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常に神と対峙する西洋的「個人」からの脱却
二分ではない、開かれた村「コミュニティ」にとっての自然
2000年ころにIT鎖国できなかったため、
アリババや百度が日本に生まれなかった。
天皇と官僚の体制
他国に先駆けて、大化の改新から1300年続いている。
国策としての宗教。
士農工商の時代
○百姓=マルチタレント
×商=マスメディアによる画一化、拝金主義
高齢化
機械化のネガ圧力がかからない(自動運転、介護、ロボット自衛軍)
新たな実験がやりやすい
教育投資しやすい
ブロックチェーン化とトークンエコノミー化
シリコンバレーのプラットフォームへ終止符
非中央集権化=参加者が利益享受
民主主義のアップデート
リーダー2.0 バンドのようなもの
何かひとつ、ものすごくとがっている
意思決定と実務権限は別でいい
後継者ではなく後発を育てる
研究とは
その人しか知らないことを知ること
「ポジションを取れ!」
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さらっと2時間程度で流し読み。
昭和から続いたいわゆる欧米に迎合した現在のスタイルを批判しつつ、むかしからの日本的感覚である八百万や士農工商といった制度を参考にこれからの日本の在り方を伝えたもの。
僕も八百万の精神が好きでとても良く共感できた。これは弥生的なものから縄文への回帰と見た。
特に第6章の教育はよいアイディアだったと思うが、それらをどうやって実現するかが問題だなと。
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日本の歴史を振り返り本来の日本の文化を提示し、中央集権から地方分権にするなど、明治以降の欧米化をリセットして新しい日本の文化・社会を再構築せよと迫ります。
そして、少子高齢化を好機として人工知能を始めとした5G、ブロックチェーン、AR/VR/MRなどのテクノロジーを用いて新しいビジネスでイノベーションを起こせと叱咤します。
デジタルディスラプションを起こすのではなく、「今パイを持っている人たちを更に儲けさせてあげるような枠組みを考えてあげないといけません」とあるのが正に日本文化的です。
また、個人への提言である「ポジションを取れ。とにかくやってみろ。」も著者の行動からとても説得力があります。
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新しいことの総まとめであった。日本人の価値観形成の歴史的背景など知らない部分はあったが、普段から最新技術情報をキャッチしていれば知ってることも多々あった。
未来の見通しは可能性の1つで、ただ読むだけならまあそうなったら楽しみだなあと思うぐらいの内容。一面的なことから否定・提言がされているので、それを元に自分なりにダブルループを回していくのがいいかもしれない。
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さすがの落合氏。もう、もはや、この世代でここまで日本全体像に関しての意見を持てるのは、本当に稀有な存在。
合間にところどころ、現代的な表現もあり、たぶん、技術的なことを、よりドラクエだとかポケモン系のゲーム例を通しての伝えやすさはあるよね、と思った。
後の、WeeklyOchiai シーズンいくつかにもつながってくるところは大いにある。
し、こういう世代のこういう人たちがもっともっと出てこなければいけない日本社会だと思う。期待はしたい。とね。
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これからの日本のためにアップデートするための本
ポジションを取れ。批評家になるな。フェアに向き合え。手を動かせ。金を稼げ。画一的な基準を持つな。複雑なものや時間をかけないと成し得ないことに自分なりの価値を見出して愛でろ。あらゆることにトキメキながら、あらゆるものに絶望して期待せずに生きろ。明日と明後日で考える基準を変え続けろ。
日本が好きなのはその衣食住が好きだから
祭りをどんどん増やしてアップデート
過去を検証。欧州 米国 テクノロジー 政治 教育 会社 仕事 コミュニティなど多面的に
時代の変革点ではビジョンと人材育成がキー
三つの戦略
企業経営、アーティスト、大学
欧米とは何か
明治の欧州、昭和の米国
欧州式大学は国家や教授の権限が強く少数
米国式大学は市場経済原理で教授が多い
日本の法律
刑法 ドイツ
民法 フランス
憲法 アメリカ
平等ではなく最適化を目指して臨機応変に
江戸
百姓というポートフォリオワーカー 多動力
西洋の二分法はアジアの価値観に合わない
個人より属する複数コミュニティ利益で判断
無理なく自然に働くワークアズライフ
中央集権は明治から 日本に向いていない
フットワーク軽く意思決定を小さくする
日本の意識を変えるための理解
1 国の成り立ち
2 過去50〜100年の変化
3 日本の持っている良さ
歴史、生産設備、金融市場はトップクラス
日本の統治構造
墾田永年私財法 土地を民が所有
非中央集権と士農工商のカースト
士 政策決定者、産業創造者、官僚
農 一般生産、一般業務従事者
工 アーティスト、専門家
商 金融、会計のビジネスパーソン
二子玉川
自然発生的には生まれないシナリオの街
ディズニー
信仰に近いメディア操作の消費者
超拝金主義
給料ではなく役員報酬でモノを考える
テクノロジーは世界をどう変えたか
20世紀の工業デザインという概念
バウハウス マスメディア 大量生産
21世紀の生産技術 3D CAD
個々人にカスタマイズされた製品
AIは個人化するインターネットの関数
労働の問題
特定の時間で労働を終わらせることに終始
均質化に向かう教育をやめる
機械化出来ることをやめる
ロジカルに話せれば英語はいらない
土地価格の変化 空間の変化
自動運転で路線価の意味がなくなる
移動のハブ空間を魅力的に アウトレット?
