紙の本
レディーならざる「淑女」
2021/10/11 08:39
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投稿者:uruuduki - この投稿者のレビュー一覧を見る
「淑女」に抱いていた価値観を見失いそうだ。
読み終わってもまだ残る、タール様の汗のようなべたつく不快感が有る。
ここに登場するような人物ばかりだとしたら、世の中嫌になる。
意地が悪いとか、愚かとかといった話ではない。悪人にしても善人にしても、葛藤は無いのだろうかといった疑問を覚えた。
弱い人間にしても、悪人にしても、徹頭徹尾悪意ばかりというのがどうもなぁ、といった話の連続で、何が目的の本なのか???だけが残った。
紙の本
うーん。どうなんだろう。
2018/03/08 11:48
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投稿者:むなっしー - この投稿者のレビュー一覧を見る
途中までは面白く読めるんですけどね。どんでん返しというかオチというかが雑ですな。電車で読んでると膝から崩れ落ちますな。この手のものはもっと緻密に仕掛けを仕込んでおいてキッチリ落としてくれないと。
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結構面白かった。どんでん返しのどんでん返しといった所か。実際、整形でここまで人を騙せるのかは不明だけど、すっかり騙された笑。
犯罪っていうのは頭が良くないとできないね。人を信じる心を逆手に取った美智留のやり方は許し難いが、ここまで鮮やかに騙されると見事としか言いようがない。
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教唆というよりも、まさに唆すという感じ。ゲスなお話なんだけどなぜか引き込まれて一気に読んでしまった。強烈なキャラです。
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一 野々宮恭子/二 鷺沼紗代/三 野々宮弘樹/四 古巻佳恵/五 蒲生美智留
怖かった。言葉巧みに他人の方向付けをする彼女はもちろん、その言葉に縋りついてしまう人々も。
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筋書き的にはなんとなくありがちな美人が現れて・・というものですが、時系列で章ごとに出来事(事件)が分かれていて、読みやすいつくりでした。
ただ、残念ながら個人的にはどの登場人物にも気持ちが入り込めませんでした。最終的にどうなったか知りたいから読んだという感じです。
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ただの計算高い悪女だと思ってたら…古巻佳恵の利用は鮮やかだった。オチが少し弱い気もするけどサクサク気軽に読めて、その割には面白かった。
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次々と人を籠絡してゆく美智留の鮮やかな手口にただただ感心。ここまで自分の心理と行動を読まれて騙されたら、もうぐうの音も出ないし怒りを通り越して笑いしか出てこないなぁ。
実際どこまで顔が変われるのか美容整形の限界が気になるところ。
恭子のままで終わっても、第一章からのブスの消えない怨念のしつこさが伝わって十分などんでん返しだったと思うが、自分は自分でないと立証することだけが佳恵を巻き込んだ真の目的という一文に美智留の周到さと冷酷さを感じて改めてゾッとした。悪女の顔を隠した淑女はいったいどこへ向かうのだろうか。
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素朴な疑問として、現在の整形で誰かになりすましたりできるのだろうか。
話としては二転三転、面白かった。
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作者らしい作品で自分もどちらかと言うと好きな部類だ。
ある程度先が読めてはしまうが、それでも期待して読み進めてしまう。
ただ最後の章「蒲生美智留」の所は些か無理がある様なきがする。ここは変化球で閉めて欲しかった。
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美しい悪女が、周りを巻き込みながら歪んだ怒りや憎しみを発散させていくイメージです。
自分の中にある、他人が恨めしい、羨ましいという感情を、彼女に利用されたらと思うとゾッとします。
狂いと悪の連鎖が広がって、巨大化した悪が野に解き放たれた世界はどうなるんだろうか、と薄ら寒い気持ちになりました。
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書店でポップに惹かれて購入。マインドコントロールによって人を操り、詐欺と殺人を繰り返す美女の物語。どこかで読んだような設定だけれど、章ごとに違った事件が起きるので飽きずに読めた。結末も二転三転するので、最後まで楽しめた。ミステリーとしては軽めだけど、面白く読めた。
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なるほど。最後はそうなるのか。
単にお金が欲しいわけでも、目立って脚光を浴びたいわけでもなく、徹底して人を弄び、自分の計画を遂行する。
悪女なんだけど、ある意味気持ちがいい。
テンポも良くて一気に読めた。
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名誉、金、性的衝動…絶世の美女に成長した美智留は老若男女の欲望を残酷に操り、運命を次々に狂わせる。連続する悲劇の先に待つものは? 史上最恐の悪女ミステリー。
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帯に書かれていたのが「最恐悪女度No.1」「徹夜確実」
睡眠時間を削って読みました。
え、なんでここまで書けるの?と思うくらい非人間的です。
途中で気持ち悪くなりました。
でも、気になって読んでしまう。そんな力があります。
人間の奥底にあるけど、封印しているもの、それをこれでもか!を引き出されてしまうのでしょうか?