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かなり良かった。
ごりごりのシステムプログラミングの本ではなかったけど、
GO言語であれこれできる例が分かりやすく書いてあって参考になった。
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1章 Go言語で覗くシステムプログラムプログラミングの世界
この本の概要、省略
2章 低レベルアクセスへの入口1 io.Writer
3章 低レベルアクセスへの入口2 io.Reader
UNIXにあるような入出力のインターフェイスを一般化した仕組みをどうやってGolangで構築しているかの説明。
3章 低レベルアクセスへの入口3 チャネル
Golang固有の機能であるchanについて説明がある
他の本でstruct{}{}のことが何のことかわからなかったがpage65にその説明があった。あと66にチャネルの振る舞いが表にしてありわかりやすかった。
5章 システムコール
レベルが高くてよくわからなかった。
6章 TCPソケットとHTTPの実装
HTTPサーバーをGolangで実装する例を説明。速度向上の説明もあった。
7章 UDPソケットを使ったマルチキャスト通信
TCPと違い自分再送処理などを組んでやらないといけないUDPプロトコルの説明。
8章 高速なUnixドメインソケット
Unixドメインソケットの説明。ちょっと付いていけなかった。
9章 ファイルシステムの基礎とGo言語の標準パッケージ
10章 ファイルシステムの最深部を扱うGo言語の関数
Golangでファイルを扱うときに使用する関数群について説明
11章 プロセスの役割とGo言語による操作
12章 シグナルによるプロセス間通信
13章 Go言語と並列処理
page244にあるGoのランタイムはミニOSというのがわかりやすかった。
14章 並行、並列処理の手法と設計のパターン
省略
15章 Go言語のメモリ管理
Goの内部についての説明
16章 時間と時刻
省略
17章 Go言語とコンテナ
高度な話題なのでパス
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「システムプログラミングってなんだろう?」みたいなレベルから読んでも「なるほど、そういうのか!!」という感動を得られるような内容だと感じて、期待以上に面白く&楽しみながら読めた〜という感じ!
「Goやりたいから少しかけるようになりたいな、仕組みを知りたいな」という期待が大きかったのだけど、そこに関してはどうだろう。改めて「Goすごいな、便利で洗練されているな」とは感じたものの、やはり「Goを解説するものではない」と思った。それを差し引いても「どういうことが起きているのかを説明する、理解させる」という役目を果たせている言語だな・・というのは同時に感じたこと。
「作る」よりも「知る」に重きをおいたトピックなので、それで本書の価値が下がることは全く無いはずというのは付け加えておくけれど。冒頭にあったとおり「A Tour of Goやプログラミング言語Go完全入門をやったことのあるレベル」を対象にしている感じがするし、そのくらいあれば苦労なく読めるし、逆に言えばそのレベルからパターンやイディオムといった観点での「Goについてのレベルアップ」は効果薄いかも。ただ、間違いなく「どういう事をしているのか」を知れるのはエキサイティングだし、(たぶん)どっかで役に立ちそうな気はする。goroutineって何やってるんだ・・?とか。
「システムプログラミングを知りたいけどCの知識がないという人への間口を広げる」って意味では、非常に成功していると感じたし自分も大変嬉しく思った一冊。
同じ著書のあるReal World HTTPもそうだけど、「雰囲気で使っているものをコードを通して眺めながら・動かしながら実感を持つ」というアプローチは良いものだなぁと思った
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https://n3104.hatenablog.com/entry/2022/01/16/220704