車は寝室やオフィスになる
自動車企業がライフスタイルブランドへ
5Gか2020から東京で
空間伝送が画期的に変わる 会議の形
日本再興のグランドデザイン
人口減少社会のメリット
1 高齢化による人手不足で急激に機械化
2 少子高齢化のソリューションを輸出
3 教育投資 子どもに対する投資が社会善
10年スパンの戦略を考え抜くフェーズ
政治
リーダーの条件
1 弱さ 共感性の高さ 足りない能力は補完
2 意思決定と実務権限をわける
3 後継者ではなく後発を育てる
教育
1 ポートフォリオマネジメント
利益を生む仕事とコストのかかる仕事
まずはひとつの専門性を掘り下げる
2 金融的投資能力
アートを学ぶ 作法や価値を学ぶ
サロンで学ぶ
ニュースピックスアカデミア
会社 仕事 コミュニティ
ストレスマネジメント
ワークアズライフ
時間で切ることのナンセンス
キャリアプランとしてのベンチャー
囲い込みの概念は無駄
自分探しよりできることから
まずはやってみる
評価は嬉しい
やりたいのか、ただできるだけかを区別
貧富の差よりも文化的な資本の差が問題
私塾の立ち上げ
産業と教育が一体となる生態系をどう作るか
今、学生に投資すれば学生と共に自分も育つ
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落合陽一氏の本は、大学自体に研究を真面目にやらなかった自分に読ませてやりたかった。いや、まだ遅くはないはずだ。
ひさびさに学習モチベーションの上がる本である。
彼の考え、方向に激しく同意。今は、単なる会社員である自分だが、もっと拡大していきたい。そう思わせてくれた。
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結局高度成長の正体とは、均一な教育、住宅ローン、マスメディアによる消費者購買行動
百姓とは、農耕主体の社会において、100の細かい別々の仕事をしているということ
5G 2020年東京でスタート
人口減少と少子高齢化 大チャンス
1.自由化、省人化に対する打ち壊し運動が起こらない
2. 輸出戦略
3.人材の教育コストを多くかけることができる
2060 中国は日本並みに高齢化
日本は機械親和性が高い
スマートホン経由でnewspicksのアプリに月額1500円払っても、3割は自動的にアップルやグーグルに払われる
2024年 中国のGDPがアメリカを超える
2022 インドの人口が中国を超える
2035 インドがGDP トップ
自動化を進める、文化的に優れた国にする どうすれば東京が東洋のパリになれるかを必死に頑張ったほうがいい
西遊記の天竺はカルカッタ
リーダー 2.0
1弱さ、共感力 すべて自分でやらない
2 意思決定の象徴と実務権限の象徴は別で良い
3 後継者でなく後発を育てる 自分を次ぐ人ではなく、新しい会社やジャンルをつくっていく
英語が話せる中身の薄い人の化けの皮が剥がれる
英語 ゲルマン動詞(let,make,getなどの不規則動詞)はつかわない。ラテン語動詞をつかう
副詞をやたら並列させないで、正しい位置にいれるなど、係り受けがわかりにくい文章にはしない
接続詞
「今ある選択肢の中でどれができるかな、まずやろう」
ベキ論で語る所、ベキ論で語るべきでないところをきちんとわける
するべきこととやりたいことをわける
「自分がそれをしたいのか」、それとも「自分がそれをできるのか」「するべきなのか」の区別は絶対につけたほがいい
「手を動かせ、モノを作れ。批評家になるな。ポジションを取った後に批評しろ」
「ポジションを取れ。批評家になるな。フェアに向き合え、手を動かせ。金を稼げ。画一的な基準をもつな。複雑なものや時間をかけないとなし得ないことに自分なりの価値を見出して愛でろ。あらゆることにトキメキながら、あらゆるものに絶望して期待せずに生きろ。明日と明後日で考える基準を変え続けろ」
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人口減はネガティブなことではなく、ロボットで置き換えやすくなるため、日本には大きなチャンスがあるという論旨は分かる。
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最近話題?の落合陽一さんの本
