになりますように。そしてこの三種の神器(笑)でなくても、異なった手段で異なった方向でも、同じように自分で考えて、向かいたい方向を意識できて、そちらに行ける力が発揮できますように。