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私的バイブル的作品。改めて読み返しても非常に面白い。
ただ、物理的に非常に読みづらい。上質な紙を使っているのだろうが、それが却ってページを開きづらくさせている。価値をつけるのは結構だが、読むという機能を損なっては意味がなかろう。
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面白かった!
Fateから入ったけど、予備知識無しでもかなり楽しめると思う。
設定とかは難しめかも…?
映像でも見てみたいなぁと思った。
ラストは普通に泣きました…
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「面白そう」と手に取ってみたが、読み進めることが出来ずに詰んでしまっていた。
『章ごとに時系列が前後する』
という、この作品の特徴を察することができなかったためだ。その点を意識してからの本作は、むしろその特徴がとてもおもしろかった。一気に読み進めた。
設定や世界観は他のTYPE-MOON作品とも一部共有しており、そのためか奥深く複雑である。
作中では、その独特な世界を丁寧に、しかし自然に解説してくれていた。
『現代日本、現実という身近な舞台』
『常識では測り得ないなにかが蠢いている、非現実的な異界』
対極にある二つの世界を結びつけるために、その中間にあたる『オカルト』の要素をふんだんに散りばめていた。
本作には、こういったきめ細やかな趣向が凝らされており、物語の現実的な存在感を強めている。
「小難しそう」「『伝奇小説』とは?」「TYPE-MOON知らない」
と身構えることなく、気軽に手に取ってほしい名作。