欧米、日本、テクノロジー、政治、教育、働き
などの観点から、現状と未来について網羅的に書かれている
読む人によって気になる点が変わりそうな本
変化の激しい、変革を迎える時期にある現代
未来をどう思い描くか
そのために自分に何ができるか
そういうことについてのヒントを得ることができる本
網羅的であまり結論を出すのではなく、
問題点を挙げるような感じで書かれていて
具体的なテクニックやスキル、方向性が
しっかり書かれているわけではないので
読むたびに、読むタイミングによっても感じ方が変わる
この本をきっかけに、自分のビジョンを持って
他の本を読んだりするといいと感じた
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・高度経済成長の三点セット
均一な教育、住宅ローン、マスメディアによる消費者購買行動。演出された幸せと成長
・TOYOTAの車を作るのには向いていた日本の教育
今や時代遅れになりつつある
・指数関数的成長にとって、すべての点は、いつでも始まったばかりだ
・公平にこだわり、平等にこだわらない日本人
・個人のためではなく、自らの属する複数のコミュニティの利益を考えて意思決定する。
それを技術的に解決する手法として人工知能や統計的判断
・愛は情熱的な感情。絆はステート。
・IT鎖国して栄えた中国スタートアップ。
・大化の改新、大和VS出雲
官僚制度の期限としての律令制
墾田永年私財法で土地を永久に所有
・限定チャンネルによる地上波テレビが
幸せ幻想を作り出した
・技術と美術が一体化した日本
掛け軸も、テクノロジーである
・電気製品と自動車が大量生産方式になったことで「デザイン」と「マス」の概念が生まれた
・近代がタイムマネジメントを生んだ
・技術のオープンソース化とパーソナライズ化
・テレビがどこでもつながる国だから、
携帯もつながってほしいと思う日本
・高齢化と少子化はチャンスである
・トークンエコノミーで、ビジョンの強さで資金集めができる。地方に向いている
・デジタル商品のほとんどがシリコンバレー経由だから、景気が良くなった気がしない
・リーダー2.0の条件としての「弱さ」=共感性の高さ
そして、後継者よりも後発ビジネスを生めること
・百姓化する日本人、
ポートフォリオ・マネジメントと金融的投資能力が必要
・タイムマネジメントではなく、ストレスマネジメントを。
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天才と評されるが、まともな事を、分かりやすく表現するのが上手い。また、人口減少社会をポジティブに捉えることにより、明るい未来を提示してくれたのは嬉しい。
ちなみに、20代の頃は親父さんの作品をほぼ読んだなー
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日本の会社は社会。だから過労死するほど働いてしまう。
西洋的なワークライフバランスでなく、ワークアズライフ
日本は他国に比べて、とても拝金主義。
お金を持ってる人がえらい世の中になってしまっているが、モノを作り、生み出す人へもっとリスペクトを。
ポートフォリオで考えられる力、
自分のしたいこと(自分探し)でなく、自分がまずやれることを始めてみる。
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教育のくだり、耳が痛い。高校がつまらない、という落合陽一さんのいうことはよくわかる。高校のリベラルアーツはうまらない。学んでもアウトプットの場が、テストっていうのが今までの高校。前任校では商業科目とコラボして、アウトプットに社会との接点が持てたけど…。普通科で横持ちでないとなかなか周りと協調しながらやっていくのは難しいんだよなあ。
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20180303 最近の社会情勢に付いて何となく感じていた違和感の答えがおぼろげながら感じられた。自分もまだイノベーターとして生きていける可能性についても考えさせられた。とりあえず自分なりの百姓を目指そうと思う。