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投稿者:900 - この投稿者のレビュー一覧を見る
毎年読み、一年後もう一度今年を振り返る意味で読み直しています。
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今年も読んでしまった、大前研一「日本の論点」シリーズ。
全体を通して言えるのは、日本の政治、企業に最終的な大局観を持っていないように感じる。
将来、どうあるべきなのか。そのために現在、どうするべきなのか。
小手先の弥縫策ばかりを連発して乗り切っても、最終的には取り返しのつかない没落を招いてしまう。
最たる例が、幕藩時代の線引きで作られる国内空港だと思う。
青森県の南部藩の三沢空港、津軽藩の青森空港と明確に分かれる。
同じ富山県でも富山市は富山空港を使い、高岡市は遠くても前田の空港である小松空港を使っていたと親父が言っていた。
アメリカファーストに突き進むトランプ政権、ブリグジットに進むイギリス、そして日本の周辺では北朝鮮がミサイル実験を繰り返し、韓国とは慰安婦で未だに揉め、その間に中国が太平洋の覇権国に突き進む。
日本はどうあるべきか。
そのビジョンを持たないままの日本は、羅針盤も地図もないまま荒れ海を航海しているようなものだ。
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お友達か思想信条かイエスマン
自分と意見が違う人
独仏の良好な関係
この国を変えるのは自分だ
稼ぐ力はトップのビジョンと判断力
経営力、金はあるが
海外の会社をマネージメントできるグローバル人材を20年にかけて育てる
稼ぐ力には間接業務の生産性向上。定型と非定型に分ける。非定型はクリエイティブで思考の深さと効果の問題。何時間かけてもやるしかない。人員4割カット。
組織が緩んでも技術あり。
大衆車で量を稼ぎ、ハイエンドで利益を稼ぐ
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年のはじめに今知っておくべき世の中の動きを、ざっくり理解することができる。社会人の基礎勉強の手始めにオススメの本。今回は一気に読み進めたので頭にしっかり入れることができた。プレジデントの原稿の再録だから、1年以上前に書かれたものもある。
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毎年恒例新年に読む本ということで大前さんの日本の論点。日本と世界の今を俯瞰的に掴むには本当に良書だと思います(2018.01.10ごろ読了)
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毎年読む社会の本。日本は可能性がいっぱい。でも変化をしないから終わる。「どう変化するか」それだけ。
話題はもう毎年変わらなくなってきている。とはいえ、それが変わらないってのは、日本社会が変わっていないからである。もし日本が新たなことにチャレンジしてたら、大前さんがそれを批評しているはず。
この一年で日本がしていたことと言えば、不倫のゴシップとモリカケの噂だけ。
もう日本が進まないのは、やばい。
とはいえ、日本は大きい国家だから動きが鈍いのもしょうがない。個人で動くしかない。
老人は動かない。だから若者が勝手に動いていけないイ。老人の顔色を窺おうとするからいけないんだ。無視することが大事なんだ。
もっと日本に自分勝手にやる流れが生まれればいい。ホリエモンみたいな自分勝手がほしい。とはそういうこと。
そういうやばいやつは使い捨てでもいい。変化がほしい。
トランプの話で、プアホワイトが勘違いしてトランプを当選させた話が気になった。
プアホワイトが貧しいのは中国やメキシコの低賃金労働者のせいじゃない。グローバル企業の産業空洞化のせいである。トランプはこの矛盾をどう埋めるか。
雇用の創出と言えば、戦争である。例えば、北朝鮮情勢を緊迫化させて、日本に武器を売り込むようにするとか、、、それでアメリカの軍需産業を活性化させて雇用を創出するとか…。やばい気がする。その前に日本が自前で武器を作れるようにならないといけないと思う。でもなぁ。
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本書ではビジネス・ブレークスルー代表の大前研一氏が経済、外交等日本を取り巻く様々な題材をテーマに意見を述べている。
連載コラムを編纂直したものであり、分量、内容ともに簡潔。意見そのものというよりは視野の広さ、発想のネットワークの大きさがためになった。
メモ
・商品には左脳型商品(本、dvd)、右脳型商品(服、ジュエリー)がある
いまや右脳もバーチャルで体験可能
・太陽光は日照時間の長い山梨県でさえ平均稼働13%
・ゴーンは利益相反、あえて三菱株をまだ保有しない
・スウェーデンは主要銀行6行が共同開発したswishによってキャッシュレス化
・ラストワンマイル
・ハブ空港
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いつもながら新年に向けて、課題の整理が素晴らしい
しかし安倍政権・トランプ政権の持続にはやや諦め感
安倍総理には器がない「改革者になれない」(最初の論点)
小池百合子 前原代表も同じ
目の前の課題には対応し、演出を行なうが、
全部足してどういう国をつくりたいのか全くビジョン出て来ない
「キャッシュレス」のインパクト(150)北欧・エストニア
信用コスト不要で クレジットカード不要へ
税理士・会計士不要
税務申告が不要 自動化
→ホワイトカラーを一掃する コストの大幅削減
管理職も一掃へ
日本にとっては「革命」
企業の稼ぐ力=経営トップのビジョンと判断力
日本の「稼ぐ力」を高める
「間接業務」の生産性を高める コンプラ疲れ 管理業務の肥大化
非定型業務 企画 事業計画 非常時計画
定型業務 AI
ラストワンマイルの一元化
農業改革 オランダ 農協の株式会社化(過半数で意思決定)+アグリテック
ex五大食品会社「ダノン」仏の農協 買収して拡大
電力会社
東電監視委員「もう再稼働はない前提で考えろ」
廃炉業務に優秀な若い人材は集まらない
2016年時価総額上位 新しい企業ばかり
アップル
クーグル
マイクロソフト
バークシャ
エクソン
アマゾン
フェイスブック
北方領土は戦勝者ソ連のもの 民政と軍政の分離
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少々読むタイミングが遅かった。
しかし、このころの予測が現実はどうか、という視点からはおもしろかった。