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子供時代、辛い思いをした大和に英代が掛けた言葉がとても心に残った。
不幸の比べっこしても、仕方ないでしょ…
確かにそうだ。
人と比べて、妬んだり、落ち込んだり…を
繰り返してしまう
自分の幸せを大切に、人と比べても
しょうがない。
人を思いやる気持ちを持ってる人たちの話で、
とても心が温まりました
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【あらすじ】
クリスマスに倒産が決まった子供服メーカーの社員・大和俊介。同僚で元恋人の柊子に秘かな思いを残していた。そんな二人を頼ってきたのは、会社に併設された学童に通う小学生の航平。両親の離婚を止めたいという航平の願いを叶えるため、彼らは別居中の航平の父親を訪ねることに――。逆境でもたらされる、ささやかな奇跡の連鎖を描く感動の物語。
【感想】
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有川さんの小説は、ライトノベルというのかな
読みやすく、気持ちも明るくなる
きっと、納得できる筋が通っているからなんだろうな
年末に、「3匹のおっさん」のドラマ再放送があったけど
現実はもっと厳しいかもしれないけど、
こういう世の中であってほしいなって思う
そんな気持ちのまま、優しい気持ちで読み終わることができた
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クリスマスのお話なので、時期外れですが、どこか寓話のような雰囲気もある、小さな奇跡の物語です。
この小説の中では、親から暴力を振るわれたり、両親の離婚の危機に心を痛めていたりと、理不尽な環境下に置かれた人たちが登場します。
それぞれが抱えている辛さが、お互いに響き合って希望を見出せる形に収束して行くので、読後にスッキリした気分を味わえます。
有川さんらしい軽快な文章ですし、登場人物も機転がきくので、サクサク読めるエンタメ性もありますが、それ以上でも以下でもないので、一度も読めれば十分、といった内容でもありました。
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不幸の比べっこしたってしょうがないだろ。
有川浩、久しぶりに読んだ!
しばらく離れてたけど、やっぱり読みやすい。
引き込まれていく。
そして、やっぱり人物の描き方が魅力的で、
ぐいぐい読んでしまう。
大和、好きだわあ。そして柊子、あんな女性に憧れちゃうなあ。
赤木ファイナンスの誘拐のくだりは必要だったのかな?とも思ったけど。。
全体的には、すごく楽しんで読んだ。
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2018年 21冊目。
有川浩さん、好きだなぁー
一気読みした。
最後はウルウル…
登場人物みんな良い人だったなー
赤木たちも大切な人の為にしたことだし…憎めないなぁ。
航平と同年代の子を持つ親として考えさせられる部分もありました。
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有川さんの作品は久しぶりでしたが、やっぱりよかったですね。
人の心の内を細かく描写してくれる独特の書き方が、読んでいるといつも心地いいです。「ああ、わかるわかるって感じで。」
最初の方で、「こんな感じで進んでいくんだな」と想像していましたが、どうして、どうして、まさかの緊迫した展開に。
大和と柊子の関係が何とも、もどかしくて、素敵で。
社長も、航平もそのほかの登場人物も素敵でした。
ファイナンスの方々も。。
最後は、少しうるっときました。
面白かったです。
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うーん、小説としては面白かったけど、ストーリーとしてはハッピーエンド過ぎて、正直、リアリティがないし、全員が必ずしもうまくまとまる必要ないんじゃないの?と思ってしまいました。
そういうところが物足りない・・・と感じてしまう、私の性格に問題があるのかな?
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最終的には愛がいっぱい詰まった話。
元恋人や預かった子供、整体のおじさんや同僚、ヤクザのおじさんなど。
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有川浩さんの本!!と買ってみましたが。
いつも通り読める安心感はあったけど、
これ!!という読みごたえはなかったなあ・・・
次の本にまた期待。
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有川浩さんの書くツンデレ骨太男子の不器用な愛に複雑な家族関係が絡むストーリー。全てがまるくおさまるわけではないけれど、全てが不幸には終わらない落とし所が有川浩作品なのだなぁ、と思う。2018.5
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大変読みやすい。
最後の予定調和は少し納得行かないが、全体的な雰囲気はこの季節にふさわしく、一気に読ませる。
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読書の旨味がぎゅっと詰まったお話。物語のお手本のよう。すごいなあ、有川浩。
人の人生には、いろいろある。だから触れてはいけない傷や、かけてはいけない言葉や優しさが、この世には沢山ある。人の数だけそういうことがあるけれど、それに1から10まで直面するには、人生は短すぎる。だから、こういう本がある。人の本当の強さはやさしさであること。正論だけが正しさではないこと。不用意に人を傷つけてはいけないこと。そういう、人にとっていちばん大切な根幹のようなものがぎゅうと詰まったこの本。
本なんかなくても普通に生きていける人間になりたいと思っていた。そういう人のほうが強いし、幸せだと思っていた時期もあった。でもそれはちがうし、どっちが良いとかそういうことではない。だけど私は、本を読む人にしか知りえない至福の時間があることを知っている。本がくれた沢山の言葉たちのおかげで私は生きている。
それをいつまでも忘れない自分でいたい。物語がくれた沢山の言葉たちに、恥じない自分でいたい。
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有川浩の作品は1人1人のキャラに人間性と暖かさがしっかりとあってとても読みやすい。
ストーリーの展開も先が気になってやはり面白い。
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久々の有川浩作品。
有川さんの本の男性は本当に男気があって本当に好き。と改めて実感。
子供に何背負わせようとしてるんだなんて、何人の人が考えてて何人の人が口にすることができるんだろう。
そして、夫婦と家族の結末は、大人になった今だから違和感なく受け入れられるもの。良い結末だったなと思いました。