0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:yuki - この投稿者のレビュー一覧を見る
とっても話が深く、いいお話で目がうるうるしました。
2年前に読んだのですが、今でも友達に進めているくらいお気に入りです。
胸いっぱいに想いいっぱい
2019/04/01 15:27
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:まお - この投稿者のレビュー一覧を見る
とにかく胸を打たれた。
私たちは戦争を知らない。だから、戦中を生き、戦中で苦労した少女の葛藤を完全に知ることは不可能であろう。でも、それでもわかることは沢山ある。戦争と向き合おう。戦争は二度としちゃいけない。それだけじゃない。言葉で簡単に言い表すことはできないけれど、読めばきっと、胸いっぱいにこみ上げるものを感じると思う。
あの夏。広島と長崎に原爆が落とされ、長く続いた戦争が幕を閉じた一夏。想いがぎゅっと集まり、光として散っていった。
これは、努力し、踏ん張り続け、運命に逆らおうと抗いた2人の少女の物語だ。
投稿元:
レビューを見る
悪くは、ない。
でも、帯にある『超号泣』?だったか??は行き過ぎ。普通にじんわりと感動はするけど(最後の再会の辺りは音声付きだったら泣くとは思う)、超号泣ってほどでも……ないかな……?
投稿元:
レビューを見る
感動した。戦争の酷さはやはり薄れていっている。どれだけ記録や映像があっても自身が経験していないことが原因。やはり歴史は繰り返すのだろうか。次は次世代に残すけとはできないだろうが
投稿元:
レビューを見る
時系列や実在する地名がしっかり組み込まれていて、読み応えがありました。また、人物や情景の描写が繊細で、自分がその世界に入って経験したような感覚がありました。平和、戦争について考えさせられる作品でした。
投稿元:
レビューを見る
正直、高2の時から気になってた本でやっと読めた
本当に感動したし、選択次第で平和な世界にも戦争のある世界にも繋がるという百合香(中身は千寿)部分が本当に印象に残った。ゲイリーさんと千寿の恋愛も本当に印象に残ったし、戦争中のひもじい暮らしがうまく文章で再現できていたのにも驚いた 本当に戦争がいけないことがわかったし、百合香の成長や、百合香の行動で辰雄が生き残れ、千寿の寿命が少し伸びたことも感動したし、千寿パパいい人すぎる…未来への希望を祈るラストも良かった 本当に全高校生読むべきだと思う 百合香最初の部分と最後で変わり過ぎだし、ラスト駆け足すぎるとも感じたが…
投稿元:
レビューを見る
原爆投下、終戦に合わせて読みました…
汐見作品と被るところも少しあったけど、コレはこれで充分読み応えありました…
戦争作品はどれを読んでも悲しいけど、その中でも必ず感じるのは『強さ』です、悲しいけど強い…弱いけど強い…そんな風に毎回感じます。
何年か前に一度広島には行きましたが、この本を読んで再度広島に行きたい、もう一度見てみたい…
そー思いました。
投稿元:
レビューを見る
一日置きに変わる視点。
ギリギリまで伝える事が出来なかったからこそ、完璧に未来を変える事は出来なかったのだろうな。
彼の想いだけではなく、約束した言葉がトリガーになっていたのかもしれないな。
投稿元:
レビューを見る
戦争の時代と平成の時代を二人の少女が一日ごとに入れ替わる。
あっという間に小説の世界に引き込まれて、あっという間に読み終わってしまった。
戦争の時代には戦争の時代の、現代には現代の、嫌ないじめっ子というモノも存在したわけで…
最後まで一気に読んで、胸がぎゅーーーーってなる。
最後、周りの人に声を掛けて周らなかったら、もう少し遠くまで逃げられたら、もしかしたら千寿さんや千寿さんのご両親、三千代さんはもっと生きられたのかな…?でもそしたら、百合香さんは…?
ゲイリーは、70年千寿さんを待って、そして最期に再会できた。
それだけでも本当に良かった。
でも、あんな酷いことをされても、平成にいる友達を思いやって恋人を愛した百合香さんは凄い。
私だったら、こんな奴等のいる現代にいるくらいなら千寿さんを助けて消えてしまうことを選んでるかも…。
投稿元:
レビューを見る
ゲイリー、千寿、百合香。
原爆後の街の人々を想像して戦争の怖さを実感できた。スーパーに食材が並び、好きな本が読める現代の生活がいかに恵まれているか、日常に幸せを感じた。
投稿元:
レビューを見る
この本は再読なのですが、いつ読んでも読者側の私から伝えたいことはたくさんあって、どう文章にまとめればいいのか考えてしまう。
読み終わった後のそのままの気持ちを言うのなら、最初から最後まで無駄な感情や文はなく、感動する本ということ。それもただ感動するだけじゃなくて、色んなメッセージが込められているそのメッセージを確実に伝え、私達に学びをくれる、そんな1冊だと感じている本です。
もっと伝えたいことや、もっとこうだったとこの1冊では語りきれないものがあるかもしれない。だけど、今私が生きてる時代に届けたいと思ったものを届けてくれたこの1冊が大好きですし、この本と巡り会えて良かったと感じています。
投稿元:
レビューを見る
重いテーマを扱うのは大変だと思うけど、なかなか良い作品になっていると思う。
良いけど長いので、読み終わるまでしばらくはどんよりすると思う。
投稿元:
レビューを見る
令和の時代に生きる百合香と、戦時中の日本(広島)に生きる千寿がある日一日ごとに二人の魂が入れ替わることになり、
やがて、広島原爆の日が近づいていることに気がついた二人(ちなみに当日は中身が入れ替わったままである)はどのような決断をするのか……
といった話になるのですが、
読んでいて、ページを進む手が止まりませんでした。
原爆が投下されたあと、そして戦時中の千寿一家の描写がリアルに書かれていて、もっと今よりも過酷な状況にいたのだなと実感しました。
ですが一つ気になるところがありました。(これは個人の意見です)
憲法を守ろう!とか
核は持つな!みたいなデモに参加するところで著者の思想に偏りが感じました。。。
気にしないで読めたら星5になると思います。