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ジョブズに焦点が当てられた本は沢山あるけれど本書はアップルの日本進出の様子が分かりやすく描写してあり面白かった。また漫画がついているのもいい。漫画は読んだ事があったけど、今回改めて文章と併せて読むとさらに分かりやすくて良かった。下巻も楽しみ。
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漫画も入った復刻版。
デザイナーでもあり凄腕商人のスティーブ・ジョブス。
日本人で初めて売れる前のアップルに注目し
国内に広めようとした日本人たち。
日本語でのMacの普及を当然目指すのだが。。。
苦労を重ねる経緯が描かれてて、
私などは、手腕は評価せずにはいられぬスティーブ・ジョブスだが
英語圏だけ売れればいいとでも言ってるような
上から目線の彼にはいささか閉口。
決して好きにはなれない人物像とみたが。。。。
ちゃんとしたものを作って、売るという日本人のものづくりの
姿勢とはだいぶかけ離れる。不安定、不確実の当初のアップル。
そこが面白い、、、とは『後付け』の感あり!
成功したから言えるものだったのでは?なんてね。
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草創期のアップルコンピュータを日本で売ることに賭けた漢達の熱いストーリー。1996年の初版以来何度も復刊された名著。〜情熱と夢を失わないすべての人々に捧ぐ
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(上下巻合わせてのレビューです。)
アップル(コンピューター)の話なのですが、
アップルのPCを日本に持ち込んで、広めようとしたときの話。
ですので、いわゆるアメリカでの(挫折と)成功の物語ではない。
むしろ、失敗の連続で、物語の終わり方もこれは成功したのか?と感じてしまうような結末。
それでも、ホリエモンが無名の頃、この本を読んで感化され、
絶版だったのをクラウドファンディングによって、
漫画付きで復活させた気持ちは分からなくもない。
漫画付きだから、より読みやすくなって、復刻しています。
僕は、iphoneは持っていますが、
熱狂的なアップルユーザーという訳ではありません。
それでも、アップル製品に心を奪われ、
日本で広めようとした先人の苦労と挫折の積み重ねの上に、
今のアップル製品の広まりがあるんだな、ということが
よくよく分かりました。
同時に、外資系企業のアルアル話が載っていて、
なるほど外資系の人はこういうところで(今も昔も)苦労しているのか、、
ということがリアルに理解できたのが良かったですね。
スティーブ・ジョブズの伝記や
この時代、マイクロソフト側として活躍した西氏の自伝などと一緒に読むと、
より立体的にこの時代感を感じることができると思います。
※スティーブ・ジョブズ 1
https://booklog.jp/users/noguri/archives/1/4062816148#comment
※反省記 ビル・ゲイツとともに成功をつかんだ僕が、ビジネスの“地獄"で学んだこと
https://booklog.jp/users/noguri/archives/1/4478108056#comment
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Appleのパソコンがどういう経緯を経て日本に入ってきたかを詳細に追った記録で、登場人物や企業も多岐にわたりややこしいが興味深い。
が、問題なのは、この本そのものの成立についての情報がまったく書かれていないこと。上巻の巻頭に堀江貴文氏が「復刊企画人」として序文を寄せているが、ではその原著がいつどこから出たものなのかは自分で調べないとわからないのである。というわけでアマゾンなどで検索してみると、最初の刊行が1996年にアスキーから出た『林檎の樹の下で―アップル日本上陸の軌跡 (Ascii books)』(ISBN:978-4756116352)、それが2003年に毎日コミュニケーションズから『マッキントッシュ伝説2 林檎の樹の下で -アップル日本上陸の軌跡』(ISBN:978-4839912703)として復刊され、さらに2011年オープンブックより『林檎の樹の下で ~アップルはいかにして日本に上陸したのか~』(ISBN:978-4990425203)が刊行され、そして今回の4度目の出版にいたるということらしい。また、あとがきに「初出の雑誌連載」とあるが、アスキーが出していた「MACPOWER」誌かなんかに連載されていたのだろうか。とりあえず、こういう情報はちゃんと本の中に書いといたほうがいいと思う。
それと、本文にもところどころ妙な記述があって(初めて見る人名がいきなり説明なしに出てきたり、カギカッコの使い方がヘンだったり、明らかな誤植が残っていたり)、これらが原著から代々引き継がれてきたものなのか、復刊の際に改訂して新しく生まれてしまったものなのかがよくわからない。この光文社版では各章の頭にマンガをつけるという妙な編集をしてたりもするし、内容がもともとの本と全く同一であるという保証もないわけで、なんだか雑な仕事だなあと関係ないことばかり気になってしまった。