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鳩の撃退法 上 みんなのレビュー

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みんなのレビュー87件

みんなの評価3.6

評価内訳

80 件中 1 件~ 15 件を表示

紙の本

良い本です

2024/02/28 19:47

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:a - この投稿者のレビュー一覧を見る

どれが本当でどれが嘘なのか、どれが現実でどれが作り話なのか。あっという間に読み終えた。映画も良いですよ。

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紙の本

面白い!

2021/10/25 17:50

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:すねよし - この投稿者のレビュー一覧を見る

冒頭からの物語への引きこみにまんまと乗せられて、分厚い本ながら楽しめた。回りくどい会話が鏤められているところがこの本の長所でもあり短所でもあるところ。

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紙の本

津田伸一復活! 渾身の一作 !! …?

2018/07/23 11:26

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:遊糸 - この投稿者のレビュー一覧を見る

扉に一行

この物語は、実在の事件をベースにしているが、登場人物はすべて仮名である。僕自身を例外として。
                   津田伸一

 なんともヒトをくった一頁だ。
物語の冒頭は...
 幸地家の幼い娘は父親のことをヒデヨシと呼んでいた。ーー

 その幸地家で一波乱があり、幸地秀吉の物語と思いながら読み進めていくと……。
 彼が仕事帰りに立ち寄ったドーナツショップで一人の男と出会う。その相手というのが、そう、それが津田伸一で、この物語の語り手であることが明かされる。
 津田伸一、今は女の部屋の居候で、デリヘルのしがない送迎ドライバーだが、かつて直木賞を二年連続受賞した(?)という噂の、元作家だ。持って回った物言い、言葉や事象に対するこだわり方で周りの人をイライラさせる続けるが。
 読者は、登場人物たちとは赤の他人で、他人事として読むからイライラしない。彼らの会話が楽しめる。一言ひとことに笑える。面白い。このあたり実に、うまい。
 津田は、予期せぬうちに事件に関わるどころではなく、その中心に巻き込まれていく。
 「鳩」とは何だ? 何の隠語だ?
 やがて、物語のなかで津田は小説を書き始めるが、それがこの小説(?)となり、彼は書き続け、語り続けていくことで、この小説が完成に向かっていくのである。
 そう、これは推敲前の描写だったり、書いてはみたが気に入らず削除されたり、する訳だ。

 読者は、一体、何を読んでいるのだろうか?

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紙の本

あらためて凄い作家だ、佐藤正午

2018/02/28 11:15

1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:kinya - この投稿者のレビュー一覧を見る

かつては直木賞も受賞したと噂される40代の小説家 津田伸一が主人公。不倫など数々の不祥事を起こし、地方都市にてデリヘルの運転手で糊口を凌いでいる。ある大雪の夜、ドーナツ店で出会った男と会話を交わす。翌日、男は妻子と共に忽然と姿を消す。その1年2ヶ月後、親しくしていた古書店店主から形見のキャリーバッグが津田の元へ届けられる。中身は数冊の絵本と古本のピーターパンと3,403万円の現金。ところがその中に偽札が含まれていたことが判明。「神隠し」と「偽札」。この2つの事件をモチーフに再び小説の執筆をはじめた津田。以来、彼の周辺で次々と事件 が起こり、裏組織から逃れ、東京中野へ高飛び。バーテン見習いをしながら、Macbookに向かう津田。やがて自身がその小説の最重要人物になっていることに気づく。騒動の核心と小説が重なり、過去と現実と虚実が行きつ戻りつしながら、その境界が徐々に決壊していく。あるひとつの行為が、巡り巡って事件を引き起こし、それに連なる人間を次々と結びはじめ緩慢な円環を成していることに気づかされ、物語は終結に突き進んでいく。

読者は作中の出来事=実は主人公であり小説家の津田が描いたものだったという、所謂「メタフィクション」の手法で、本書が紡ぎだされていく過程と事の成り行きを同時進行で読み進めていくことになり、読者側も次第にすっかり惑わされていくという奇妙な読書体験を味わえる。

複雑かつ巧緻な構成、スリリングな展開、随所に張り巡らせた伏線、鮮やかな回収、クスッと思わず笑ってしまうユーモアの妙…にぐいぐいと引き込まれ上下巻千頁超の大作なのに、あっという間に読まされ、読後感はしばらく陶然状態が続いている。

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2018/01/11 08:14

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2018/01/25 18:17

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2018/04/18 00:33

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2018/01/28 22:58

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2018/01/29 22:50

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2018/03/04 19:43

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2018/08/05 00:34

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2018/02/09 11:22

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2018/03/08 13:34

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2018/05/27 20:37

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2018/02/20 07:30

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