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姫川シリーズ最新作。殺人事件と20年前に起こった女子高生拉致事件の共通点と闇に葬られた真相を点と線で結びつける。ガンテツの過去が明らかにされ、新たに検事の武見が登場し、事件解決へのキーとなる。拉致された女子高生の父が警察官だったこと、事件に関する動きの変化、拉致に関わった男が殺人事件の被害者となり、そこに女子高生の同級生の男性が関わってて、男性は自衛官となり、拉致事件を解決したい思いと一途な思いが悲しくも切なかった。拉致事件、日朝関係、自衛隊のあり方、憲法について語り、国家の問題を提起していると感じる。
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ストロベリーナイトの姫川玲子シリーズ、最新作。
新たに武見諒太という検事も出てきた。今後の玲子との関係が気になる。
事の始まりは二件の殺人事件の被疑者とみられる人物が同じであることから、玲子が担当の事件を解決したいともう一件の事件にも首を突っ込み始めたことから、大きな闇に迫ることになる。大嫌いなキャラ・勝俣の正体も本作で明らかになる。公安上がりの嫌な奴ってだけではなかったところ、納得。
江川俊嗣という陸上自衛隊員の人生を思うと北朝鮮による拉致や自衛隊の在り方、憲法まで考えさせられた作品だった。
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拉致問題は重すぎる。
ちょっとスケールアップしすぎの感強し。
ただガンテツの過去はちょっと面白かった
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拉致問題についてその重大さを改めて考えさせられた。当事者になってないのはもちろん今の自分にとっては遠い何処かの話だ。気持ちが追いつかないというのが正直なところだ。それにしてもエグいな。
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姫川玲子シリーズの最新作は、北朝鮮拉致事件を扱った展開で、政治色の濃い内容になっておりました。
相変わらずのグロいシーンもあり、なかなか読みごたえのある話でした。
直接的な姫川との絡みは今回はありませんでしたが、ガンテツの存在感が妙でした!
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姫川玲子シリーズの最新作。彼女は相変わらず、男社会の警察組織の中にあって独自のポリシーに従って捜査していく。また周りの男性たちが彼女を色々な形で支えていく姿も今までと変わらない。事件に関するストーリー展開とともに、警察小説の分野でこれだけ魅力的な主人公はないだろう。
今回も出だしから、色々なストーリーが提示され、それがどのように結びついていくのか、後半までなかなかわからない。予想できない展開を見せる。
また大きな問題を提示しており、この犯人の主張は著者自身の考えでもあるのだろうかと、エンターテイメント小説ながら、深く考えさせられる部分があった。
新たな登場人物もあり、これからまだこのシリーズは続いていくのだろうという余韻を残して終わっている。次作を楽しみに待ちたい。
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北朝鮮の拉致から起きる凄惨な事件の隠蔽工作を背景にした殺人事件。姫川班は真実に迫れるか?なんだけど新たなキャラの武見検事がこれからのシリーズでどんな役回りを果たすのか楽しみ。しかし段々ダークの内容のスケールが大きくなってくるなあ。
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まだミレニアム書いてないや。。。
住野よるさんも書いてないや。。。
書いてない小説の感想も溜まってるなぁ。。。
最近は姫川玲子のシリーズは単行本ですな!
文庫まで待てない!
硝子の太陽からですけどね。。。
たまーに、
誉田哲也さんのぐろいきもい文章を読みたくなる!
たいてい、
最初のほうにあるんですが、今回は割と終盤になってからでしたね。。。
カッターですよーっと。
痛い!
痛、痛い、痛たい!
想像すると痛いですなカッター!
死神と言われる「姫川玲子」ですが、
毎回毎回誰かが死んでたら大変!
死なない回、
死ぬ回、
死なない回とバラバラあってもいいと思う。
今回は死なない回。
さて、
「ガンテツ」と「菊田」と「日下」と「武見」の誰が死ぬんだ次のお話!?
今回は拉致の話しな。
実際、
生きて日本に帰ってきた人もいるわけですが、
そのまま拉致られて向こうで亡くなった人もいるだろうし、
いまだに帰れない人もいるだろうし、
拉致の途中、
上手くと言うかなんというか、
逃げれて死ねた人もいるかもですね。
実際に、
かぐりんが拉致られたら。。。
向こうでどんな暮らしが待ってるのかにもよるけどね。。。
楽ではないよね?
日本より楽に生きれる国ってないと思うの。
奴隷の様な暮らししかないのであれば死にたいかもね。。。
絶対に生きて帰る!
と、
思うかな。
拉致られた方はまだいいかも?
残された家族や友人や恋人は大変だな!
本当にあの人は拉致られたのか?
ただの行方不明?
誘拐かもしれない。
家出かもしれない。
それが「拉致」ってわからないでしょう?
確定できるのか?!
この、
「ノーマンズランド」の場合、
女友達が拉致られ、
その親が拉致であると突き止め、
男友達が救いたいと行動するのですが、
さらに、
その長い年月、思い続けることなんてできないなかぐりんには。
「友達」と書いてるけど、
恋人同士って感じはないと思うのね。
もちろん、
ただの同級生ではない。
お互い初恋同士で気持ち的につながってる関係の2人。
突然失う寂しさや怖さや虚無感はわかるけど、
何年も思い続けること、かぐりんには無理だなぁ。。。
また雨ですね。。。
「菊田」はないでしょう?
ガンテツ絡みで、
「武見」さんが死ぬか?!
そろそろ、
姫川玲子さんの年齢がかぐりんに近づきつつある!
次で抜かれるかしら?
と、
今回の舞台の一部が朝霞っていう近場なんですよね。
「主よ、永遠の休息を」だっけ?
