投稿元:
レビューを見る
世界でこれまでになくgender equalityが叫ばれているこの時代に、女性としてどう生きるかの一つの道筋を示してくれる一冊。著者は元undpのgenderチームで途上国のempowermentを担当していただけあり、データに基づく解説に説得力がある。
投稿元:
レビューを見る
会社の人が講演を聞きに行ってよかったよーっと貸してくれた本です。仕事柄、男女共同参画に触れる機会が多いのですが、すべてがメモしたくなる内容でした。
何より、元国連職員で現在は二児のシングルマザーでフリーランスである著者の、多様な経験に裏付けされた聡明な勇姿に勇気づけられる。
大崎さんは確かにすごいキャリアだけど、私達にもできることはいっぱいある!逆に、ジェンダー平等度ランキングで114位の日本では、改善の余地や成果材料がゴロゴロしてる。
以前友達が子供の進学について「娘は気楽だけど、息子は大変だよね、男の子だし」って言ってて、はぁ??とかなり意味不明と思ったけど、そんな思考のもととなる片鱗が日本の社会にはあちこちにあるんだな、と答え合わせができた気がする。
関連サイトなども沢山紹介されていたり、自分のエンパワーメントをどう高めてくか、どう生きるか充実した内容となってます。
投稿元:
レビューを見る
これからの時代の「ワーク」の考え方に勇気付けられた。妊娠して働き方が変わったことに、自分で決めたこととはいえ悶々としていたけれど、今はバランスを考える良い機会なのだと前向きに考えられるようになった。
これまでは4つのワーク、有償の仕事・無償の仕事・ボランティアや地域活動・創造的な活動のうち、有償の仕事(会社員)75%、無償の仕事(家事)15%、創造的な活動(プログラミングの勉強、各種ワークショップ参加、読書など)10%くらいだったのだけど、今後はボランティアや地域活動を始めたいし、創造的な活動の割合を増やしていきたいなと思う。
前向きに元気になれた本!
投稿元:
レビューを見る
第1章 エンパワーメント―働くミレニアル女子のライフ・プランニング
第2章 クリティカル・シンキング―人生を自分でプロデュースするための基礎力
第3章 レジリエンス―賢く、生きるために「今」やっておきたいこと
第4章 ジェンダー・バイアス―日本の「女性活躍推進」の壁とこれから
投稿元:
レビューを見る
「サンデーモーニング」(TBS系)のコメンテーター元国連職員・女性のエンパワーメントのプロが教える。自分らしく働きながら「WORK=LIFE」を叶える。女性活躍推進、働き方改革…「仕事に、育児に、偏らない」生き方の新提案。
エンパワーメントとは、「自己責任で生きる」ための術を身につけるのではなく、地域・社会と繋がり、色々な人たちと「助け合いながら生きる」「よりよい社会を築いていく」ための術を身につけることを提唱する考え方のこと。
エンパワーメントとは、UNDPのミッションである、「人間開発」そのものである。
投稿元:
レビューを見る
国連のエンパワーメントについての考え方、workの4つの領域、キャリア構築の仕方など、類書にはない視点が参考になった。挙げられている書籍や組織、方法も細かくて、この本を通じて少しでもエンパワーメントしたいという趣旨がわかる。一歩を踏み出しやすくなる一冊だと思う。ただ、自民党政権の施策に対して肯定的である一方で、フェミニズムや女性学といった草の根の活動については一切言及がなく、少し偏っているなと思った。
投稿元:
レビューを見る
国立女性教育会館 女性教育情報センターOPACへ→https://winet2.nwec.go.jp/bunken/opac_link/bibid/BB11401112