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今回は学園に重きを置いたストーリー。
ここ最近のシリーズに比べると、
図像がかなり絡んでいて、興味深かったです。
主人公のキャラに慣れてきた、と
前作までの感想に何度か書いていたのですが、
この性格で高校生になじむのは……
かなり無理があるような気がして、
今回ちょっと苦しかったような気がしました。
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千景がだんだんと周りに馴染んできていて、友人もできて、友人というものがなにかを知って、少し成長が見えた!なんとなく嬉しい気持ちになりました。あとカゲロウの正体にわくわくどきどきしました!
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シリーズ第5弾。
絵画コンクールを目前に控えた美術系の高校で、生徒の自殺未遂が起こる。
絵が消えたり、絵の呪い現象が起きたりと、絵に絡んだ事件も発生。
千景は編入生として学校に潜入し、調査をする。
同世代と付き合うことがなかった千景が、当たり前の高校生活を経験することにより、また成長していく。
今回のテーマになる絵ももちろん実在するもので、私も好きな絵。
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毎回、どの画家にスポットライトが当たるかが楽しみな作品。絵画に詳しくないので、谷先生の小説を読みながら画家の名前を検索して、鍵となる絵を見たりするのが楽しいです。
今回は、クラーナハのユディト。
前にも書いたような記憶があるのですが、谷先生は可愛い女の子、ではなく、女の子が憧れる女の子、を描くのがとても上手だと思います。千景の古風な物言い、美少女なのにそれに重きを置かない性格、少しずつ成長していく姿。
ストーリー的には、最後の最後でどかんと爆弾が落とされた感じです。そうか、そういうことか!だからあの人は!と頭が回転するので、これを読んだ後にブリューゲルの庭園の本を読むと、また違った印象を抱きそうです。
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異人館画廊の近くの高校の美術部で少女が自殺未遂。そしてその子が作品が消えた。
呪いの絵画を描くという噂だったので千景が転入生として潜入調査。
今回は久しぶりに図像術が前面に、そしてあの千景が高校生にっていうことで、今までとはテイストが違う感じ。
そしてカゲロウさんも姿を出してきました。
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待望の5巻目をようやく読破。
千景ちゃんの制服姿が見たいなぁと思ってたので、潜入とはいえ高校編入ありがとうございます!
二人の関係に大きな進展はなさそうだけど、千景の失われた過去が徐々に明らかになっていく。
相変わらず、京一兄さんは頓珍漢で透磨にいいように使われてて、何だか和む。
キューブのメンバーはもちろん、登場人物たちから目がはなせない。
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シリーズ5作目。
主人公、此花千景、女子高生になる!
今回の絵画は、「ユディト」。
「ホルフェルネスの首を切るユディト」にまつわる呪いを解き明かす。
高校三年生を対象にした虹展。
これに入選すれば、輝かしい未来が待っている。
しかしそれに水を差す出来事が。
呪いがかけられたのだ。
それを行なったとされるのが、飛び降り自殺を図り、未だ目覚めぬ山際由美。
そして彼女にそこまで思い詰めさせたと思われる、疑わしい人物は三人。
クラスメートの坂井有紗、海野カオリ、有紗の彼氏、誉田裕也。
誰かが嘘をついている。
一体誰だ。
本筋と離れるが、透磨は嫉妬し、裕也に「チョウチンアンコウと同じレベルです」(110頁)と言ってのける。
大人気ないが、冷徹に見える透磨の仮面が剥がれた瞬間に、ついニヤニヤしてしまう。
「近くにいたいけれど、彼女のそばに自分の居場所がない。なら、むりやり場所をつくるしかない。彼女にとって不快な場所になっても、そこにしがみつくしかないんです」(214頁)
裕也も透磨も不器用で愛おしい。
でもそれにしたって、千景は気づかなさすぎる。
少女漫画(本作は漫画ではないが)の主人公の王道パターンだけれども。
ああ、もう!