なんだっけ?
「月光」だっけ?
そこらへんも「朝霞」だったよね?
妹を守ってたやつ。
もう1度、
「誉田哲也」さんも読み直そうかなぁ。。。
意外に、
シリーズものではないのに傑作があります!
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姫川シリーズは面白い。
あまり何も進まずにページだけが過ぎた印象もある。
真ん中くらいまで読んで、今回の事件って、元々なんだっけ?と思ったし。ちょっと変わってた。
相変わらずのグロさに、久しぶりに触れたんで、ちょっとげっそり。拷問シーンが痛い。
そしてやはり悲しいなぁ。
初海ちゃんも江川くんも家族も。みんな悲しい。
勝俣は、ずっと嫌いなだけだったけど、今回は過去もちょっとだけわかったので、ただ嫌いなだけじゃなくなったかも。
もうちょっと探りたくなった。
またしても同僚の殉職を経験し、心身に疲弊の残る姫川玲子が入ったのは、葛飾署管内で起こった若い女性の殺人事件捜査本部。心機一転、捜査に集中する玲子だったが、すぐに行き詰まってしまう。有力な被疑者がすでに別の所轄に逮捕されており、情報が流れてこないのだ。玲子は、あらゆる伝手をたどり、事件の全体像を探りはじめるが…。
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姫川玲子シリーズ
あらすじ
姫川玲子は、立て続けに同僚をなくしたことを落ち込みながら、女子大生殺人事件を捜査する。
勝俣は、鴨志田という大物政治家から、拷問の様子が撮られた映像の後処理を命じられた。ガンテツはかつて熱心な刑事だったが、鴨志田にみこまれたせいで、公安へと移ったのだった。
一方、江川という男子高校生は恋人の初海が行方不明になったのは北朝鮮工作員による拉致の可能性があると知る。
女子大生の容疑者は別件で逮捕されていたが、玲子たちは容疑者と会うことも事件の詳細を知ることもできない。仕方なく担当検事の武見と接触する。
まさかこんなにシリーズが続くとは思わなかった。主人公や主要人物にも容赦ない試練を与える作品。今回はそれほどしつこくないし、話は適度に深くなったり広がったり、続きが楽しみで終わった。勝俣の過去とか、新たな登場人物武見のすっとんきょうなところとか。鴨志田の手下とか。なんだ電気屋って。え?玲子と武見は恋に落ちたの?そんな伏線あったっけ?全体的になんか雰囲気がアメコミぽいと思った。とりあえず楽しんだ。
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+++
またしても同僚の殉職を経験し、心身に疲弊の残る姫川玲子が入ったのは、葛飾署管内で起こった若い女性の殺人事件捜査本部。しかし、事件の背後にはもっと大きな事件が蠢いている気配があった……。あらゆる伝手を辿り、玲子が摑んだ手がかりとは!?
+++
冒頭では、過去の女子高生失踪事件に至るまでの日々と、現在の警察の様子が並行して描かれる。どうつながっていくのか興味を惹かれつつ読み進めると、とんでもない事実が浮かび上がってくる。しかも、別件の捜査に行き詰まり、裏にはなにやら胡乱な動きがあるようなのだ。現在の事件の捜査が、過去の事件とつながり、点が少しずつ線になり、全体像が現れると思いきや、手の届かないところへ行ってしまう。姫川玲子の動向や、元姫川班の面々との関わりにも興味を惹かれる。その暴走ぶりや、男社会では「これだから女は……」と言われかねない不安定さや弱さがそのまま描かれているのも、姫川の魅力のひとつだろう。日下との関係が、これまでにない展開になったのも、今後の愉しみのひとつかもしれない。凄惨な場面は正直言って得意ではないが、このシリーズは読み続けたいと思わせる一冊である。
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姫川玲子シリーズ最新作。
壮大なスケールになってきたが
それと反比例するかのよに事件そのものはわりとそっちのけだったよーな…。
もう脳内イメージがドラマ版キャストになっちゃってる。
またやってほしいけど、そうなると出られない役者がいるんだよなー。
【図書館・初読・4月15日読了】
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4月-9。3.5点。
姫川シリーズ。
葛飾で発生した女子大生殺人。捜査本部に姫川班。
高校生の淡い恋と、捜査状況が場面転換。
北朝鮮拉致の話へと、どんどん話は大きくなっていく。
広げた風呂敷を、さすがに上手く回収した感じ。
でも、シリーズはどこに向かうのだろう。。。
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姫川シリーズなんで安定の面白さ。心理描写も分かりやすく変えてるのも良かった。けど今回はお休み回かな、という感じはある。いつもいつも仲間が死んだりするのもへんだから、シリーズを長く続けるにはいいと思う。
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姫川玲子シリーズ。解散してしまった姫川班のメンバーも随所で登場。それぞれの成長っぷりも読みどころですが。菊田、過保護すぎる……(苦笑)。そして日下が実にカッコいい。顔だけで嫌われてるのがあまりに残念だなあ。
何の変哲もなさそうな、ありふれた殺人事件。しかしその容疑者を巡る奇妙な齟齬。その裏に何が隠されているのか。そして過去に起こった少女の失踪事件。それらを繋ぐ物語はなんともやりきれなくってたまらないものでした。現実にある話だし、そして現実のそれも決してすべてが解決したとはいえないんだよなあ。たしかにそこまでしてしまうのは行きすぎだろうけれど。他に術がないというのも理解はできました。
新キャラ・武見の存在もまた気になるところ。かなりの曲者ではあるのだけれど、ちょっと面白いなあ。これからの展開も楽しみです。