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古事記と日本書紀がどういった書物なのか理解出来ました。特に神様と天皇の関係図がなかなか理解出来なかったのですが、キャラクター化されていて関係図もあるので分かりやすかったです。
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借りたもの。
『古事記』と『日本書紀』から古代日本の成立のあらすじをあっさりと特集。
えのきのこ氏のイラストで、何だかドロドロなゴシップ感が強調されている気がする……
まじめに掘り下げるというよりは触りだけの内容。
えのき氏の漫画で紹介した内容が、次ページで文字おこしされているだけのような内容で残念。『古事記』『日本書紀』に書かれていない、渡来人の影響や交易があった可能性、征服・被征服の力関係についての考古学的考察はない。
権力争いが絡むと、義などぶれるから仕方ない。勝てば官軍だし。双方、何かしらの落ち度はあるし……
成立や大まかな歴史、ゆかりのある神社への言及は、出雲大社と伊勢神宮を大きな写真で紹介しただけだった(それ以外は小さな写真)。
唯一の収穫は、『古事記』と『日本書紀』の収録範囲が違うのは知っていたが、『古事記』が国内向けで、『日本書紀』が大陸の人向けだったということを初めて知ったことだった。
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さっくり読めそうと思ったのとKindleで0円だったのでお試しに。
まずは古事記のエピソードを解説して、次に古事記と重なる日本書紀のエピソードを解説。さらに古事記にはない日本書紀の内容を紹介している。記紀を横断的に知ることができておもしろい。両者の具体的な内容の違いもわかる。
簡単にエピソードを知ったので、いよいよ岩波文庫に臨むときがきたのかもしれない…各エピソードの主人公(神様)にまつわる神社が小さく紹介されているのもいい。