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投稿者:ZATO - この投稿者のレビュー一覧を見る
始まりの7人の3人目登場です。今度は中東の小国(と推定される)の王子です。
鷹山の超然ぶりは相変わらずですが、烏丸の中学生らしい悶えぶりと中学生離れした洞察力や判断力という魅力が、他の2人の始まりの7人との交わりで、より発揮されているところがこの巻の魅力だと思います。
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買い忘れていた~慌てて購入。
ダークファンタジーがやっぱり好きなのかな、田辺さん。
人の心の奥の暗い部分を描くのが上手なのか、こっちもぞくっとする時がある。
新たな仲間、サクル。
彼が知ってしまった、人間の暗い部分。
知ってしまったから、知ってしまう前の自分にはもう戻れない…。
でも、彼の周りには愛情も確かにあって。
物語の終盤はうるっときてしまった。
ゆったりした進みだな~と若干「うーん」と感じていたりもあったけれど、今回の巻はサクルのエピソードがけっこう好みだったので良かった。
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人類進化の可能性を考える鳥男。11巻。
異形大好きイエロウさん。
今回は7人の3人めサクルの話。
家族からの旅立ち。
世界が本気で軋みをあげている感が上手い。
安っぽい絶望機関とは違う感触がちゃんとある。
そして新人類もそれがそれであるなりに悩む。
巣立ちに葛藤。
あ、女湯覗きのエピソードは楽しかったです。
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結界師を読み作者熱が上がり、途中で止まっていたこちらを買ってきました。
実は前巻で方向性がいまいち見えなくて止まってたのですが…念のため残りを買いそろえてから読み始めたのですが、やはり一気読みしてしまいましたわ、これはむしろ一気読みでよかった!
も本当細かいところをあげたらきりがないのですが、
この巻だと
リリーの、絶望しきってる破滅的なとこや、
無駄にディティールの細かい下着仕様や、
作者の描く兄弟の葛藤ほんといいな、や。
マフ兄の俗物感いいな、と。