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映画『星の旅人たち』でコンポステーラ巡礼を知って以来、気になっていた巡礼。書店でこの装丁が目にとまり、巡礼についての物語ってことで購入。
映画のようなカジュアルな内容を予想していたけど、かなりスピリチュアルなストーリーで驚く。割と頑張って読んだ。
著者の巡礼は、狂気を伴う苦行に近い。
著者はブラジルでは有名な人らしい。
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同著者の名作『アルケミスト』を読まれた方は、よりこの本を楽しむことができると思います。サンチャゴの巡礼から帰ったコエーリョは、自伝であるこの『星の巡礼』を描き、そのすぐ後に『アルケミスト』を描きます。サンチャゴへ向かう道の途中の描写は、アルケミストのあらゆる場面を彷彿とさせます。
作者がこれほどまでに強い信仰心を持ち、自己の探求をしていたことに驚きました。序章にて剣を得て特別なものになろうとするパウロに、師が間違いを正し、『普通の人たちが行く普通の道』を諭すことから始まる物語は、特別なものになりたがる私たち人間のエゴをよく捉え、誰もが自分を省みるのではないでしょうか。そして、そのことで、自分の物語として読み進むことが出来るでしょう。
自分自身の弱さと向き合い、己の剣を探す旅。パウロが最後に見つけたものは…
『アルケミスト』の感動が甦える、良書でした。そして、真の自分を見つけ、生きようとしている人々の背中を押す一冊になると思います。
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巡礼と自分の生き方を問いかける。キリスト教と宗教の思想は日本人と少し違いがあるけど、大事なことを見つけることは並大抵ではないのはどの世界も一緒。
ゆっくりでも挑戦すること。
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剣を見つける旅にでる話し。
スピリチュアル要素の強い話しで、
体験をしながら、人生についてを学んでいく話し。
剣でなすべきことを知る。
その目的をどうして叶えたいのか、その目的ゴールにたどりついたら、どうなりたいのかを明確に分かっていれば、願い(剣)を見つける事ができるというところが大元の話しでした。
この部分は、特に心に響きました。
一緒に体験しながら必要な事を学べることのできる作品でした。