紙の本
気になる転校生
2018/08/12 07:56
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投稿者:nabe - この投稿者のレビュー一覧を見る
小学校の課題図書で、小3の息子と読みました。
普段、長めの本は面倒くさがって読みたがらない息子ですが、この本は自分で読み進めていました!
なぜかって、レイナのことが気になるからかもしれません。
不思議な転校生レイナ。早口で、おしゃべりが上手で、元気いっぱいで奔放で・・・でも謎もいっぱい。主人公の優愛がレイナのことが気になって仕方ないように、読み進めている息子も私もレイナってどんな子なのか気になって仕方なくなったんです。
優愛が勇気を出して思っていることをレイナに伝えて、レイナからもレイナのことが聞けて、なかなか仲良くなれなかった若葉ちゃんとも仲良くなって・・・こうやって友達ってできていくんだなと感じました。
素敵な夏の物語です。
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南の島にやってきた女の子レイナと彼女に振り回される?島の子たち。はじめは好きになれなかったレイナを気づいたら近くに感じていた。
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両親を亡くしたレイナは、沖縄の小さな島で里親と暮らすことになりました。しかし、みんなと仲良くしようとしません。ある日、クラスの子をつきとばして泣かせたことをきっかけに学校に来なくなってしまいました。そんなレイナを気にする優菜は、レイナの家を訪ねることにしました。
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沖縄の小さな島に住む優愛(ゆうあ)たちの所に転入生がきた。複式学級で、今まで四年生は3人、優愛の他は和真と俊哉で男の子だけだったので、優愛は女の子が来たのがうれしかった。友達になりたい!
だけど転入生のレイナは転入初日から遅刻してくるし、ガジュマルの木に登っていたり、ちょっと変わった女の子だ。
いろんな事を知っていて、話が面白いレイナ。学校の掃除はサボるのに、お家ではテキパキ家事のお手伝いをしているし、すごいと思う。
けれどある日、レイナは三年生の子を突き飛ばしてしまい、しかも翌日から学校に来なくなってしまう。
結愛はレイナの家へ行き、話をした。レイナは里子となって今のお母さんのところにきた。その時、自分は家事が出来るとプレゼンして、お手伝いするから里親になってもらうケイヤクしたと言う。
ケイヤクって、なに?
おっとりとした優愛と、感受性豊かで、マイペースで、でも自分の生きるすべをなんとか確保しようと頑張るレイナ。南の島の自然の中で成長する2人の物語。
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南の島の小さな小学校に転校生がやって来ました。転校生は小学四年生の女の子。林麗菜ちゃん。
ちょっと大人びてこれまでにであったことのないタイプの女の子に島の小学生達は興味津々です。
そんなレイナとずっと島で育ってきた優愛が、交流よってそれぞれが成長して行く様が描かれている素敵な小説になっています。
彼女らは、お互いにこれまで出会ったことのないタイプ人間でした。
優愛にとっては、大人びたレイナは不思議で興味深く感じていました。逆にレイナは、複雑な家庭環境にあり自分以外に興味がありませんでした。
ただ、そんな彼女たちが、交流を通して人として成長して行きます。
レイナにとっても、島の小学生との交流で少しずつ「人を信じること」を学んでいました。
また、優愛は、「自分の気持ちを伝えること」を学びました。
改めて、「多様性が人を成長させる」と言うことを感じさせてくれました。小学生の課題図書に選ばれた理由もわかります。
是非、オススメの一冊です。大人の方も読んでみてはいかがでしょう。
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2018年度、中学年の課題図書
沖永良部島在住の著者
風景描写が美しい
海も樹も風も!
小さな島であまり深く考えずに暮らしてきた優愛
そこへ転校生がきて、驚くことばかり
島の風景の中で展開するストーリー
暖かです
≪ 樹も星も ささやく声が 島の夜 ≫
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自分の立場を考えて出した答えのために
人に甘えることをどこかに置いてきたんだろうな
と思ってしまった。。。