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【蒲生美智留は危険だ。影のような悪。】もう悪魔過ぎてすべての頁が【危険】で満ちてる!今も、どこかで、誰かに。蒲生美智留の悪の囁きが、魔の手が忍び寄ってる、あー、怖い。再読。
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She is a beautiful and strong woman.
Why is she fooling others, stealing money or killing?
I think she can live without being polluted.
It is very disappointing.
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中学時代いじめにあい、その上病にも侵され絶望のどん底にあった野々宮恭子を救ったのは、従姉妹の蒲生美智留だった。
類稀な美貌、明晰な頭脳を持つ彼女へ恭子は憧憬の念を抱く。
その後蒲生美智留の近辺では数々の事件が起こるが、真相は!?
中山七里先生っぽくない!?と思ってしまった(^◇^;)
凄く読みやすいし、あっという間に終わってしまう。
中山先生の文章はレベルが高いから、いつもんんん????と悩むのに、今回はそれもなく、私のような頭が弱い人間にも読みやすい話だった。
どことなく、イヤミス的な雰囲気も醸し出す今回の作品。
あー!そうなのか!!!
いや、こっちかー!!!
の最後の畳み掛けはさすがの中山先生!
サクサク楽しく読ませて頂きました!(*^^*)
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中山七里作品の中でもまた新たなシリーズ。
自らは手を汚さずに人を意のままに操って殺害させるという事件はたまに見るけど、自分も操られてるような気分になって一気読み。
まぁ、最後のオチは読めてしまったので他の中山七里作品に比べるとどんでん返し度はやや低め。
続編もあるみたいなので期待。今度は麻生班長だけじゃなくて犬養さんとかも巻き込まれたらおもしろそうw
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操られる方も被害者もダメダメなので、読後に嫌な感じはしない。ただ、最終章の動機となる事件が雑で、主人公のキャラクターに合っていないような。
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法廷でのどんでん返しは、流石にトリックのための
トリックと感じられる(いや、でもそんな選択肢
思いもしなかった)。
が、男女問わず惹きつけて自分の思うままに操り、
食い物にし、屠り切り捨てる美少女~美女が、
自らの手を汚さずに悪事を重ね人を世を欺き続ける物語は
読者が踏み越えられないラインを美貌と知恵とで
飛び越え切り開く、艶やかでしなやかかつ
爛れて熟れた甘美な悪徳の痺れる花道。
一番の驚きは、まさかの『薫の秘話』
本人は悲劇のヒロイン(?)になりたかったであろうけど
いつの間にか屠られていた、だれもそれに気づかない、
気にしない、悲しまない、物語にする価値もない
そんな中年男が語っちゃう、あとがきを含めた
エンターテインメント。
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怖い女性の話といえば、真梨さんとか桐野さんとか五十嵐さんのリカとかが思い浮かぶ。
この中山さんの怖い女(美智留)は、美貌と優れた知能で様々な人達を奈落の底へ突き落とす。
ただ、全ての人が奈落の底へというわけではなく、生き残っている人は皆が美智留に助けられたという。
表の顔と裏の顔を持つ悪女。
ただ、最後はちょっと展開読めちゃったかなぁ。
2020.10.29
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グイグイぐいと読んだ!
極悪なんだけど、なんか痛快
もちろん騙す方が悪い!
なんかスカッとするものがある。
期待してふたたび嗤うを読んだが
やはり、
一作目がいい。
なかなか二匹目のドジョウというのは難しい。
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文章がすごく読みやすくサクサク読めた。
結末はイヤミスっぽく、あまりスッキリするものではないが面白かった。続編も読みたい。
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笑うじゃなくて、嗤うというのが凄い。スーパーモデル級のスタイルの超美人にして、稀代の悪女の連作短編。最後に決着がつく。中山七里なので一筋縄ではいかない。
骨髄移植が最後にそう生きてくるとは、なるほどねえ。蒲生美智留が、どうして偽名を使わないのかと思って読んでいたが、これにも意味があったんだねえ。ただ、作者の都合でそうだったのか、それともちゃんと最初から美智留に計画があったということなのか。
まあ、後味はあんまりよくはない。
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『総理にされた男』とは全然違う中山七里ワールド?!
ファム・ファタール。
人心を操るに長けた超絶美女が、人の心の隙間に入り込み、殺人を唆す。
現実には到底お目にかかれない美しい悪の教祖を痛快な気持ちで楽しめた。
兎にも角にも人生は「嗤う」より「笑」いたい。
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どんでん返しとしては、中山作品共通の見事さがあるが、ちょっと切なすぎる感じがする。ピカレスク小説としては、御子柴シリーズのほうが後味が断然よい。
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その人が信じたいことを信じさせてくれる、優しく知的な美女・蒲生美智留。
不安や罪悪感を正当化してやることで人の心を捉え依存させてから奈落の底へ落とす。怖い怖いw
気持ちに寄り添いまるっと肯定してもらえると嬉しいもんね。目の付け所が凄くてイヤミス好きな私にはたまらん作品。「笑う」じゃなく「嗤う」も厭らしさがよくわかって良き。
帯にある通り面白くてページをめくる手が止まりません!
徹夜確実ってあるけど連作短編なので区切りでやめれば夜は寝られます。時間が空けば読みたくてうずうずします。
イヤミス大好きなので面白かった!
男性が書く女のイヤミスって初めて。
しかも中山七里さん、何作か読んだけど作風が全く違うのが興味深い。
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めちゃくちゃいいとかはないけど
普通におもしろかった
宣伝通りの悪女ミステリー
美人が他人の人生を巻き込んで生きていく感じ
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5章で構成された連作短編集。
近親相姦、虐待、横領、殺人等 、これでもかと言うくらいハードな内容でそして登場人物の一人として共感出来る人物もいないのに先が気になって一気読みでした。
美智留と言う怪物を生んだ背景には同情する面が多々ありましたがそれをもってしても恐ろしい、帯にある様に本当の悪女小説です。
最後のどんでん返しまで目が離せなく、至る所に張られていた伏線もラストにはパズルのピースが全て収まる場所にきっちり収まり読後感は決して良くないけれど面白く読みました。