悶々としながら、この二人の行く末を見守ろう。
千景の記憶が取り戻される日はいつなのか、そしてどうして絵が下手なのか。
秘密はまだ、明らかにはなっていない。
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異人館画廊シリーズの5作目。飛び級で大学を出ている千景が調査のためとは言え高校に編入する話。
作中に出てくる絵を調べてみたら、なかなか怖い絵だった。
徐々に、本当に少しずつだけれども全体の謎が分かってきている。千景の過去の事件やそれにより記憶を無くしてしまっているせいで、透磨は千景に近づけないでいるのがもどかしい。2人とも明らかに惹かれあっているのに!!
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千景さんが高校に潜入、大学生のカゲロウさんが姿を現したり、透磨と千景さんの間に通う感情の変化にもワクワク、二人の関係がどう進展していくのか?千景さんの失われた記憶は戻るのか?と千景さんの絵を描く才能の開花にともなって図像術の復元は可能なのか?次回作が楽しみ!
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なんだか色々な人の考えがごちゃごちゃになって難しく感じた。最後になってすっきり終わって良かった。
2人の関係がこれから先どうなっていくのかとても楽しみ。
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久々の新刊。千景は少しずつ変わってきている様子。同世代と一緒にいる様子は新鮮でした。なかなか進展しないのは良いんだけど、もう少しキュンキュンポイントがあったら良かったのになぁーと思ったりしました。
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図書館で借りて一気読み。
主人公も徐々に変化が見られてきていますが、まだ次作が出てないことが残念!
何巻くらいになるのか気になります。
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ついに最新刊まで追いついてしまった!
これ、割と刊行ペース緩めみたいなので続きが気になる。
高校生限定のコンクールに出品されたはずの絵が紛失し、絵を失くした生徒が自殺未遂を起こした。
千景はその学校の編入生として学校に潜り込み、調査をすることに。
そこで彼女は、自分が経験してこなかった"普通の高校生”としての生活を経験する。
透磨との距離もまた少し縮まり……縮まるがもどかしい。。。
けど、透磨はもう「そこ、グイっと踏み込んじゃえよ!」って気になるな……。
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読了。シリーズ5作目。今回の大きな進展はカゲロウさんの正体が見え始めたこと。まだ完全にわかったわけではない。千景の過去の記憶や誘拐事件もまだ解決はしていないので、続編を待つ楽しさがある。
話は今までと同様、図像術を使って描かれた画をめぐる内容で楽しく読める。
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「消えた絵画」
ある筈のない物と自殺未遂。
彼女がどう関係しているのか分からない事だらけだが、いじめがあったという事だけは事実だろうに彼は大事に学園の為にも大事にしたくないのだろうな。
「少女たちの園」
教員までもが上下関係から。
芸術の世界では自覚は無くとも気付かぬ内に優劣が着くものではあるが、教員自ら苛めのきっかけを作るような対応は少しおかしくないだろうか。
「呪いと誘惑」
早退したはずが帰宅しない。
今回ばかりは相手に対しては少し言い過ぎかもしれないが、今回ばかりは彼女の望みよりも襲われたのに誰にも連絡せず遊んでいた彼女に非がある様な気がするな。
「ルクレティアの悲劇」
呪いを解くためには証言を。
彼をどんな言葉で誘い出したのか分からないが、あれだけの情報で絵画の呪いのせいかを直ぐに導き出すなんて不可能に近いだろうに。
「ユディトの戦い」
彼女が成し遂げようとした。
どれだけ彼女の話を信用出来るか問題ではあるが、少なくとも絵画をあの場に持ち込んだ犯人であり彼等に復讐したいという動機もある事が分かったのは大きな収穫だな。
「鏡に映る姿は」
全ての元凶は呪いを受けて。
彼は芸術を教える身として最低な行いをしてきた自覚が心のどこかにあったからこそ、あの時偶然完成した贋作を見て発狂し飛び出して行ったのだろうな。