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好きなタイプの ”気持ち悪さ” ではなかったなあ。
この後から年老いるまでの彼女が空白なのは、どういう意図なのか。
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めちゃくちゃ面白かった!アイリーン、いわゆる拗らせ喪女なわけだけど自分との共通点が多くて吐きそうになった。(例:氷柱が落ちてきて刺さって死ぬ情景を何度も何度も夢想するところとか)
物語は三回転くらいするから先が読めないしミステリ?ぽさもあってぐんぐん読んじゃった。
主人公のイタい部分やズルい部分を赤裸々に描く感じ、若干のミランダジュライみを感じる。でもこっちの方が「今はそんなこと、ないけどね(ツン)」な態度を描いてるのでそこが私はあんまり好きではないかな。でもえぐられます。
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良かったよ。アメリカの土臭い生臭い感じがよく出てて。作者はイランとクロアチアのハーフですって。わかる気がする。当たり前に都会で健康的に生きてきた人間には、土地の空気やら情景やらかぎ分けられないのよ。
話。アイリーンと言う名の24歳の女性。アル中で退職した父親が家にいる。両親が毒親で、姉は奔放に狡猾に自由に生き、次女は女性が興味を持つ事柄に目を伏せ、街を出ることを生きる上での希望にしている。街の名前がXヴィル。ああリアル。リア充なんてほんとに少数だよ。仕事でくる腐女子マンガ、萌えマンガの多いこと!
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「これはわたしがどうやって姿を消したかについての物語だ」
読者にそう語りかけてくる、グッとくるつかみはあるけれど
ミステリーとして読むとややスロー。
翻訳があまりこなれてない印象を受けた。翻訳が違えば違った印象になったかもしれない。