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https://anond.hatelabo.jp/20171219043632
明日あるかもしれない災害。登場人物のほぼ全員が実在の人物。自分の周りの人を名前だけ変えてほとんどそのまま出している。
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面白かった。現代社会が電気とGPSにいかに依存しているのか。そしてそれらを失うとどうなるのか。シミュレーションではあるもののかなりリアルに感じられた。主人公は何か大きな仕事をやりとげるわけではないですが、無い物ねだりはできない状況で、色々と改善策を考え行動していく。そしてコミュニティもそれを受け入れていく。本書の舞台は北海道の東端ですが、人は多くても繋がりの希薄な都市部ではこうは行かないんだと思いました。
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地球規模で停電が発生する。
311後の計画停電を思い出した。たった2時間でも苦痛だったっけ。
SF扱いだけれどあまりSFらしくない。
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超巨大太陽フレアが発生してしまった為
世界停電が起こるというパニックディストピア小説
であるが
読み手としては
主人公が人々の困惑や絶望感みたいのを
上手く吸い込んで、そんなこと言ってても何か始めて今より良くしないとダメでしょと、行動を自分の掌の中、
できる範囲から始めていくのでとても読んでいてポジティブな空気がある。(ただ本人はそれを自覚しておらずただ突き進んでいるだけ)
だが、読んでいて
電気、ガス、水道、インターネットなど社会的インフラが止まってしまったら世界はこんなにも脆弱なのかというリアルさは背筋が凍る。
この問題に対して主人公は北海道の田舎町斜里町で
立ち向かって行く。
斜里町という社会的アドバテージが無いと
思われている中から
本質を見抜いて、策を練って試してみる。
それは硬直化してしまっている問題に
どう進んでいけばいいかという問いかけにも
なっている気がする。
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小説として変にリアルで、読書を中断してトイレなんか行くときに、あれ電気使えないんじゃないっけ?などと一瞬思ってしまう。現実に浸食してくる不思議な作品。
主人公のキャラが立ってないのが残念。ストーリー的に傍観者にはなりきれない存在なのはわかるが、変なアイディアを出すのが得意というキャラの裏付けが弱くて、唐突感が強い。技術屋さんってもっと個性的な人たちが多い気がするが。
ヒロインが全然魅力がないのもまたうける。どんな見た目なのか全然想像できない。想像の余地がある書き方をしていない。ヒロインだけでなくこの作品は登場人物の顔が見えてこない。著者が人間の容姿に全然興味を持っていないのだろう。服とか髪型の描写もない。
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太陽フレアが起こり全世界的な停電が起こった中で、どのような被害が起こるのかを復興へ向かう人々の姿と同時に淡々と描く、災害シミュレーション小説。
舞台は北海道だが、現時点の食糧自給率が200%の北海道でなければ成立しない小説の気がした。
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災害シミュレーション。
世界中で停電が数年間続くとしたら、という状況の人々の生活を描く、シンプルな作品。
面白さ的には☆3くらい。
メッセージ性が強く、心に留めるべき警告が多々あるように感じた。
SF作品としてよりも、現代人の一般教養として、多くの人が読むべき小説のように思う。
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仕事に自信をなくしてしまった青年が、世界規模で発生した大停電の中、いま自分にできることに全力で取り組み、いつのまにか人生いい感じになってきた、っいうお話。
世界中がただ停電しただけなんで、物語は淡々と進んでいくんだけど、電気が使えなくなったらこんなことが起こるよ、でもこうすれば何とかなるよ、ていうことがいろいろわかって興味が尽きないからサクサク読めちゃう。
江戸時代の文献を手がかりに主人公が立案した越冬作戦「ウルハコタン」計画が、まさに温故知新て感じで熱い♨︎
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知り合いの知り合いは小説家さんとなるようです。ブラックアウトが現実に起きてしまったいま、この内容で、舞台が北海道というのは、なんだかもう、どきどきですね。
2019/9/2読了 2019年の58冊目